見出し画像

#59 姿勢の乱れの代表 猫背とは

子どもから大人まで、姿勢が気になる
姿勢が悪くなっている、
親御さんがお子さんに注意する姿勢の中で
一番多く会話に登場するフレーズは
間違いないなく「猫背」かと思います。

実際、猫背とはどういうものか
といいますと
身体が前かがみになっていて、
背中が丸くなり、顏が前に突き出て
しまっている状態をいいます。

脊椎(背骨)は椎骨と呼ばれる骨が
ずっとつながって連結したものになります。

その数は頚椎7個(首)、
胸椎12個(胸)、腰椎5個(腰)、
仙椎、尾骨(おしり)があります。

元々、背骨はS字にカーブしております。

頚椎部が前弯(前カーブ)
胸椎部が後弯(後ろカーブ)
腰椎部が前弯(前カーブ)
仙椎部が後弯(後ろカーブ)
となっています。

猫背は胸椎部の後弯が
より強くなってしまっている
状態になります。

猫背の状態によっては、
頭の位置が背骨の真上より
前方の位置にきてしまい
頚椎部の前弯が減少してしまい
ストレートネックとなってしまう
場合もございます。

猫背の原因はたくさん存在し、
人それぞれの生活スタイルに
よって、主要な原因は
変わってしまいます。

中でも、猫背の原因として
挙げられるのが、筋肉による
ものになります。

猫背では、
硬くなっている筋肉
弱くなっている筋肉
混在しているため、
どちらかにアプローチする
だけでは足りず、
双方合わせてアプローチ
していくことが大切になります。

硬くなっている筋肉には
・僧帽筋(上部)
・頚の後ろの筋肉
(後頭下筋群、胸鎖乳突筋など)
・大、小胸筋
・肩甲挙筋
などが挙げられます。

弱くなっている筋肉には、
・菱形筋
・僧帽筋(中部、下部)
・前鋸筋
・広背筋
などが挙げられます。

硬くなっている筋肉には、
緩めるアプローチを
弱くなっている筋肉には、
強くするアプローチを
行っていくと
猫背は変わっていきます。

基本的な緩めるアプローチは
マッサージやストレッチなどになります。

基本的な強くするアプローチは
筋トレや体幹トレーニングなどになります。

姿勢はバランスが
とても大切になりますので、
日々のご自身に対しての
向き合い方が大事になってきます。