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大きな勘違い

前回の記事のつづきです。


妹ができたけれど、同じく食べない


ぱーるのドッグフードジプシーになっている最中
2008年、ぱーるが13歳の時にラテをお迎えしました。

ラテのドッグフードの食べ方は、ぱーるの食べ方と似ていました。

お洋服とカラーの練習もしていた時です。


匂いを嗅いで、運んで、たまにちょっと転がしたりして


ひとつぶ食べて、また戻る。その繰り返しでした。


ラテもぴのんもごはんの時間はいつもこんな感じでした。

隣のお皿にはぱーるのドッグフードが入っていますが
ぱーるも食べません。

ラテにも色々なフードをあげて試してみましたが
美味しそうに食べる姿は見たことが無く
どちらかと言うとドッグフードで遊んでいました。

" 色々変えるから食べなくなってわがままになるんじゃないの?"

そんな声を聞いたことがあります。
それは本当ですか?

なぜ激痩せしないのか

ドッグフードをしっかり食べてくれないぱーるとラテでしたが
なぜ激やせしないでしょうか??
それは、お腹が空けば出されたものを食べるからです。

好みではない食事でも、"健康な子が"食べ物を目の前に飢え死にしてしまうことはありません。

生きるために食べる。これが生きものの基本です。

手作りごはんの本に出会う


小学生の時から愛犬におやつ作りはしていたものの
手作りごはんと言う概念は全く無く

犬の家族が出来て15年ずっとドッグフードが当たり前の世界にいた私には
衝撃的な本との出会いでした。

ドッグフードじゃなくてもいいの?作れるの??

と半信半疑ながら手にとり帰宅しました。

2008年に購入した実際の本です。


大きな勘違い

2008年秋。ぱーる13歳、ラテ生後半年の時。

早速帰宅し、本に書いてあったレシピで作ってあげてみました。
しかもこの時移行期間も置くことなくすぐにあげました。
すると…


夢中で食べる..

残さず食べる..

嬉しそうに食べる…!!!!!!


写真は2009年のもの


驚きました。
もう目が点とはこのことかと思うくらい。

その日からぱーるもラテもごはんを残さずに
夢中で食べるようになりました。

1年半フードジプシーだった私にとっては革命的な出来事でした。

ぱーる13歳。

13年です。13年間、私はぱーるのことを
食に興味がない子なんだ。』と思い込んでいたのです。

大きな勘違いでした。

ぱーるは13年間
好きではない食事をお腹を満たすためだけに我慢して食べていました。

大切な家族に13年も…。

ラテもすごく嬉しそうに食べてくれていてお腹の調子も良く
今までの悩みはなんだったのだろう..と思いました。

そして申し訳なさと共に
手作りごはんに出会えたことに心から感謝しました。

今日も読んでくださりありがとうございます。^^

miho



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