ACIM#11.「私が要求したものは何でも受け取ります」の意味(L339)
今日は「奇跡のコース(ACIM)」の339日目のワークをしました。今まで曖昧にしていた知識をまとめてくれたようなレッスンだったので、そのことについて書きたいと思います。
奇跡のコース(ACIM)とは1976年にアメリカにて出版された書籍です。詳しくはこちらの記事に記載していますので、ご興味のある方はご覧ください。
解説プログラム
奇跡のコース(ACIM)は「私たちは愛として創造された、神と一体化した存在である」と主張します。そして、この悟りを得るために行うのが365日のワークです。
200日目を超えたころ、あるプログラムに出逢いました。
すべてのレッスンを非二元性という観点から説明してくれる解説動画で、提供しているのは Teachers of God Foundation の Bill Freeという優しい白髭のおじさんです。その日のレッスンを一文一文丁寧に読み上げながら意味を分かりやすく説明してくれます。動画の長さは15~20分程度なので毎日手軽に利用できます。しかも無料。英語の勉強にもなります。良いことだらけ。
奇跡のコース(ACIM)英語版の全文は、こちらのサイトで読むことができます。
Lesson 339: I will receive whatever I request.
これが今日のテーマです。
Lesson 339: I will receive whatever I request.
レッスン339: 私が要求したものは何でも受け取ります。
この言葉だけを見ると、所謂「引き寄せの法則」のことを言っているように感じます。おそらくそうなのだと思います。
この言葉を、Bill は次のように言い換えると良いと教えてくれました。
I will receive whatever I send out in the vibrational frequency of my own thoughts.
自分の思考が持つ波動によって放たれたものは何でも受け取ります。
あらま。急に核心を突いた分かりやすい文章になりました。
そして、こう続けます。
今ここに在ること、気づきを認識すること、平安、喜び、幸福、自由、解放などに注目していれば、それに伴う波動があなたから放たれることになるため、同じ波動を伴う結果を受け取ることになるのです。
だとすると、怒り、不平不満、嫉妬、善悪の判断などに執着していたら何を受け取ることになるのか分かりますよね。
そう。自分が望んでいると思っていること、要求するものがやって来るのではなく、自分が放った波動が自分に返って来るのです。
別の言い方をすると、幸せを感じている人にはさらなる幸せが訪れ、こうならないでほしいと常に考えている人には望まない現実が現れるということなのです(本当かな? いまいち私も信じ切れていない)。詰まるところ、単純に幸せを願ったら、幸せが訪れるということではないのです。
要求(Request)という言葉の勘違い
引き寄せの法則を知って実践するもなかなか叶わない理由が、ここにあるのではないかと思います。
重要なのは要求することでも強く願うことでもなく、今の自分がどのような状態にいるのかということです。
いくら宇宙に幸せにしてくださいと頼んでも、不幸だと感じている現状を想像しながら願っていれば、幸せではない波動をもとにした結果を受け取ることになるのです。幸せになっている自分を想像して、実際に幸せを感じることが大事なのです。
意識を向けたものが拡大していくとよく言いますが、それも同じことなのだと思います。
これって結局、要求するしないとは関係のない話ですよね。「私が要求したものは何でも受け取ります」と聞くと、「要求」という言葉がとても重要に聞こえますが、実はキーワードっぽく装っているだけなのです。
すべての幸せは自分から始まる
奇跡のコース(ACIM)曰く、「誰も幸せを避けて生きていこうとはしていないものの、人というのは喜びには痛みが伴い、恐ろしく、危険なものだと捉えることがある」そうです。
幸せになりたいと思いつつも幸せが去っていくのが怖いというような想いがあれば、そこから受け取る結果はやはり恐怖の波動なのです。
このように、自分の状態に気づけるかどうかが重要です。
気づきとは、今ここに在ることでのみ可能となります。
静かに佇み、その静寂の中で、あなたの中にある幸せを感じてください。
それが、幸せを受け取る方法です。
自分が放った波動の結果を受け取ることになるということは、結局、幸せというものはまず自分の中で作り出すことでしか生まれないということなのだと思うのです。
自分の中には幸せはないと思わないでください。
また、幸せを作り出すことにプレッシャーを感じなくても大丈夫です。
なぜなら、あなたの幸せは、もう既にそこに在るからです。
それを「今ここに在ること」が教えてくれます。
◆◆◆
最後に、「奇跡のコース(ACIM)」のワークを実践中の方へーー。
ワークブックではよく "Father(父よ)" という呼びかけから始まる宣言文があると思います。ご存じの通り、奇跡のコースでいう父、つまり神という存在は自分とは別に存在しているわけではありません。そのため、この呼びかけの ”Father” は自分自身に置き換えると良いそうです。Bill 曰く、これらの宣言はすべて自分から自分へ(from self to self)の言葉だそうです。
実際に言葉を変えて読むと、感じ方が変わるのでおすすめです。
ではでは😊
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