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この世で最も怖いもの

昭和のおばちゃんが日々見聞きしたこと感じたことを昭和目線で独りごちます

大阪から帰って来る娘からのLINE

見ての通り深夜すぎ…寝過ごして次の駅まで行ってしまったらしい
時間が時間だけに

と言いたいところを我慢して

寝ていた夫を起こし 迎えに行ってもらう

というのも 次の駅というのは無人駅の上に周りには何もなく当然タクシーなど拾えるはずもないような田舎駅だからだ

すると娘からまたLINE

歩く?

えっ?そんな近かった!?大阪環状線じゃあるまいし…と思いながらも父が行ったので待つように伝える

その後無事に帰ってきた娘に
「歩くって 歩ける?」と聞くと、
「徒歩1時間半ってでたから」

徒歩1時間半!?

それを歩こうたぁ なかなか見上げだ根性
だ 我が娘よ
「いやいや そんなん危ないやんか」というと
「鹿とかが?」(娘)

鹿?! 

いやいや 鹿なんか怖くはない 大体人間に向かってくる鹿は奈良公園の鹿ぐらいだ
「ちゃうちゃう お嬢ちゃんどこまで行くの 乗せてったろか?って引きずり込まれたらどうすんの   この世で一番怖いのはおばけとかちゃう 生身の人間やで 」
と あんな時間帯に歩こうなんて
思ったらあかんで と娘を諭しておいた

次の日 「昨日 迎えに行ったとき 怖かったわー」と夫
「何が?鹿ひきかけたん?」(私)
ここらで深夜 車に乗っていて怖いのは鹿猪の飛び出しである 結構なダメージを受けても保険適応外になったりで思わぬ出費になることもあるからだ
すると夫
「ちゃうちゃう おばけ 」

思わず聞き返す

「なんか行くとき道にちょっと迷って 真っ暗な中 カーブ曲がったら出てくるんちゃうか とかめっちゃ怖かった…」とのこと
なんでも最近ユーチューブで怖い動画が目に付くらしい それにしても55歳のおっさんの言う事か?!
まあ この世で一番怖いものは人それぞれなんだろう…と独りごちるおばChannelであった







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