わたしと海と、潮風と、、?

人間誰しも、「ここに来ると落ち着きを取り戻せる」「なんとなく好き」な場所のひとつやふたつ、あるだろう。


私の場合は、

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湘南、江ノ島エリア。

片瀬江ノ島駅を降り、潮風を感じるほうに進むと信号がある。

青になるのをまだかまだかと、普段の近所の信号よりずっと長いんじゃないか?とか思ったりしながら待ちわび、青になったところで右手へ進む。

飲食店の横道に沿って歩いていくと、開けて海岸の姿が。

海を目の前に、左に江ノ島が見えるこの西側の景色が好きだ。

日常生活に疲れると、潮風に当たりたい衝動に駆られる。

時間を見つけ海岸へ向かい、頭をからっぽにしてしばらくの間ぼーっとすると、

「ま、いいか。また頑張るか。」

という気持ちになる。

この写真の日は、7月の初めの朝。緊急事態宣言中はいわゆる不要不急のおでかけ勢が集まり、注意喚起がなされていたが、この日は地元のサーファー・トレーニングか散歩をしている人しか見られず、落ち着きを取り戻していた。世間を騒がせる一件がまるで嘘のように感じられさえした。

数か月ずっと来るのを我慢していたので、いつもよりもさらに嬉しかったし、潮風に元気をもらうことができた。

一方で、色々考えさせられることもある。

歩いているとところどころに気まずそうにしている2020TOKYOの飾りたちと目が合う。会場の1つになるはずだったが、今年は観光客どころか周辺の海開きもされないことが決まった。

ここに限らず、活気・発展のプラスを迎えるはずだったのに平常まで失ってマイナスを受け入れざるを得ない観光地が全国にたくさんあるだろう。

それぞれの周辺民だけでも何かできることがないかなあ、と思ったり、まだまだ油断はできずできる限りStay Homeしていたい気持ちが強くあったり。

2020年、今年の課題、なかなか難しいですね。。

もう一つは、海を取り巻く環境について。

都心からも遠すぎず、近すぎず、ヤシの木が生えた異国感漂う海岸にカフェも見られるかと思えば、島へ渡ると一体感のある商店街と神社で日本を感じられる。

いろんなバランスが上手く取れていると感じるのも好きな理由だが、肝心の海岸が、海が正直あまりキレイでない。

割れた瓶の破片を踏んでけがをしないように海岸では下を見て歩くし、ちょっと海水に足を突っ込むとビニール袋が絡みついてくる。

これは完全に人間の責任であり、このエリアを好きでいる以上、目を逸らすことができないと思っている。

日頃の仕事・人間関係といった小さい範囲での問題をリセットし、それよりもっと他に頭と時間を使って考えるべき課題があるんじゃない?とヒントをくれる存在だ。

まだまだこれから、いろんなものを読み、確かめ、実践し、忘れないように書くことを続けていきたい。

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(ここがわたしのア〇ザースカイ)(なぜかみんな言いたくなるこの言葉)

(天気が良いと右のほうに富士山が見えるのもgood!)