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7days 7book covers challenge⑥ ゾンビ襲来・ダニエル・ドレズナー

国際政治学×ゾンビ学の一冊

大学一年生の授業で使用していた有斐閣の「国際関係論入門」(正確な名前ではないかもしれません)という本の巻末に、国際関係論を学ぶ人におすすめの本がずらーっと紹介されていました。その中の一冊がこの本でした。

ゾンビが襲来した世界線を想定してそれぞれの国際政治理論がどのようなシミュレーションを行うのかを述べるという異色の本書は中身が超本格的で、「リアリスト」「リベラリスト」「ネオコン」「社会構成主義」がゾンビに対してどのような行動をとるのかを見ることによってそれぞれの特徴を理解することができます。

対ゾンビ戦略についてガチすぎる考察を伸ばしている点が面白いですが、ゾンビ=感染症に置き換えて読み返すこともできるので、今の時代に是非紹介したい本です。

「ウォーキング・デッド」や「バイオハザード」が好きな人、かつ国際政治理論の概要を学ぶことに関心がある人にぜひおススメです!


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