ブロードウェイから世界へ…劇団四季で公演する難しさは?
こんにちは。ミュージカル英語歌詞解説ブログを運営している LOVE performing arts のあきかんです。
本記事では、ミュージカル『アラジン』好きは持っていたい1冊 "Aladdin: A Whole New World - The Road to Broadway and Beyond" より、面白いと感じた裏話を解説していきます。
今回取り上げるのは、海外公演の難しさについて。
現在では30ヶ国以上で公演が行われているディズニーミュージカルですが、海外公演を行う場合は、どのような点が難しいのでしょうか?
劇団四季を軸に見ていきましょう。
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ディズニーはどこまで海外公演に関与しているのか
ディズニーミュージカル作品には『ライオンキング』『リトルマーメイド』『美女と野獣』『アイーダ』などがありますが、これらはいずれも劇団四季が公演していますね。
Disney Theatrical Productions(以下、ディズニー)が海外公演を行う場合は、2通りの方法があります。
1つ目は、ディズニー自体が公演を行う場合です。英語圏であるオーストラリアとイギリスではこの方法がとられています。
2つ目は、ディズニーが劇場、プロデューサー等とパートナー契約をする場合。オーストラリアとイギリス以外ではこの方法がとられており、劇団四季もその1つです。この場合、ディズニーは台本やキャスティング等すべてに関与します。
日本語の台本は「英語台本→日本語に翻訳→日本語を英語化→日本語台本」の過程をたどる
日本語の台本は、劇団四季とディズニーとの間で、次のような過程を経て日本語の台本を完成させます。
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