![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/80306068/rectangle_large_type_2_c7d2545966de8cf3b3ae7fb590ce2e11.jpeg?width=800)
社会に飛び出し、もがきながら、仕事に向き合う新入社員のみなさんに伝えたいこと。
4月に新入社員として「社会」という舞台に立ち、2ヵ月が経つ。
当社の新入社員も毎日、もがきながら、前に進もうとしている。
そんな姿を見ていると、自分も懐かしい気持ちになる。
こんなことを考えると、自分なりのメッセージとしてnoteに残しておこうと思い、筆を取ることにした。
自分が身を置いてきた環境や経験からくるメッセージとして、伝えたいことをつらつらと書いてみる。
この不確実性が高い時代の中で、前に進む勇気を与えられる内容になっていればこれほど嬉しいことはない。
与えられた仕事に向き合う。とことん本気でやって欲しい。
片手間ではなくて、与えられた仕事に本気で向き合ってほしいと思っています。本気だからこそ、壁にぶち当たるし、挫折もします。でもそれが普通なんです。そもそもやりたいことを成し遂げることは難しいことです。
ただ、生活する上で仕事は切り離せないので、せっかくなら仕事にハマってほしいと社内でも伝えています。
こういう考え方にダサいとか恥ずかしいというイメージを持つ方もいますけど、僕はそうではないと思います。仕事に本気で取り組んで成果があがると楽しいですよ。生活が豊かになるし、色々なことができるようになります。是非、とことん本気でぶつかってください。
「やりたいこと」はなくて当たり前。仕事にハマるからこそ、やりたいことが見えてくる。
「やりたいことが分からない」という言葉をよく聞きます。
ですが、それって当たり前だと思うんです。実際に挑戦したこともないのに、本当にやりたいことなんてなかなか見つかりません。
だからこそ仕事を通して、長い時間をかけて成し遂げたいことを見つけてください。好きなことを先に見つけて仕事にするのではなく、仕事に本気になってハマった結果、好きになるという考え方が大切だと思います。仕事を本気でやって、親と仕事の話ができるようになったら、楽しいと思いますよ。
20代で量をこなせ。30代でチャンスを掴め。
20代で成果を残さない人に、30代でチャンスは訪れません。だからこそ、
20代のうちに「守・破・離」の「守」、そして量をこなすことが大切です。「量」をこなさなければ、いつまでたっても「質」に転換しないからです。私もコンサルとして一番成長したのは、たくさんの案件を同時にこなしていた時でした。
そして「量」はビジネスの基礎体力を作ります。
これは20代のうちに決まってしまいます。
だからこそ新人のうちは、まずたくさん調べて「自分で考える」習慣を作ってください。私が1年目の頃も、たくさんの知識を取り入れようとしていました。自己啓発本やメルマガ、日経5誌の購読などです。
またコンサルになってからは、お客様の業界に関する本を事前に3冊読んで商談に臨んでいました。プロフェッショナルとしてお客様の業界を知らないことは論外だからです。そのうえで自分の頭で考えることで思考体力がつき、30代には自信を持って仕事ができるようになりました。
失敗できる特権をフル活用せよ。仕事で遊べ。
研修で失敗してへこんでいる方がときどきいらっしゃいますが、失敗で落ち込まないで欲しいと思います。一人で悩んで落ち込むことはあまり意味がありません。「次どうするか」の方が、プロフェッショナルとしては大切なんです。世の中は「成功している人」に光が当たりがちですが、その裏には計り知れない失敗がたくさんあります。
それに20代では、特に挑戦をして、失敗を積んで欲しいです。若いうちは失敗しても許してもらえますし、責任は上の人がとります。大切なのは「とりあえずやってみる」という行動する姿勢です。「食わず嫌い」で自分の可能性を狭めることはしてほしくないですね。
コツは仕事の中で、色々なことに挑戦して、遊ぶことです。最近の方は真面目な方が多く、例えばお客様と話すときも堅苦しかったりします。こういうときに、お客様に笑ってもらえるような挑戦ができれば最高ですね。私も就活のときに、よく冗談をいっていたなと。
とにかく20代は「やってみる」姿勢が大事であり、失敗を恐れず果敢に挑み続けて欲しい。その先に待つ未来にワクワクしながら、そして自分の可能性にワクワクしながら。
毎日の「働く」を楽しんで、また明日からも頑張ってほしい。
共に頑張りましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1654749739447-3ChkjuxsHN.jpg?width=800)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?