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スタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリー・ポッターに行ってきたのでレポート

最近、同じルーティンの繰り返しで目新しい事を何もやってないので、気分転換に「ワーナーブラザース スタジオツアー東京-メイキング・オブ・ハリー・ポッター(以下、ハリポタ)」行ってきた。
ロンドンに次いで世界で2番目のハリーポッターをモチーフにした施設。

こう見えてもハリー・ポッターけっこう好き。もちろん映画は全部観たよ。


去年開業してから行こう行こうと思い続けて半年も先延ばしにしてきた。なんてったって家から微妙に遠い上にチケット代が高い。大人6300円。

しかし、惰性の休日を過ごして1日の最後に「これならやりたいことやっとけばよかった」って後悔するのももう野暮だし、バケットリストの2024版にも「ハリポタ行く!」って項目があって、このままだと先延ばししたままついぞ今年中に達成できないような気もしたから思い切ってチケット買った。

※バケットリスト=生きているうちに自分がやりたいことのリスト

結果として重い腰を上げて行って良かった。そしてメチャクチャ疲れた。ってことで写真もいくつか撮ってきたことだし、レポートしようと思う。
なお、いくつか入場する際の注意点もあってここでも少しだけ触れるが、当記事はあくまでざっくりとした感想文であり、全てをカバーして説明するのは私には難しいため、これから行こうと計画される方は、詳細は公式サイトの案内に従ったり、ネット上にある有志の書いた攻略ガイドに目を通すなどして別途色々参考にしていただきたく容赦願いたい。私の言う事アテにせんといてや。


チケットを予約した

スマホ使って公式サイトで予約した。日時指定の予約制というジブリ美術館に似たシステム。そしてその日時指定を間違えるという痛恨のミス。ホントは3月6日に行きたかったのに3月7日のとこクリックしてた。運良く間違えて予約したその日もヒマだったのが救い。みなさんはこんな奴反面教師にして予約日を間違えないように気をつけましょうね。朝早くから行きたかったけど、もう午前中のチケットは売り切れてて、15:00と16:00しかなかった。もうなんでもいいや。しょうがない。

入場

千葉から電車に揺られること2時間。これだけでもう疲れた。乗り換え3回したよ。サブスクでアニメ一気に5話観れたし。
そして、目的地最寄りの豊島園駅に到着。

この駅舎はなんとなーくハリポタっぽい感じするけど、ハリポタの世界観が再現されてるわけではない。駅と施設は事業が一体化されてないし、そもそも物理的に離れてるしね。版権とか諸々大人の事情。雰囲気ディズニーっぽいけど広告と発着アナウンス以外実は全然ディズニーじゃない舞浜駅と同じだね。

※西武線でもないけど、ホグワーツ特急でもないらしい

そして、駅から歩いて10分弱したところで目的地到着!

結構な長旅で、もうこの時点で体力が50%くらいしか残ってない

しかし、予約時間の1時間前にならないと入れないため、少し徘徊した。一歩出るとキレイに整備された閑静なベッドタウン。

時間が来たので、スマホのQRコードを使って入場。金属探知機も通ったよ。にしても、どこもかしこもペーパーレス化が進んでるね。その分スマホに何かあったら命取りだよ。だからこれから行く人はスマホを予め充電してバッテリー切れギリギリまで使わないようにしたりモバイルバッテリーを用意するなり対策して、スムーズな入場のためにも購入したQRコードの所在も把握しといてくださいね。

そして入場したら目の前にはこの光景。

ラウンジのようなスペース

おお、この時点でハリポタ一色だ。マニアにはたまらないでしょう。

そして、ツアーが始まるまでにもう少しだけ時間があったのでフードコートへ。


私(27歳男性)「ロウソク浮いてる!キャッキャッ」

ちゃんとホグワーツの食堂再現されてる!もうこれだけで6300円の元を取ったもんじゃあないか。

昼過ぎの14:00にしてかなりの混み具合。
みんな友達やカレカノと来てて、ここの来場者グラフの属性に平均10%といないであろうお一人様かつアラサーの私には心細いが、この施設が盛況なのはいいことだ。第一、あれこれ邪なことを考えてるが好きで一人で来てるんだから今更気にすることじゃアルマーニ。

撮り忘れたが、ちなみにここには、食堂とカフェがあったよ。食堂には色んなコンセプトのプレート、カフェには寮のカラーを施したカップケーキとか色々あった。

だいぶ腹減ってたが、ツアーが始まりそうだったのでここでの腹ごしらえは諦めた。

ツアーまでの前置き

そもそも、この施設って何をするところかというと、ハリー・ポッターにまつわるアトラクションを体験できるテーマパークというよりかは、ハリーポッターの映画の世界観を、映画の撮影の裏側を通して体験する巨大美術館のようなところ。

だから、ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンとは違い、どちらかというとジブリ美術館やジブリパークにだいぶ毛色が近い。

で、それぞれのエリアを順繰りに回遊していく。これをここではツアーと呼ばれる。

指定時間になり、ツアーの入口に集合してた15:00組は開かれたゲートを入って進んでいく。

巨大なオフショットの面々

それで、またゲートの前に集合した。


シリーズのポスター

ツアー前にもう少し前置きがあり、ここではスタッフに誘導され、またQRコードを落とし込んだ。


なんでも、ツアー内で特殊な記念映像のダウンロードとかに必要らしい。私は一人客だったしそういうのやらなくても平気で結局使わなかったからよくわからない。基本は誘導されたとおりにやったほうがいいみたい。

我々現代人はほぼほぼスマホ持ってるし、フォトジェニック文化に慣れ親しんでるとは言え、結構スマホありきの施設だなって。


なので、スマホいじってないと禁断症状おこす人は尚更モバイルバッテリー推奨です。ってかもはや必須。映像のダウンロードに電池食うし、道中で写真・動画撮影に夢中になって電池食うし、中間地点のカフェでメシ食いながらスマホいじるときも電池食う。どこのエリアもコンセントもUSB差込口も見当たらなかったし、困っても充電器なんて用意してくれないぞ。

そんなこんなで、またゲートが開かれ、今度は撮影禁止エリアであるゲートへ。本格的なツアーが始まる前に4つくらいゲートがあって前置きがある。

3つ目のゲートでは壁面のディスプレイに映し出されたトリッキーな映像が流れ、その中でハリーポッター全作の吹き替え声優を勤めた小野賢章が登場し、概要説明と注意事項の喚起といった案内をした。間違っても無駄無駄無駄無駄!とかサプライズで言ってはくれない。小野さんはジョルノ・ジョバァーナの声優でもあるし、ジョジョのアニメもワーナーの傘下で作ってるし、ギリギリOKだったりしないものか。
にしても、吹き替え声優がこういった施設に顔出しでスポークスマンとして登場するなんてディズニーとは違ってなかなか寛容なんだな。
ディズニーなんかはキャラのイメージを損なうだのなんだのってうるさくて、ディズニーのメインキャラを担当する吹き替え声優はディズニー関係者がいないところでTVとかで決め台詞とかを喋っちゃいけないって制約があるらしいぞ。ここ最近は柔和傾向にあるが。

そして、そのあとはでっかいスクリーンでダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソンらが作品への思いとツアーの見どころを説明してくれた。みんなちょっと若いし、多分ロンドンが開業したとき(2012年)の映像の使い回しかな。なんだか、幼少期に秘密の部屋を映画館で観たときを思い出して少し感動。

そして、スクリーンの幕がスーッと上がり、最後のゲートが現れた。


撮影再び解禁。なかなか荘厳

そこで、やっとツアーが始まる。

なんでも、どっかのタイミングでツアーガイドさんが話してたけど、ツアーを全部回るのに4時間かかるとのこと。マジ?今15:00だよ。この前置きの時点で15分くらいかかってお腹いっぱいですけど笑

いざ、ツアーへ

ここからはダイジェスト。

写真数枚だとわからないかもだが、もっと見どころは沢山ある。もっと色々撮っても良かったのだが、なるべく目に焼き付けた。

ツアーガイドが言ってたようにホントにちゃんと時間かかる。

平均的な所要時間は4時間だが、ファン曰く、くまなく探索したいなら7時間は要するらしい。

それと気をつけてほしいところが一点。トイレがあんまない。ツアーの途中でトイレのあるエリアが限られる。特にツアーの前は前置きが色々あることもあって、15〜30分は行けるタイミングがないため、あらかじめ用便は済ませておこう。

ホグワーツの大広間


グリフィンドールの衣装


ニンバス2000


デスイーターをみんなでエクスペリアームスでやっつける

ヤバい。楽しすぎる。展示されてる映画の小道具には中には実際に撮影に使われてたものもあるらしい。

しかし、色々撮ってて思ったが、私の使ってるスマホ、カメラの性能が悪すぎてイマイチ映えない。やっぱiPhoneに劣るか。

機種はXiaomiのRedmi Note 11T。疑似ハイエンドのミドルスペック。Xiaomiは値段以上の性能を発揮しててコスパがいいからここ数年は機種変するたびに使ってるくらいには気に入ってるが、初めてハズレ引いた。特にカメラが糞すぎる。前使ってたXiaomi 10T 5Gのほうがずっと綺麗だった。
次はiPhoneにしようかな。少なくともRedmiはもう買わん。

小休止 少し遅いランチの時間


ちょうどツアーの中間地点らへんにカフェがあって、そこで食事をとった。写真撮るの忘れた。

メインはプレートで、作品をモチーフにした料理が色々。サイドメニューにはフレンチフライとかこれまた色々。サンドイッチや弁当といった軽食もある。

あまり言わない方がいいかもしれないが、やっぱメチャ高い。観光地価格。
プレートは3000円弱くらい。デザートはそれぞれ1000円。一番安いサンドイッチは600円くらいで観光地にしては妥当かな。量は少ないけど。

結局、オニオンリングを頼んだ。900円ほど。
なかなか量の多いこと。これあれだ。二人でシェアする感じのやつだ。メチャクチャ美味しかったよ。備え付けのバーベキューソースが燻製の香りが効いてて良かった。大人2〜3人分の量でしたが、ちゃんと全部平らげました。

ここに、小ネタを一つ発見。お皿に敷いてあった英字新聞が日刊予言者新聞ではないか。「デスイーター、マグルの家族を全員殺す」みたいな見出しが書いてあった。怖い。

ツアー再開

ここからも駆け足でダイジェスト。

繰り返しにはなるが、写真はツアーのほんのごくごく一部。

色んな見どころ、もっとずっとたくさんあるよ!

アズカバンの囚人に出てきたバス


一番興奮したポイント。9と3/4番線の迫力は想像以上だった。もちろん車内も見物可能!


魔法省


ダイアゴン横丁


ツアーの最後。ホグワーツ魔法魔術学校の造形


楽しかったツアーが終わって

駆け足になったが、ホントに楽しかった。私の場合、流し見みたいな感じなので滞在時間はおよそ2時間くらい。かなり早いほうだと思う。

で、まとめとしていくつか感想を述べるとすると


・ハリー・ポッターマニア垂涎の美術品の数々!それだけじゃなく、映像制作に興味のある人もなかなか刺激のある舞台裏 一番の私のお気に入りは音響制作のエリア

・案外、ハリー・ポッター観たことない人でも楽しめそう 駅から歩く途中、女子高生が「ウチハリポタ観たことなかったんだけど、えー、ヤバ、メッチャハリポタ観たくなったんですけどー」とかチャリ漕ぎながら電話してた

・ファンタスティック・ビーストのエリアもあるけど、正直見どころ少ない。あんま人気ないしね。作品自体面白くないというか。私も一作だけ観てやめた

・やっぱりスマホの準備は万全を期すべし。あと、ワーナーさんが提供してるFree Wi-Fiが使用できます!

コスプレ率の高さ。来場者の半数近くはなんかしらの衣装を着て杖を持ってた。考えてみれば私もマグルのコスプレをしてたようなもん

・グリーンバックの前でクィディッチの観客になりきるの楽しかった

・動く階段がほんとに動いてた

・ホグワーツの各部屋の再現度な!あと、魔法薬学の教室!憂いの篩(ふるい)は人気過ぎて近づけなかったのが残念

・すごく楽しくてすごく疲れた。基本歩きっぱなしで全然椅子もないので、体調管理には気をつけましょう。また来たい

そして、帰りは渋谷にある行きつけのジビエの居酒屋でビール片手にウズラの半身を屠ったとさ。

 半年ぶりのビール めっきりお酒を飲まなくなったけど、こういう時くらいはいいかな

久々に小旅行っぽいことして充実した1日を過ごすことができた。

バケットリスト一つ達成!

今年はバケットリスト半分は達成したいな。

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