見出し画像

つまらないものですが

今日は引っ越して数ヶ月の話。

その1


長女(5歳)「この前、『つまらないものをわたしたひと』がいたね」
母「つまらないもの?」
長女「おひっこしのときに、パパが『つまらないものですがごかぞくでよろしければおたのしみください』って言ってたよ」

・母の解説

長女の覚え方は独特で面白い。つまらないものを渡した人=ご近所で引っ越しのご挨拶をした人、という構図。
その後、ちょうじょは「ごきんじょのかた」というワードをおぼえた!(♪タッタラ〜♪)


その2

父「人に何か渡すときにはね、『これおいしいですよ』って言わないものなんだよ。謙遜っていうの。『つまらないもの』を贈っているわけじゃないんだよ」
長女「ふーん、そうなんだー」


(夕食前)
長女「パパー、ママー!わたしがつくったかぼちゃおいしいからぜったいたべて!!のこさないでね!」
母と父、顔を見合わせる

・母の解説再び

最近、長女は野菜の種を取るのが好きになり、八百屋でもかぼちゃやピーマンを買う。ピーマンの種とりは一瞬だが、かぼちゃは1/4個でもかなり大変なので、終わったときの達成感が違うらしい。
かぼちゃの種を取ったあとは母が引き取り、蒸かす。

自分が手伝ったものは沢山食べるし、家族にもすごい圧で押し売りをする。残っていると怒る。
まるで忍たまのアニメの食堂のおばちゃん状態である。

そんな長女に、つまらないものという言葉を使う意味を父が教えたが、本人は「おいしいものだったらおいしいよと言えばいいじゃない」派なので、納得はしていなさそうである。

父のあとは母が教える番だが、さてどうやったら伝わるのだろうか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?