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Toaster Oven English Rabbit/オーブントースターで焼くイングリッシュ・ラビット

ミュージカル『ハミルトン』の主人公アレクサンダー・ハミルトンが生きていた時代、どんな料理が食べられていたかまとめた本。

こちらに掲載されているレシピの材料と感想をまとめています。

料理する時の参考にしてみてくださいね。

材料


"Serves 1"とあったので、以下の材料で1人前です。

・2 small or large thick slice of crusty country white or sourdough bread
・2 to 3 ounces dry red wine
・1+1/2 to 2 ounces sharp cheddar cheese, grated or thinly sliced
・Oil, optional
―The Hamilton Cookbook: Cooking, Eating, and Entertaining in Hamilton's World HAMILTON CKBK [ Laura Kumin ](p.67)

1つずつ説明していきます:

・2 small or large thick slice of crusty country white or sourdough bread
→ country whiteかサワードウ(発酵パン種)…小さなスライス2枚か、厚手のスライス1枚

・2 to 3 ounces dry red wine
→ 辛口赤ワイン…2~3オンス(60~90g)

・1+1/2 to 2 ounces sharp cheddar cheese, grated or thinly sliced
→ チェダーチーズ…粉状もしくは薄くスライスしたもの1+1/2~2オンス(45~60g)

・Oil, optional
→ サラダ油…適量

作るときのコツ


「こうやって作るとより良い」ということがレシピの序盤に書いてありましたので、必要な部分だけ見ていきますね。

Hannah Glasse had three versions: Scotch (plain), Welch (with masterd), and English (with red wine).
―The Hamilton Cookbook: Cooking, Eating, and Entertaining in Hamilton's World HAMILTON CKBK [ Laura Kumin ](p.67)

元になっているHannah Glasseの本では、3種のイングリッシュ・ラビットがあったようです。

・Scotch (plain)…スコッチ(プレーン)
・Welch (with masterd)…ウェルチ(マスタード)
・English (with red wine)…イングリッシュ(赤ワイン)

今回作るイングリッシュ・ラビットは、3つ目の一番想像がつかない赤ワインのラビットになります。赤ワインとチーズの組み合わせは美味しいけれど、果たしてこれがパンの上で一緒になるとどのようなお味になるのでしょうか?

ちなみに、使うパンは"country white"が良いとありますが、これはパンの種類のようです。

感想

難易度:★☆☆
味:★★★
※いずれも個人的見解

赤ワインに浸すだけなら食パンでも変わらないんじゃ?...と考えていたのが間違いだでした。これは絶対にハード系のパンじゃないとダメです。

ちょっとグレーっぽいハード系のパンをトーストし、カリカリのパンの上に赤ワインを注ぐ。赤がグレーに染み込み、黒ずんだ感じがたまらない!

なんだこれ、これでもう美味しそうじゃないか…と思いながら、チーズをのせて焼く…。

食べてみたら…大人の味でしたねー。私、好きです、これー!

赤ワインの独特な渋みが塩っ気のあるパンにいい具合に馴染んで、それをチーズが際立たせている感じ?たまりません。

ワインをパンに染み込ませるので固ければ固いパンほどいいでしょう。というのも、柔らかいパンですとふやふやになってしまってあまり美味しくありません。

赤ワインが苦手な方は少量から始めて下さい。しっかり浸さなくても、かける程度で充分です。そしてチーズは惜しまずタップリと

今回はミックスチーズで代用しましたが、チェダーチーズのみで焼いたら色も鮮やかできっと綺麗なんでしょう。

あーこれ、私ハマりそう。いや、すでにハマっている...。

ただ1点気をつけて下さい。朝食に食べると、ほろ酔い気分になってしまいますよ(笑)。

***

"The Hamilton Cookbook" は、アレクサンダー・ハミルトンが生きた当時を知るための本としてだけでなく、歴史をざっくり知るにも役立ちます。

当時の生活をイラストから想像しやすくなっているので、『ハミルトン』を別の角度から知るきっかけにしてみてください。


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