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ローブ・ア・ラ・フランセーズの展示@神戸ファッション美術館

神戸ファッション美術館にて
私が作成したドレス、ローブ・ア・ラ・フランセーズを
展示頂くこととなりました😊

神戸ファッション都市宣言50周年記念 特別展
「祝祭の景色~世界の結婚式~」

期間は2022/11/19〜2023/1/29

ドレスの展示場所は
美術館入口から入った受付前ホールです👗


ローブ・ア・ラ・フランセーズは
18世紀のフランスはロココと呼ばれる宮廷文化の時代の典型的な女性服です

ガウンと現在のスカートにあたるペティコート、三角形のパネル状のストマッカーから成り、ガウンは前あきで、背中に大きな襞がたたまれていた。これらはコルセットとパニエという下着で整えた後に着装された。

背中に施された、肩から裾まで流れる大きなプリーツが魅力のドレス。
裾に向かってゆるやかに流れる様がとても美しく
動きとともに豊かな表情を見せてくれます。

作成したローブ・ア・ラ・フランセーズ
後ろ姿

このドレスを作成したのは、もう10年以上も前になると思いますが、
ロココ時代当時のドレスを再現したパターン(縮小サイズ)が美術館にあり
そのパターンを取り寄せて、自分のサイズ、体型に補正して作成しました。
実際の縫製では、美術館の方(Oさん)にご協力頂き、作成方法も当時のものにならっています。 

生地やレースも、ロココ時代当時の雰囲気、イメージに沿ったものをセレクトし、たくさんのこだわりを詰め込みました。

今回の美術館での特別展を開催するのに、
その関連作品として展示させてほしいと
Oさんからご連絡を頂き、今回の運びとなりました。

すごいご縁だなと、不思議な感覚でいっぱい。

ドレスの状態を見て、美術館にドレスを送りました。
完成した当初はドレスの写真をお送りしたのみで、
実際に見て頂くのは今回が初めてなのですが、
以下のようにコメント頂けました。

「丁寧なお仕立てと、生地とレースのマッチングで
とてもエレガント!
あのパターンと解説書でここまで仕上げられるのは
LUCAさんの技術とセンスだと思い敬服いたします。」

自分が納得いくように、生地もレースも、縫製もこだわってこだわって作ったので
このようにコメント頂けて本当に、胸いっぱいです。

でも、そうして頑張れたのは
作成するにあたり、色々やりとりくださったOさんと
ドレス作成に集中させてくれた家族のおかげです。


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