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おかしなはなし

小さい頃から、甘い菓子が好きだった。
一時期はまりすぎて、お菓子工場の人になりたいと思ってたほど。
と言いつつも、一番これが好きというものはなかったが、まんべんなくどれも好きだった。
小さい時は、質より量が大事だったんだろうなぁ。

自分の家はお小遣い制度はなく、お菓子を買いにいと親に告げたときに、300円ぐらいを貰って近くの駄菓子屋に行っていた。スーパーだとすこし高くなるからその駄菓子屋は、子供のの頃の自分にとっては何より大切な場所だった。

だけど、ある日その駄菓子屋がつぶれた。
何の前触れもなく。

安く仕入れる場所をなくした自分は、仕方なくスーパーで買うことにしたけど、やっぱり前より量は減ってしまった。そこで自分はお金を稼ぐごうと思い家事のお手伝いをしていた。皿洗い、掃除、洗濯、ありとあらゆるお手伝いをこなしたあと、大事な給料について親に相談する。

実際に、お手伝いさんを頼むといくらかかるのかをネットで調べて、自分がどのくらいのクオリティでそれをこなせたかを客観的に説明をしてやっとお金がもらえるシステムだった。10円20円くらいしかもらえないけど。

そして、やっとの思いで500円ぐらいたまった時、あることに気づいた。親はもっとしんどい思いをしてこの500円を稼いだんだと。

そう思った自分は、その500円を使っていっぱいのお菓子を家族で食べましたとさ。

めでたしめでたし。

とまぁ今日はこのくらいで終わろ。
そいじゃ。

がんばろう地球人。


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