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#1 ホームステイスタート!

 မင်္ဂလာပါ။(ミンガラーバー=こんにちは)カウンゾーです^ ^
メーソートに来て1週間が過ぎました。実は着いて早々メーソートを離れて南の方に行っており(Phop Phraという町です)、ようやく落ち着いたのでブログを書いています。

ホストファミリーのお家

ニワトリちょっと黙ってくれ!!

 現在季節は乾季(ဆောင်းရာသီ)で昼間は30度を上回る暑さですが天気は良く、比較的過ごしやすい時期です。夕方にはたまに発雷や激しい雨が降ることも。しかし本当に稀です。
 ステイ先は高床式の家で、風通し重視型。一家の夜は早く朝も早い(21時過ぎには一応消灯、起きてる人は起きてるという感じ)。近所にニワトリを飼っている家があるのですが、朝判定がガバガバすぎてまだ暗い5時ごろから遠慮なく鳴くので強制起床で1日が始まります!明け方は肌寒く半袖だと少し厳しいという感じ。。。

お湯のシャワーを浴びれるのはあと6ヶ月後かぁ。。。

 そしてシャワー。「シャワーを浴びる」はビルマ語でရေချိုးတယ်(ရေ=水)といいますが、その名の通り毎日冷水を浴びています。夜だとちょっと寒くてきついかも、、、(^_^;) 大体昼間暑くてかなり汗をかくので、昼過ぎにシャワーを浴びて、その後は汗をかかぬように過ごして寝るという感じです(笑)
 トイレの様式も日本ではあまり見ない(?)タイプなのではないかと思ったのですが、手動の水洗トイレなんですね。

この付属のホースみたいなのから水が噴射され、その水の勢いで流すという感じです。衛生的にはあまり良くはないので、使ったあとはよく手を洗います(笑)

 初めは全然慣れず、これ合ってるのか?って感じだったのですが、ちゃんとコツがあるんですね。日本で水洗トイレを使っていたときの感じをイメージしながらやると意外とちゃんと流れるんです。今では完璧に使いこなせています(自慢)

蚊は意外と平気

 日中は2階にいるとどうしても暑いので、下で過ごした方が時折涼しい風も吹いてきて気持ち良いのですが、あくまで下は屋内ではなく外なのでめちゃくちゃ蚊がいます。刺されまくりです、、、
 タイ・ミャンマー国境線付近は全体的にマラリアの危険性があるそうですが、メーソートはマラリアの区域から外れており、実際今かなり刺されていますが特に体調を崩すこともなく、痒いだけで済んでいます。

常に誰かしらご飯を作って食べている(それは流石に言いすぎ?笑)

 本当に、みんな自由に各々の生活リズムで暮らしている印象です。ご飯を食べるタイミングもそれぞれ違うし、すごい中途半端な時間に食べる人もいます。(笑)そのため、すごい中途半端な時間に「ごはん食べる?」と聞かれたりします。みんなすごい親切で、誰かかがご飯食べているところを通ると、「食べる?」と聞いてくれるのですが、その都度食べていたらただのデブ活になってしまいます。この前なんか、夜寝る前歯磨きしている時に「食べるか?」と言われて、「えっ…今俺歯磨きして…」と少し固まってしまいました^ ^
 子どもは3人、同世代のアニキが2人一緒に暮らしています。末っ子とタトゥーがいい感じにキマっているアニキたち(20歳と21歳)は学校に行っていなくて、現在は自由に暮らしています。かうんぞーもボランティアがないときは家にいるので、一緒にギターを弾いたり、自宅で私が近所の同世代の人たちに行なっている日本語レッスンとか英語レッスンに一緒に参加したりしています。
 子どもは3人と言っても二世帯共同生活という感じで、ホストマザーのファミリーとホストマザーの友人が一緒に暮らしていて、ホストマザーファミリーは息子一人だけ、友人のファミリーは友人の旦那さんとその息子(アニキ2人)と娘2人、自分含めると9人の大家族です。あと犬2匹。

ここら辺の家にはどの家にも家がいて、ちゃんと番犬の仕事をしている(知らない人には吠えまくる)。
こちらはオスのナイキー。名前の由来はブランドのNIKE。
しつけについては、一応言葉が通じるという点では頭が良いが、食べ物の前では完全に理性を失う。彼らに見つからぬようにささっとご飯をたべなきゃいけないことも。
こちらはメスのグーグー。由来はGood Good

ボランティアの日常

「えっ日本人なの?」

 今ステイさせてもらっている家のすぐ近く(徒歩1分)に学校があり、そこで週3日英語を教えています。子どもたちの人数は20人ほどで最年長でも14歳と若く、雰囲気は小学校に近い印象です。教室(といってもカーテンの簡易的な仕切りのみ)は3つあり、レベル毎に分かれています。私が担当しているのは一番上のレベルで生徒数は2人だけ。個別指導の塾でアルバイトをしていたのですが、それと似たような雰囲気でやっています。言語だけ違いますが。
 とにかく大変なことは、拙いビルマ語で英語を教えるということ。メーソートにくる前は、オンラインのボランティアで日本に住むミャンマー人の子どもたちにビルマ語で日本語を教えていましたが、ビルマ語と文法事項が似ている日本語を教えるのはまだ良い方でした。英語は全然異なる言語なので、日本語を教える時の「ビルマ語でも同じでしょ?」という必殺技があまり使えないのが難しい点です。
 面白かったことが、子どもたちのうち一人が私のことをミャンマー人だと思っていたこと。ビルマ語なんてまだまだそんなに喋れないのに、ミャンマー人だと思われたなんて、、、それだけ溶け込めているのかなとポジティブに捉えることにしました。(笑)

授業は17時から

 これはボランティアというか、ホストマザーが家に近所の人たちを呼んできて、私が自主的に教えているだけなのですが…
 家に近所の人たち(年齢は同世代)が来て、日によって英語を教えたり日本語を教えたりしています。日中は暑いので、17時ごろ日が暮れ始めてから始めます。英語については基礎の自制とか疑問詞、I my me mine…(ちなみにここではI me my mineの順番で学んでいるそうです、慣れない、、汗)など。       
 日本語については、すでにそこそこ話す、聞くができる子が来ていて、将来日本のレストランで働きたいので少しハードルが高いですが敬語を教えたりしています。先輩後輩文化は日本特有であるものの、年上を敬うという習慣はミャンマー人でも日本人でも共通なので、敬語の概念については教えやすくてありがたいです。

 メーソートにやってきて早くも1週間が過ぎましたが、早くもボランティア先が見つかり、家族や学校の先生、子どもたちに受け入れてもらえてホッとしています。衛生面などで不自由もそこそこありますが、少しずつ慣れてきました。このメーソートという新天地に根を張って、これから6ヶ月の長い冒険が始まります!!

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このブログについて

 このブログは、任意団体Listening to Communities(LtoC)の紹介を通じて、現地ボランティアの機会を得た日本人の学生が書いています。LtoCは、タイ国境で暮らすミャンマーの土地を追われた人々や、弱い立場にある移民の人々を支援する団体です。日本の学生と現地をつなぐ教育・交流活動も行なっています。団体の詳細についてはこちらをご覧ください。

 LtoCでは皆様からいただいた寄付金で支援を行なっております。いただいたご寄付は、子どもたちのGED(大学進学を目指す際に必要となる米国の高卒認定資格)の受験料をはじめとする教育支援に大切に使わせていただきます。皆様からのご支援をお待ちしております。ぜひご協力をお願いいたします。

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