日記 「初対面」

最近同窓会ライブとやらがあった。
ほぼ全員が社会人となった大学時代のサークル仲間30名程が集まり、昔と同様にカバーバンド演奏や飲み会で盛り上がった。

かく言う私も、新しい仕事が始まり社会人に片足を突っ込んだ状態。みんなの後を追うように日々奮闘している。

新しい仕事が始まったこともあり、今までと関わる人間やコミュニティに変化があった。

元々人間関係に依存するタイプではないので、何も問題はないのだが、前述の同窓会で久々の面々やニューフェイスとの邂逅が立て続けに起き、心に揺らぎを感じそこである気づきが生まれた。


新しいコミュニティに触れた時や属した時。
「色んな人間が居てうまく立ち回るの難しいなどうしよう...」
と悩んで言葉を発せない自分がそこには居た。


どういうことだろう。
自分の感情や思考に対して疑問を投げかける、一人議論が脳内で繰り広げられる。


そう頻繁に考えてるということは、自分は初対面とか関係薄い人に対して、知らぬ間に譲歩して、迎合する体制を整えてるのかも?

そうやって自分の立ち位置を低くして、気配消して対応しないと集中して相手の分析ができないから、その後自分がどう出るかますます分からなくなる

でもいちいちそんなことしてたら、パンクするからみんな仮面をつけてるんだろうな

だからこの一連の思考も結局無駄だなとか思いつつ、おらもなんだかんだで仮面を被ってるんだろうな。常に素で居ようとはしてるけど。

その点仮面でもちゃんと自分の色を出せてる人には目が行くし、どちらにせよ恐れずに立ち回れてることに感銘を受ける。

みんな結局関係深い人に対しても同じことが言えて、その延長なのかな。まあそんなもんか。難しいな。

とか言いながらも変に納得してる自分もいる。
昔から大人数になると話せなくなるのはこれが理由であろう。

でも難しいから面白いのだろう。それにしてもどうしよう。最適解はどこなんだろう。


と、なんの生産性もない一種の自己憐憫の様なものに浸っているのだろう。このなんの変哲もない思考が心地いいのだろう。無駄なものにこそ1番の価値がある。

そんな今日この頃。


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