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学ぶほど味わいが増す〜コネクションプラクティス〜

私は、コネクション・プラクティスと言う思いやりでつながるコミュニケーションスキルを伝える、講師:ラスールとしてコネクション・プラクティス(コネプラ)の講座を開催している。

私がコネプラと出会ったのは、2017年6月24日。当時の私は、うつ真只中で闘病中だった。
週に1度のカウンセリングの他、投薬治療、様々な民間療法を試していた。そんな時に、ホメオパシーとインナーチャイルドセラピーの先生がコネクションプラクティスの学びがとても興味深かったことを話してくれた。早速検索して辿り着いたホームページで近くで入門講座があることを知り、行ってみることにした。それが最初の出会いだった。

そこで私は、初めての共感を受けることになった。
ここで言う共感とは、NVC(非暴力コミュニケーション)で言う共感。
それまで、5年もの間カウンセリングを受けても言えることの無かった、うつのきっかけともなった仕事でのトラブルについて共感してもらった。
私はその時、『初めて心から人に話を聞いてもらった。』と思った。
ラスールと呼ばれる講師にまっすぐ目を見て、感情とニーズ(誰もが持っている普遍的な価値観)を推測してもらった。

私は、大事にされることが大事だった・・・

尊敬・尊重が大事だった・・・

そこに辿り着いた瞬間、何かが大きく動いた感じがした。
それから、相手に私が共感する。そのことで、相手の気持ちや何が大切だったのか?を理解することができた。

その後、気がつけば人と話すときに吃らなくなってきていた。電話の音を聞いても動悸が激しくならなくなっていった。
5年間、何も変わらなかったことがたった15分で・・・
こんなにも変われるんだ!衝撃的な出来事だった。

それが私のコネプラとの出会いだった。

それから、4年の月日が経って、ようやくラスールになることができた。その1年前には、医師から『うつからの完全卒業』を言い渡されるまでに回復していた。
ラスールになって1年半・・・

伝えることの楽しさ、感動、さらなる学びを実感している。

ラスールになる前にマスターラスール(ラスールを認定するラスール)から『ラスールになってからの方がより楽しくなるよ。』
と言われて、正直どんな意味だかよくわからなかった。
最近、その言葉の意味がなんとなくだが分かるようになってきた。

受講生として、またファシリテーターとしてsんかしている時は、受け身だったことに気がついた。インプットすることで精一杯でとにかく1つでも多く吸収しようと必死だった。余裕がなくてあまり楽しめてはいなかった。特に認定を目指して学んでいるときは、今、思い返すとかなり前のめりだったなあと思う。

ラスールとなって、伝える側に立って初めてこのプログラムの構成の緻密でありながらもコンパクトにできている事に改めて驚く。
だからこそ、その内容を何度も何度も繰り返し咀嚼して反芻していくことで深い味わいを増していくことを実感している。
受講生さんが初めてコネプラと出会って、目をキラキラと輝かせている姿に立ち会えることは、とても幸せな瞬間だ。
今まで押し殺してきた、『心の鍵』を開く瞬間に出会える喜びをこれからも沢山味わっていきたい。

コネプラで最初に受講するパート1「つながりのプロセス」は、正にその瞬間に立ち会える場所だ。

5年前の私もあの日、あの場所で『鍵が開かれた』
あの時の感動は、今も鮮明に思い出すことができる。

人は、変われる・・・

変わりたい!と本気で願ったとき。必要な出会いが訪れるのだと思う。

どこかで、『変わりたい』と心の中で叫んでいる誰かと出会えることをワクワクしながら待っている。

コネクションプラクティスパート1〜つながりのプロセス〜
@灯台屋ハイブリッド開催のお知らせ


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