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3泊4日ベニスマン生活 64時間ベニスマンで過ごす

皆様ごきげんよう、今回は168時間連続でベニスマンというアバターを強制的に使用してVRを体験した結果を綴った記事になる、その予定だったのですが、祖母の危篤という異例中の異例の緊急事態が起きたため実験は中断、その直前までの内容を綴った記事となります。

故に、概要記事やハッシュタグとして使っていた1週間からタイトルを変え3泊4日、時間にして約64時間の実験となります、中止となった詳細は下記ツイートをご覧下さい。

実験概要は以下になります、時間以外変更は特にありません。

今回の実験は、前回と前々回に行った72時間及び168時間VR体験実験の結果と被る部分や比較をしている箇所が多くあります、今回の記事をご覧になる前に目を通して頂けるとより深く理解でき、楽しめるかと思われます。

映画、スーパーサイズ・ミーのようだと言われたこの企画、残念ながら完遂はできなかったものの、最後までお付き合い頂ければ幸いです。

【注意】
今記事にはベニスマンアバターを愛用している方に対して不快と受け取られかねない表現が多数含まれております。
それらに対する苦言、苦情等は一切受け付けかねる事を予めご了承下さい。
また、ベニスマンの写真や動画が多数掲載されておりますので、苦手な方はご注意下さい。

タイムラインで見る身体面及び精神面の変化

10/23/16:55 実験前、Twitterアイコンをベニスマンに変更

10/23/19:57 Discordのアイコンもベニスマンに変更

10/23/20:00 Twitterアイコンをベニスマンに変更してしまったせいで誰だか分かりにくくなり、フォロワーを戸惑わせてしまう

10/23/21:00 実験開始、Quest2からindexへHMDを変えたためか、キーバインド設定等が初期化され、上手く動けなくなる
同時に動画も撮影開始、今回はTwitterに動画を投稿する形で経過報告をする事とした

10/23/22:30 ベニスマンの姿を面白がったり懐かしがったりする人が多く集まり、ベニスマン祭り状態となる

10/23/23:11 実験拠点をSILENT BEACHにする事に
現実世界でも当日動き回り疲れていたので、早めに寝る

10/24/05:45 起床、隣に寝ている人は誰も居なかったが、睡眠中悪戯をしたり写真を撮りに来た人が居た模様
VR睡眠(VRHMDを付けたまま寝る行為)をする際に、ベッドの上のミラーを使い自分の姿を見ながら寝るのが一般的だが、少しも嬉しくないと思えた

10/24/06:00 VRChat内にて行われているラジオ体操へ向かう
ラジオ体操後、筋トレを行う、ほとんど唯一ベニスマンが似合う光景だと思えた

10/24/08:00 朝食にカレーメシを食べる、VRHMDを付けたまま食べる温かい食品で最適なものだと思えた

10/24/09:00 自分の姿を掲載したポスターを見たりする等して、ベニスマンになっているのが嫌になる

10/24/10:40 ベニスマンの姿で居る事が予想以上のストレスになっている事に気が付く

10/24/11:00 フレンドからTwitterのDMにてDiscordのアイコンがキツイと言われ、ベニスマン以外のアイコンに変える

10/24/13:46 昼食にカップうどんを食べる、食生活や睡眠環境が劇的に改善されている筈なのに、以前の実験と比べ快適さを感じない

10/24/15:55 追加の実験支援物資として海苔の佃煮が届く、対応のため一旦HMDを外す

10/24/18:40 昼寝中、誰かがワールド内の動画プレイヤーで起床ラッパを大音量で鳴らす悪戯をしたらしく、起きてしまう

10/24/23:08 遅めの食事、コンビーフと米を食べる

10/25/00:45 風呂に入り、寝る準備をし始める

10/25/01:42 前回前々回の実験中に起きたアバターと肉体の乖離現象がほとんど起きていない事に気が付く

10/25/02:05 遅めに就寝をする

10/25/07:59 起床する、隣に寝ている人は誰も居ない、1週間実験をすると言った事を後悔し始める

10/25/12:10 ベニスマンにVR感覚が生じている事に気が付く

10/25/12:25 使用しているindexのパネルのドットがチラつき始める、故障してしまった様子だが、そこまで致命的ではないのでそのまま実験続行

10/25/15:02 VRChatの調子が悪く、落とされてしまわないように昼寝をして時間を潰す

10/25/22:30 VR感覚がどれ位あるか測ってもらう、全身に明確に感覚がある事が判明

10/25/23:44 使用しているindexの左耳スピーカーが故障してしまう、仕方がないのでfinal E500イヤホンを使用して実験続行

10/26/01:24 就寝

10/26/05:54 起床、相変わらず誰も一緒に寝てくれている人は居ない、タロットで運勢を占ってみる

10/26/06:00 ラジオ体操へ、相変わらず筋トレの時は恰好がつく

10/26/07:30 VRChat内でTRPGを楽しむ、ベニスマンでは格好がつかない

10/26/11:56 実験拠点の紹介動画を撮影する

10/26/00:57  昼寝をしようと思っていた矢先に電話がかかる、入院中の祖母が危篤との連絡を受け実験中断

10/26/13:50 以降、実験経過報告や再開は不可能と判断、観測終了

アバターと肉体の乖離

前回同様、観測を続けていたのですが、ほとんど無かったと言っていい程起こりませんでした、理由は2つあると思います。

1つは、たまたまなのですがベニスマンの身長と私の現実世界の身長が丁度170cmと一緒だった事。
2つは、終始ベニスマンを使うのが嫌で仕方がなく、早く元のアバターに戻りたかった事です。

違和感を生じたのはせいぜいサングラスの有無位なもので、心理的な拒否感が終始あったために馴染まなかったせいだと思います。

ベニスマンを使用した際の心境の変化

目線が高いと感じました、私の普段使っているアバターの身長は履物を含め135cm程で、周りが小さく思えました。
現実的に考えると低い身長に見えますが、ことVRChatではそうでもなく、100cm~150cm程のアバターがかなり多いです。

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左から普段使いのアバター、ますきゃっと、ベニスマンの身長比較

自分のワールドも含め、他のワールドも100cm~150cm程に合わせて作ってあるものが多く、周りの風景が違って見えました。

他には、筋トレ等をする際は筋肉質なアバターを使う方がいいかもしれません。
ほとんど唯一ベニスマンを使っていいなと感じたのは筋トレをしているタイミングで、特にアメリカンフィットネス動画を見ながらのトレーニングはこれでもかという位に馴染みました。

繰り返しになりますが、ベニスマンを使った際の拒否感が強く、時間が経つにつれて慣れてきてはいたものの、普段のアバターに戻りたいと常に思っていました。

体へ対する負荷

前回実験時と比べ、私が長時間VRに居る環境に慣れた事と、後述する食事や睡眠環境が劇的に改善した事により、かなり良くなったと思えます。
眼精疲労についても前回と同様、特に問題はありませんでした。

睡眠について

前回同様、実験中はVRHMDを外さずに睡眠をする、所謂VR睡眠を行っていましたが、今回は睡眠をとる環境が異なっています。
まず、平床寝台ではなく普通の煎餅布団を使い、枕はジェルトロンムーブピローではなくジェルトロンピロー Myz Careを用いて睡眠を行いました。
結果、前回実験に比べて格段に寝やすくなったと思えました、ジェルトロンの力は偉大です。

また、概要記事にも書いた通り、今回は疾患治療のため抗うつ剤のアモキサンカプセル10mgを朝夕2錠、睡眠薬としてブロチゾラム錠0.25mg、フルニトラゼパム錠1mgを睡眠前に服用して実験に臨みました。

肝心の睡眠トラッキングデータなのですが、23日は現実世界のものが混じってしまっているため、実質24、25日のデータしか取れていません。

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24日は比較的よく眠れていると思います、25日は昼寝をする前提だったのでそこまで長く寝ていません。

現実世界とのデータ比較なのですが、あまり上手くデータが取れておらず、更には処方されている薬が違い、アモキサンカプセル10mgではなくミルナシプラン塩酸塩錠25mg、フルニトラゼパム錠1mgではなくダルメートカプセル15mgを飲んでおり、あまり参考になりません。

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データが少なく、前提条件も異なるため、比較検証をしても意味が無かったというのが正直な所です。

尚、VR睡眠時はワールドをfriendオンリーで立てていたのですが、結局誰一人として一緒に寝る人は居ませんでした。

VR感覚について

VRには触られているような感覚がするVR感覚(※)というものが存在し、私は普段、全身にそれなりの感覚があります。
驚いた事に、ベニスマンでも長時間使っていると感覚が生じるようです。
前回同様、VR適性研究所所長りーばさん協力の下、感度測定をしてもらいました。

結果としては普段使っているアバターとはまた違った感覚です、筋肉が邪魔をしているのかくすぐったさ等が比較的少なく、丸坊主の頭はジョリジョリして、普段より触られている感が強く出ました。

アバターに対する拒否感が強かろうとなんだろうと、没入感と時間さえあればVR感覚は強制的に生ずる、というのが今回弾き出された答えのような気がします。

※ VR感覚
別名ファントムセンス。
諸説ありますが当記事内では触覚、温度感覚、嗅覚、味覚等、一種の錯覚として体や脳が捉えてしまう現象の事を指しています。
あるかどうかには個人差があり、先天的に強い人も居れば後天的に会得する事も可能です、私の場合は知見や文献等を読み解いた結果、後天的に身に付いたものになります。
現実に存在する部位のみならず獣耳や尻尾、羽、更には体に身に着けている衣服や装飾品にまで感覚が存在する人も居ます。

心拍数から見るデータ考案

銘打ってみたものの、こちらも睡眠時と同じくデータが少なく、参考になるかどうか疑問です。

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23日に穴が開いているのはmi band4を充電していたからです。

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平均心拍数もあまり変わりなく、データを取ってみたは良いものの、やはり比較検証をする意味があまり無いように思えます。
無理やり結論を出すのであれば前回同様、現実でも仮想現実でも心拍数の変動はそこまで大きく見られないという事でしょうか。

退屈はしなかったが・・・

今回は前回や前々回と異なりXSOverlayというVRChat上でデスクトップ操作が可能になるソフトを使っていたため、Twitterの呟き等も確認でき、暇つぶしには事欠きませんでした。
ですが、時間の流れがやたらと遅く感じてなりませんでした。

恐らく、ベニスマンの姿で居る事が相当なストレスだったのだと思います。
早く時間が過ぎて欲しいと常に思っていました。

食事は劇的に改善したが・・・

前回と比べ、温かいものが食べられるようになり、生鮮食品や火を使った調理、5分以内に調理ができないといったものを除き、ほとんどの食品をVRHMDを着けたまま食べられるようになりました。
また、主食が米となったためか、何かを食べ飽きるという事もありませんでした。
特にカップラーメンやカップ飯(カレーメシ等)を食べられるようになった事が大きく、甘い物や飲み物も豊富に揃えていたため、困る事がほぼありませんでした。
結果として食生活は劇的に改善、食事に関してはほとんどストレス無く過ごせました。

ただし、それらの改善を全て相殺する程にベニスマンで居る事が辛かったです。

合わないアバターで居る事によるストレス

厳密にストレスチェックができる何かがある訳では無いので所感になってしまいますが、ベニスマンで長時間過ごすというストレスは想像を絶するものがあり、慣れない、もしくは馴染まないアバターを長く使うものではないと思いました。
無論、これには個人差があり、ベニスマンで何百時間過ごしても大丈夫な人も居るでしょうし、むしろメインアバターがベニスマンだという方も居るでしょう。

ベニスマンというより、自分に合わないと感じるアバターを使うとストレスが大きいというのが今回出た結果のように思えます。

その他所感等

入浴をする事に関しては前回同様相変わらず重要です、疲れの取れ方が違います。

XSOverlayは長時間VRを過ごす上で最早必須と言っていいソフトウェアだと思えました。
SteamVRで何かゲームをやるのであれば入れておいて損はありません。

SteamVRやVRChatにエラーが特に起こらず、再起動等はせずに実験を続行する事ができました、実験期間が短かったが故のような気はします。

まとめ

今回の実験の感想をまとめるなら、いくら長時間VRを快適にできる環境を整えた所で、自分に合わないと思えるアバターを使うとストレスが凄まじい、といった所でしょうか。
スピリチュアル的な言い回しをすると魂と魂の器とでも言うべきでしょうか、形の合わないものに無理やり押し込めようとするものではないなと思いました。

よく「実験の再開予定はありますか?」と問われますが、ストレスが半端ではないのでもう二度とやりたくありません、金を積まれても嫌です。
また、誠に残念ながら危篤状態だった祖母はそのまま旅立ってしまい、心因的ショックやストレスを考えると、当分は長期間VRにログインし何かを観測するという実験は不可能だと判断しております、データにノイズが走り過ぎます。

実験の中止はこちらとしても断腸の思いでしたが、そのおかげで生きている内に祖母と会う事ができましたので、結果としては中断して良かったと思っております。

実験を支援、応援、楽しんでくれていた方達に、この場を借りて重ねてお詫びと感謝を申し上げます。

クレジット

今回の実験も沢山の方の協力の下に成り立っております。
支援をして頂いたにも関わらず、実験を完遂できなかった事をお詫び申し上げます。

僭越ながら、支援物資を送って下さった方の名前及びコメント、実験に協力して下さった方々を記載していきたいと思います(順不同、敬称略)

panda-jp @Pandajp2020
支援物資:日本珈琲貿易 スパム チーズ
コメント:記事拝読しました。応援してます。 ゼロ災で行こう!ヨシ!

ビーフなんばん @morikorune
支援物資:ノザキブランド コンビーフ 100g 4個
コメント:ラックインワンダービーフ

Yoshy @sdvx_Yoshy
支援物資:スパム SPAMポークランチョンミート3缶パック
コメント:実験用に

えくれあ @EClareChan
支援物資:すぐる ビッグカツ スペシャルソース味 1枚×30袋
コメント:支援物資です。ふぁいとおー

ヘリオ・一之宮 @Helio_ICNMY
支援物資:スパム SPAMポークランチョンミート3缶パック
コメント:実験支援物資です。応援してます!

Omg(Brhma) @brhma_bigdaddy
支援物資:Restock GREEN DA・KA・RAやさしい麦茶 2L×9本
     コカ・コーラ ドクターペッパー 350ml缶×24本
コメント:実験支援物資投下です。お身体には気を付けて実験に取り組んで下さいね。
コメント2:今回も?えぇ、今回もです。ドクペ。

Dice1900 @BigVinegar
支援物資:徳島製粉 金ちゃんヌードル 85g×12個
コメント:有意義な実験だと思います。お体に気をつけて、よい旅を!

Mr.A @arusutoro777
支援物資:桃屋 ごはんですよ!お徳用 390g
コメント:ご飯のお供にどうぞ


スペシャルサンクス
VRsatile開発 製品提供 勇夢 将士@diVRse代表取締役 @TC_masashi
VR適正研究所所長 VR感覚調査協力 りーば @rieva_ky

実験を応援してくれた方
実験中イベントを主催してくれた方
実験中に来て下さった皆さん

参考文献
ベニスマンWIKI
ベニスマンDiscord

終わりに

ここまで読んで頂きありがとうございます。
結局、実験は完遂できず短い期間になってしまったものの、得られた知見はそれなり以上にあったのではないかと思っております。
繰り返しになりますがもうやりません、今後一時的にベニスマンになる事はあるかもしれませんが、長期間はやらないと思います。

今実験を通してどこで使えばいいか分かりませんが、ベニスマンに対する知見を沢山得る事ができました。
実験を完遂できなかったお詫びと言っては何ですが、愉快なおまけを記事の最後以降に用意しておきたいと思います。
今後も随時追加予定がありますので、どうぞ楽しみにしていて下さい。

最後に、valveの看板タイトル、Portal2の劇中にて機械の体からジャガイモにされてしまったGLaDOSの台詞を引用して終わりたいと思います。


「どうも。」「調子はどうですか?」「私はポテトっぽい気分です」
"Oh. Hi." "So. How are you holding up?" "BECAUSE I'M A POTATO."


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そのまま1週間過ごしていたら気が狂っていたかもしれません

おまけ1 ベニスマンとは?

そもそもベニスマンとは一体なんぞや、という所から掘り下げて解説していきましょう。
正式名称はVeniceMan、開始時点で使用可能なアバターのひとつで、記事執筆時現在はAVATARメニューのLegacy VRChat Avatars内に生息が確認できます。

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ベニスマンの生息地

Fuseと呼ばれるアバター製作ツールが元ネタで、Fuseから出力されたデフォルト状態のベニスマンは2万ポリゴンを超えていたり、ウェイトがおかしかったりと、誰でも使用できる割には改変難易度はそれなり以上に高いようです。

また、そこまで有名ではないのですがベニスウーマンというアバターもあります。

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割と貴重なベニスウーマンの写真

おまけ2 ベニスマンの元ネタとは?

アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス西部にあるヴェニスと呼ばれる一地区、その中のベニスビーチと呼ばれる場所に居る男、という意味合いでベニスマンのようです。

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wikipediaよりヴェニスの写真、ここならベニスマンは違和感が無さそうです

よくヴェネチアの男としてベニスマンと呼ばれる事がありますが、これは誤りで、ベニスは英語でVenice、ヴェネチアはイタリア語でVeneziaなので綴りが違います。
もっとも、イタリアのヴェニスも英語でVeniceなのですが。

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ベニスマンwikiより、ベネチアベニスマン

ベニスマンをヴェネチアの方ではないとする理由は、筋肉にあると思われます。
ベニスビーチでは毎年、マッスルコンテストなるイベントが年3回開催されているらしく、ビーチに似合う身体を競い合う一大アマチュアコンテストとの事です。

故に、ベニスビーチは筋肉の本場と言っても差し支えがなく、それ故にベニスマンは筋肉モリモリ、マッチョマンなんだと思います。

おまけ3 ベニスマンは格好悪いのか?

ネタアバターとして不動の地位と言ってもいいベニスマンですが、実際そこまで恰好悪い訳ではありません。
ベニスマンがネタとされている所以はやはりその服装にあり、ビーチサンダルに海パン、半裸で乳首丸出しという所にネタ要素があるのかと思われます。

例えば以下の画像を見て頂きたい、ベニスマンに服を着せれば、厳ついながらも普通に格好いいアバターになります。

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ベニスマンwikiより、ベニポリス

まるで90年代洋画に登場するようなシブさと格好良さのあるアバターに仕上がっています。
男性アバター素体としては言うほど悪くなく、要は使いようかと思われます。

おまけ4 ベニスマンのポテンシャル

実の所、ベニスマンは物凄くトラッキング適正が高いアバターで、3点トラッキングは勿論、トラッカーを用いたフルトラッキング、所謂フルトラも綺麗に動きます。
執筆時現在では残念ながらVRChat側のフルトラIKが変更され若干動きにくくなってしまいましたが、昔は不気味な程によく動くアバターでした。

また、手や顔の質感、肌の書き込み等も細かく、ベニスマン特有の肉体美を存分に引き立てています。
リップシンクも綺麗に動き、口の動きがとても自然です。

ベニスマンを素体として扱う上での唯一と言ってもいい欠点は表情シェイプが無い、要する所表情を作れないという点でしょうか。
割とイイ顔をしたスクリーンショットを撮影するのが大変なアバターだったりします。

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