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学びの履歴①

オヤジブログ怪気炎 vol.186

音楽会に行くと演奏される方が、どの先生について学ばれたのか、プログラムで紹介されている。別に師匠から名前を載せてほしいと頼まれているはずはないので、むしろ師匠がその道の有名人や権威であればあるほど箔がつくということなのかもしれない。○○音楽大学の○○科を卒業されているというのもよく掲載されている。
少しひねくれて感じるのは、その先生から学んだことが演奏にどう活かされているのかが大切なのであって、当たり前だが同じ先生に付いていたからと言って、ハンを押したように似たような演奏スタイルになるわけではない。
なぜ、こんなひねくれたことを書いているのかと言えば、クラシック系の音楽会に目立つ話で、ポピュラー音楽のコンサートではあまり見かけないし、大先生の名前を出すことが少々権威主義的に感じてしまうからなのです。ひねくれすぎでしょうか?

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