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赤い器は美しい-茶臼岳-

"山に登るなら百名山を知っておこう"

昨年そう思い立ち、日本百名山の書籍を購入。技術的な難易度が低く、関東圏にある山を探して見つけた一つが『那須岳』でした。『那須岳』は『茶臼岳』、『朝日岳』、『三本鎗岳』の三座の総称で、最も有名なのが『茶臼岳』になります。

調べると紅葉シーズンがあまりに美しすぎる・・・。そこで実際に紅葉全盛の『茶臼岳』に登頂してきました。"絶対に行く"と誓ってふるさと納税の返礼品は那須地域の宿泊チケットにしておいたのです笑。

本当は『朝日岳』も巡る予定だったのですが、寄り道して写真を撮っていたら時間が無くなり諦めて下山しました。


那須ロープウェイ山頂駅

山頂駅

ロープウェイが通っているので茶臼岳に登頂するだけなら利用するのが最も楽に登れます。

駅には売店とお手洗いがあるので登山の準備をしっかり調えて出発です。

牛ヶ首方面山道

少し行くと山頂方面と『牛ヶ首』方面への分岐が出てきます。一面の紅葉が拝めるのは『姥ヶ平』というところです。山頂より先にこちらを目指すため、『牛ヶ首』方面へ進みます。

牛ヶ首

牛ヶ首

この地点から拝む茶臼岳山頂の岩の形状が牛の首に似ているため、この名前が付いたと言われているようです。牛の首の形とは・・・?

姥ヶ平方面

『姥ヶ平』方面を臨むとそこには最高の景色が待っています。写真左下に見える白地が『姥ヶ平』と呼ばれているところです。

日の出平・南月山方面

さらに山頂と反対側には『日の出平』・『南月山』に向かう美しい稜線。歩きたい気持ちを抑えきれず、『日の出平』まで歩いてしまいました笑。

姥ヶ平

姥ヶ平

寄り道から戻って『姥ヶ平』に到着です。綺麗な砂地で皆さんブルーシートの上でご飯を食べていました。

こんな絶景を見ながら食べるご飯はそりゃ美味しいでしょう。

ひょうたん池

少し行ったところに『ひょうたん池』と呼ばれる池があり、水面に映る茶臼山を見ることができます。紅葉も相まって格別の風景ではないでしょうか!

さて、いよいよ山頂に向かっていきます。

避難小屋

茶臼岳山頂方面

茶臼岳は活火山、ところどころ噴煙が上がっています。荒々しさが残っていて無骨な山です。

避難小屋より

ずんずん進むと避難小屋が見えてきます。こちらは下山道、朝日岳、茶臼岳山頂方面などへの分岐地点になっています。

茶臼岳

朝日岳方面

茶臼岳山頂に向かって行きます。最も高い剣先が『朝日岳』山頂と思いますが険しさが伝わってきます。『朝日岳』に登るならロープウェイを使わず登った方が早そうです。

茶臼岳山頂の碑
茶臼岳山頂

茶臼岳山頂はその名の通り臼状の火口になっています。縁をぐるりとまわって景観を楽しんで行きます。

ロープウェイ駅方面

下山道を行く方が楽しそうだったのですが、往復で買ったチケットがもったいないのでロープウェイ駅方面に下っていきます。

道中見える色づく斜面が美しすぎる・・・。

牛ヶ首方面

ちょうど日も傾いてきて、すすきが映えます。行きに通ったと思われる牛ヶ首方面へのルートと合流です。16時過ぎだったと思うのですが、まだ山頂に向かって登ってくる方も多数・・・。

さすが百名山、大人気でした。


というわけで茶臼山登頂記録でした。

百名山の景観というのは別格なんだと感じる旅でした。正直、今年で一番の紅葉を見た自信があるくらいですわら。登山道も林道ではなくて新鮮でした。ガレ場が多いのでかなり滑りますが・・・。

さて、最後に麓の様子も少し綴っておしまいです。

殺生石

那須と言えばお馴染みの『殺生石』はニュース通り2つに割れていました。

鹿の湯

『鹿の湯』は『殺生石』のすぐ近くにある栃木で一番最初に見つかった温泉だそうです。趣があって歴史を感じられる名湯で疲れを落とすのが、何だかんだ最高の旅の締めくくりです笑。

それではまた次のnoteで👍

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