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「準軍事化管理」の塾‐中国の受験戦争
[☝上の写真:バス停の広告看板におけるキャチコピーの翻訳]
壹点壹高考受験指導学校(塾)
頑張らない子はうちに来ないでくれ
来てもお断り
来たらちゃんと勉強しなさい
【全日制の準軍事化管理* 生徒の適正に応じて指導 上級少人数授業】
(注:【準軍事化管理】は下の写真のどおり:
生徒は全員寮生で、塾外の娯楽施設からいっさい切断され、朝6:30から夜22:30まで勉強が続くという管理システムのことである。
でも、詳しく見ると、一日の三食・昼休み・休憩の時間がちゃんと取れているので、健康的なスケジュールだと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1663036929469-Vx2S6itwcG.jpg?width=1200)
日本におけるセンター試験のように、中国では高校生が大学受験をする時に、全国統一の試験--「高考」に参加する必要があります。しかし、中国の学生の人数はあまりにも多いので、ほぼ全部の学生は「高考」の一発で進路が決められることになります。2022年6月で中国国内で高考の受験人数は11,930,000人でした。
そのため、同じく学歴社会の中国においては、親も子も大学の受験戦争に一生懸命に頑張っています。
そこで、学校以外でも夏休みや冬休みに中学校や高校生向けの色んな塾が展開されています。
上の広告バナーの写真は、中国のある中学校の隣のバス停で撮ったものです。ずいぶん緊張な雰囲気を匂わせますね。
(2022年9月12日)
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