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皆どこで音楽と出合っているの

読書関連の話が続いたので、音楽について。
好きなジャンルのメインは一応2000年代のUKロック、になるとは思うんだけれど、好きと思ったものはジャンル問わず聞くので、Spotifyの「お気に入り」リストがいつもカオスである。Maneskin、the view、女王蜂、cocco、の後にラルクの「瞳の住人」、globe、山口百恵、そしてハワイアンミュージックの「パイナップルプリンセス」、懐かしのリッキー・マーティンや、覚えている人がいるかも不明なジョンジョリーナ・アリーの「鼻毛ボー」(知ってる人いる?笑)まで並んでいる。
でもだからといって音楽に対して新陳代謝が良いわけではなくて、昔から好きだったものをしつこく聞いていたりするんだが、皆さんどこで新しい音楽を取り入れているんだろうか。

私はと言うと、最近は専ら庶民の味方「ファッションセンターしまむら」で出会う事が多い。
そう、しまむらに流れている有線である。
あれって、しまむら全体で統一されてるのか、店舗ごとに店長的な人が決めてるのか、そこはわからないんだけど、とにかくうちの近所のしまむらで必ず流れている有線チャンネルとの相性がすこぶる良いのである。むしろ服選び半分音楽聴きたさ半分で通ってると言っても過言ではない。特に「お!」と思うのが流れてきたら活躍するのが「グーグル音楽検索」だ。スピーカーの近くまで行き、即グーグルを立ち上げてグーグル大先生様に聞かせると、さすがです。9割くらいはソッコー回答してくれる。それで地味にコツコツとSpotifyのお気に入りリストを増やしている。

あとはやっぱり本や漫画、エッセイ、そしてSNS等で出合う事も多くなった。
つい今日の話なのだが、漫画アプリで「気になってた人が男じゃなかった」という中身は良いけどタイトルだけはイマイチな漫画を読んでいた。
ごりごりの洋楽ロック(しかもどちらかというとクラシックロックより)好きのギャルと、同じくロック好きの伯父のCDショップでバイトしてる「おにーさん」…がいい感じになるんだけど、実はその「おにーさん」は学校の隣の席に座っている「地味な女の子」だった…という流れで、まあ紆余曲折あって仲良くなるんだけど彼女たちが学校でイヤホンで「あやうくあっち側にいくとこだった…!!」と夢中で聞いていたアーティスト、それが「WILLOW」だった。
なんとなく気になってSpotifyで聞いてみたところ、これが、めちゃくちゃに良かったのである!普段聞くジャンルとはちょっと違ったんだけど、漫画内で紹介されていたアルバム「COPINGMECHANISM」の数曲を聞いただけで「あ、このアルバムリピだな」となった。その後何度か聞いて私は特に「split」という曲が気に入った。(ちなみにヴォーカルの女性はウィロー・スミス。あのウィル・スミスの娘であった、びっくり)
とまあここまで良いものに会える事は稀ではあるんだけど、今までも時々そうやって本や漫画等で紹介されたものから良い音楽を吸収してきた。でも、全く詳しくはないが一応「音楽好き」だし「音楽に救われてきた人生」でもあるので、もっと能動的に良い音楽を仕入れて、新しい風を入れていきたいとは思いつつも、年々それに対する貪欲さがなくなってきて、結局「やっぱこれいいな~」と聞き続ける事になる。繰り返すけど、皆さん、新しい音楽とはどこで出合ってるのかしらん。


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