見出し画像

アヒルが遊ぶ水中花

季節は梅雨。この時期は"1週間連続で雨"みたいな記憶がありますが気のせいでしょうか。例年に比べて雨が少ない気がする千葉県です。(もしかして梅雨明けしてますかね・・・?)

梅雨のシーズンと言えば紫陽花だろうということで、今年も写真に収めてきました。紫陽花という花は日本人になじみ深いからかどこも人出がいっぱいです。

今回訪問したのは茨城県『雨引観音』になります。池に紫陽花を浮かべる『水中花』と境内で暮らすアヒル達が人気のスポットです。


アクセスは車が便利と知りつつ『ヤマザクラGO』に乗車。この市バスは土日だけ『雨引観音』まで運行している。

目的地に近づくにつれて紫陽花は増えていき、山門周辺になると一面に咲く様子が車窓から窺える。

バス停前

バスから下りるとすぐに紫陽花のアートがお出迎え。早速涼しげなブルーに癒やされる。

通りすぎた山門に戻って入山していく。驚くことにお金はかからない。

門をくぐると・・・

孔雀

なんかいる・・・笑。周囲の話に聞き耳を立てるとどうやらアヒルの他にもいろいろ飼育されているらしい。

山門から仁王門へと続く石段の両側は紫陽花が並ぶ素晴らしい光景。

仁王門

仁王門を過ぎて本堂へ参拝。もっと小さな寺院だと思っていたら案外大きかった。

境内で一際賑わう場所があるので足を運んでみると、案の定紫陽花が水面に浮かんでいる。

水中花

剪定した紫陽花が"もったいない"ということで始まった水中花、素敵な遊び心である。花の周囲には鯉たちが泳ぐ。

紫陽花と遊ぶアヒルを見にきたこちらの思いとは裏腹に、彼らは園内を散歩していた。残念・・・(と、この時点では思っていた)。

高台にある寺院なので麓の街並が一望できる。写真を撮っていると付近で聞き慣れない鳴き声がすると思ったら、またしても孔雀が散歩していた笑。

寺院から望む筑波山と平野

『雨引山』へ続く道を上っていく道中はお地蔵さんが立ち並んでいる。

少し頑張って登り切ると孔雀や鳩の飼育小屋が見つかる。この日見かけた孔雀は全部で4羽。誰も羽を広げてくれることはなかった・・・泣。

飼育小屋付近は青い紫陽花が咲き誇っていた。

立ち並ぶお地蔵さん

満喫して再び池まで下ると先ほどまでとは比べものにならない見物客が・・・。何事かと思ったらアヒルが水中花の上を闊歩しているではないか。餌に釣られて花の上までやってきたのか・・・?

何とか見物人の合間から撮影を試みる。最近購入した超望遠レンズ(通称バズーカ)を構えて連写。

くちばしに花弁
アヒル三兄弟

何とも愛くるしい絵が撮れた。

帰宅のバスまで紫陽花とアヒルを堪能した。今年の紫陽花はここだけで満足だ。


以上、紫陽花の名所『雨引観音』レポートでした。

Instagramで写真を見て"一度行ってみたい"と思っていました。アヒルとのコラボレーションがお見事でした。孔雀も日常では見かけませんので貴重な体験でした。

公共交通機関でのアクセスは良いとは言えませんし、かなり道も混んでいますので時間には余裕を持っていくことをオススメいたします。

紫陽花の名所は数多くありますので来年はどこに行こうかと今から楽しみです。たまには雨に濡れる紫陽花を美しく撮ってみたいかもしれません笑。

それではまた次のnoteで👍

紫陽花と地蔵堂

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?