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田沢湖、一周してみた

本年は暖冬ゆえに雪が降らず、雪景色を楽しみにしていた自分は悲しみに暮れております。

例年のような絶景を拝むのは難しいかと思いながらも、"北へ向かえばもしかしたら・・・?"という淡い期待を胸に秋田まで遠征してみました。

秋田の公共交通機関で動きにくいので進出を躊躇していましたが、ついに初上陸となります。今回はお手軽旅ということで『田沢湖』を一周してみました。


田沢湖一周線

田沢湖駅

田沢湖駅一番乗り場にやってくる『田沢湖一周線』のバスに乗車します。駅構内で販売されている周遊チケットを購入していざ出陣。

『乳頭温泉』行のバスもやってくるので乗り間違い注意です。

上田子の木

バス停『上田子の木』

目的地の一つである『思い出の潟分校』を目指してバス停『上田子の木』で下車します。しっかり雪景色!

下車する人が少なすぎて不安になります笑。それもそのはず、次のバスが来るまで2時間半(なげぇ・・・)。"今日も一日せいいっぱいがんばろう"。気を取り直して案内にしたがって進みます。

思い出の潟分校

思い出の潟分校

到着です。もともと小学校の校舎だったものを"日本の原風景を残したい"という有志の存在があり、現在に至ります。

入館料(500円也)を払って、ノスタルジーに浸っていきます。

一・二年生の教室

自分たちが小学生の頃にはもっと近代的で、all木製の自体を知らないのに懐かしくなる不思議。あの頃は盗んだバイクで走り出したり・・・(してない)。

手洗い場

この蛇口にかけられた石鹸・・・、まだ残っているんでしょうか。今やハンドソープばっかりなんでしょうかね。

職員室

昔の職員室ってこんな狭かったのか・・・?

体育館

バドミントン、バレーボール、ピアノも弾ける体育館。今となっては体育館に足を運ぶ機会がない・・・。

懐かしい思い出に浸りきった後、再びバス停へ。次の目的地へ向かいます。

たつこ像

浮木神社(たつこ像そばにある神社)

次なる目的地は『たつこ像』。観光客にはありがたいことに、田沢湖一周線のバスは『たつこ像』前で15分ほど停車時間を設けてくれています。

田沢湖には『たつこ姫伝説』なるものがあるようです。以下、超簡略化したあらすじ👇

たつこ姫(美少女)は永遠の美を求めて、仏からのお告げ通り泉の水を飲んだ。飲み干した時には龍になっており、田沢湖へと消えていった。

たつこ像

こちらが目当ての『たつこ像』。湖の向こうで冠雪しているのは名峰『秋田駒ヶ岳』。今年の夏、登る!(たぶん)。

案外、15分はあっという間に過ぎるのでおちおちしていられない。

御座石神社

御座石神社

最後の目的地というか、田沢湖を巡ろうと思ったきっかけこそ『御座石神社』でした。湖畔に立つ鳥居が絶景スポットです。

こちらもバスが停車してくれます。ただし、時間はわずか10分!急いで鳥居に向かいます。

御座石神社の鳥居

やはり暖冬の影響か、過去の写真で見るより雪が少ない・・・。が、美しい~。田沢湖は冬でも凍らない湖として有名で、綺麗に山並みがリフレクションしてくれますね!

バスの乗客はこちら目当ての方も多いようで、鳥居前は押し問答。

あっという間に出発時刻になり、退散することとなりました。


以上、日本一の水深を誇る田沢湖一周の旅でした。

田沢湖一帯では冬の時期に晴天を拝めることは稀なようで、今回もどんよりした天気でした。晴れると本当に綺麗なんでしょうね、いつか見たい・・・。

ただ温暖化が進んで10数年後には雪景色が見れなくなるかもしれないなと焦りますね。普段は寒いと困るけど、いいんだ。冬は寒いもんだ、雪よ降ってくれ。

そう願いながら、次なる目的地へ旅に出るのでした。

それではまた次のnoteで👍


帰りは盛岡によって、名物のジャージャー面を頂きました。汁なしが主流ですが、今回は汁ありです。美味である。

スープジャージャー面



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