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自転車同士の事故で幸い軽症だったもののいろいろ大変だった話 1

自転車同士の事故にあい、いろいろややこしかったので、その体験を記録として残し、同じような被害を受けた方の参考になれば幸いと思い、ここで公開させていただきます

【事故当日】
2024年1月某日、19時頃、自転車で近所のスーパーへ行った帰り道、見通しの良い歩道を走っていた。
すっかり日が落ちて暗くなっている時間帯であるが、外灯や店舗があるので、この辺りはそこそこ明るい。
歩道の幅は約2m、車道との段差&ガードパイプが断続的にあり、車道は片側一車線で交通量はそれほど多くないものの車同士がすれ違うとギリギリの幅なのでほとんどの自転車が歩道を選んでいる。

事故現場の概要

ゆっくりと歩道のやや左(車道)寄りを進んでいたら、前から自転車が来るのが見えていた。
前から来る自転車は、右(私有地)寄りを走っていたので、すれ違う10mぐらい手前でしっかり左に寄り、安全にすれ違えると思っていたら、すれ違う直前に突然こちらへ斜めに寄ってきて、え?と思った瞬間にハンドルの端にハンドルの端が強く当たってきた。
その衝撃でハンドルをとられバランスを崩した私は、そのまま車道側へ横倒しになり、地面で左臀部を強打し、車道の前方を見ると遠くに車のライトが見えて、タイミングが悪かったらと思いゾッとした。

痛みで自力で立ち上がることができず、事故の相手Aさん(30~40代くらいの女性)に支えられて、歩道から少しだけ入ったコンビニの敷地内へ誘導された。自転車は通行人の男性が移動してくれていた。
自分の自転車を支えにして、左足を動かさなければ右足でなんとか立っていることができた。
立ったままの状態で、Aさんから「本当にごめんなさい。一瞬よそ見をしてしまった。私の方がコケればよかった。骨折していなければいいけど。」などと言われ、警察や救急車を呼ぶべきかを聞かれた。
私は、買ってきた荷物(要冷蔵品含む)と自転車があったので、とりあえず家族に連絡し、車で来てもらうことにして、Aさんが警察と救急に連絡をした。
待っている間に、Aさんと連絡先、名前、住所を交換した。
Aさんは看護師をしていると言っていた。
歩道から8mほどの距離にあるコンビニの車止めに座らないかとAさんに勧められたが、動くと痛いし座れるかわからなかったので断った。
10分くらい経って家族が車で到着し、少し経ってから警察と救急車が到着した。
警察に事故の経緯などを伝えた後、Aさんから「病院代を払うので、またあとで電話します」と言われた。
その後、ストレッチャーに乗せられて、救急車で搬送された。
救急車は発動要請が多いらしく、通常より遠方からの出動で、病院も遠いところになる可能性が高いと言われたが、結果的には近隣の病院に運ばれた。
救急車内で怪我を確認した際に、手袋を外したため寒さで冷えて痺れていると思っていた右手小指はハンドルがぶつかった打撲痕と痛みがあった。

病院に着くと、打撲以外に熱も咳も無いのに、診察時にマスクが必要と言われ、付き添いで来てくれた家族がマスク(三枚百円)を買って付けさせられた。
左臀部と右手小指のレントゲンを撮り、医師から「とりあえず骨に異常はないようですが、強い痛みが続くようなら改めて診察を受けるようにしてください。痛み止めの飲み薬と湿布を出しておきます。救急ではこれ以上できる処置がないので、家に帰るか入院するか、どうしますか?」と問われ、痛みが強かったため、階段を上がる必要がある自宅へ帰宅できるか不安があり、家族にも迷惑をかけるので入院を考えたが、打撲であるにもかかわらず、血液検査、心電図等の検査が必要と言われ、余計な検査を受けることが嫌だったので、車椅子に座ったり、松葉杖(一万円でレンタル、返却時に全額返金)でかろうじて動けることを確認できたため帰宅することになった。
なんとかタクシーに乗り込み、家族のサポートでなんとか階段を上がり、自宅に戻ることが出来た。

帰宅後、Aさんから電話をもらい、謝罪と今回の事故に関する費用の支払いをするので金額を教えて欲しいと言われ、保険証無しで支払った金額(約3万円)を伝えた。
トイレに不安があったが、両松葉杖で5cmくらいずつ移動してなんとか自力で行くことができた。
痛いので布団を被ることが難しかったので、毛布だけにして暖房をしっかりつけてなんとか就寝できたが、痛みで寝返りをうつことも難しかった。

2へつづく


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