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ピアノと向き合うその2

長女がピアノを習い始め多分?2年弱くらい。
そんな中、ようやく本物のピアノが家にやって来た。

電子ピアノも買わず、本屋のおもちゃピアノで練習し、発表会前はさすがにピアノのあるスタジオで時々練習してモチベーション維持、の日々が嘘のよう。

家にピアノがある。マンションだけど日中は音出せる規約になっている(ことを引越の際に確認済)。
サイレンサーもついている。
すなわち、いつでも弾き放題。

ちなみに昨年秋ごろの投稿はこちら。

毎日ピアノの練習は嫌だと言っていた娘が。

ごくまれにではあるものの、朝5時半に起きてサイレンサーでピアノ。
ごくまれにではあるものの、朝ごはんのあと余裕が出来たらピアノ。
大概帰ってきてご飯食べる前にピアノ。
保育園行きたくないデーも、外に行きたいと駄々をこねる代わりにピアノ。
休日も(以下略)。

折り紙でもピアノの折り方をいつの間にか会得。
気がついたら教わっていない曲にも手を付け。
和音を弾いては、CMのあの曲に似ていると喜び。
成長が著しい。

ここでふと思う。ピアノを習い始めるときに本物のピアノがあったら、本人はここまで自主的に練習していたのだろうか。

年齢も5歳となると、意思がはっきり伝えられる。ピアノを買う際も、予算は決まっているので親が誘導しつつも本人も交えて家族納得の上で購入するプロセスを踏んだ。
日頃はおもちゃピアノではあるものの、いつもと違う格好で人前でグランドピアノを弾き、「なんか分からないけどみんなの前でひくのたのしかった〜」の体験もしていた。

主に実家から、練習する環境も整っていないのに習い事なんて、とか、ちゃんとやるなら〇〇大学を出た先生じゃないと、とか、親が見てあげる時間もないのに云々、とかとにかくチクチク言われ、概ね右から左に流しつつ、わが家の教育の中での音楽の位置づけについて時に説明するなどやや面倒なプロセスも経て。
何となくピアノをお出迎えするのは今、としたのが、本人には良い影響を与えている気がする。

あとは、下の子(0歳)がそのうち弾きたいと言ったときに取り合いにならないか。
それはその時に考えよう。

大事なのは主体的な選択と、それを自ら自覚してやっていることなのだから。

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