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異業種への転職

Q. 異業種への転職を希望しています

事務職から営業職へ、異業種への転職を希望しています。
全く違う分野の職務経歴を詳しく書く意味はあるのでしょうか。
真面目に仕事に取組む気持ちは変わりませんが、自分の経験をどうアピールしていいかわかりません。

A. 基礎能力と、自主的なスキルアップをアピール

異業種への転職は、即戦力を期待される中途採用では不利となりがちです。
前職での実務経験が評価の対象にならないこともしばしばあります。
しかし、未経験であることに甘えた職務経歴書では、採用担当者の心をつかむことはできません。

希望職種は未経験でも、過去の実務経験がある人は新卒採用とは違い、社会人として共通のコミュニケーション力やマネジメント能力を次の仕事につなげることができます。
「経験はありません」と簡単に言い切るのではなく、これまでの経歴から希望職種との共通点を見つけだし、「業種が変わっても自分にはこれができる」ということをアピールしましょう。

職種によっては入社後に専門知識が必要となるかもしれませんが、入社後に覚えればいいという姿勢では、即戦力を持つ他の応募者が採用されてしまうかもしれません。
自主的に必要な知識やスキルを習得するために、努力していることをアピールするといいでしょう。

また、同業への転職とは異なり、採用側はなぜこの業種、この会社を選んだのか、疑問に思うはずです。
採用担当者に不安を抱かせてしまっては、面接までたどりつくことができません。
志望動機を書く時には、やりたいことを明確にし、希望の職種についてしっかり収集した情報をもとに、憧れだけではない前向きな気持ちを具体的に書くようにしましょう。

異業種への転職を希望する際のアピールポイント

●他の業種で働くうちに自分により適した仕事があることに気づいた、など、転職理由を前向きに記す。
●取得資格や特技は必ず記す。転職に向けて取得したものであればなおよい。
●希望職種と前職との接点を探し、前職で得た知識や経験を入社後どのように生かせるかをアピール。

👉ルーシッド職務経歴書

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