私のやりたいこと

私には娘が二人います
プロフィールにもあるように娘①は29歳 発達障害ASDです
今は障害者用グループホームへ入り、平日はB型作業所へ通っています
娘②は25歳 検査はしていませんが、グレーゾーンのような気がします
高卒後、車のディーラーで営業をしましたが合わず2年弱で退職、
その後「物づくりがしたい」とインテリア木工の職業訓練校に1年通い、
卒業後は木工製作会社へ就職、と同時にコロナ禍で急激な業績不振により、
4月のみ就業→その後自宅待機→半年後に状況回復せず退職となりました
その後はイベントスタッフやコールセンター、冷凍食品の倉庫仕分け、
飲食店のホールスタッフなど多岐の職を転々
直近は半年ほど勤めた空港のグランドハンドリング職を3月に辞め、今無職に至ります(そろそろ落ち着かねぇか?)

まあ私も若い頃から職を転々としておりますので娘にあれこれ言える立場でないです
昔は終身雇用制で今のようにリストラなどほぼ無かったのに、
あまりに仕事ができず2-3年で退職(に追い込まれる)の繰返し
正真正銘の【でくの坊っぷり】に落ち込み、逃げの気持ちから
突如「ワーキングホリデーでカナダへ行く!!!」とほざき、行動を始めました
しかし動機に私のやけくそ度合がしっかり透けて見えていたため
家族や親せきから全力で止められ、私もそれに引っ張られ、
すごすごと取りやめる始末(ダサすぎる)

その後は二度とそんなヤケは起こさないようストッパーのようにお見合いが設定され、結婚、念願の田舎暮らし実現!という流れで嫁にいき、
順調に?人生が進み始めました

ちなみにカナダは結婚後、娘①が2歳半頃「このままだと子供が増えてカナダへ一生行けねー!!!」とこれまた急に思い立ち、家族3人で独身時代に貯めた(私の)お金で、夏のカナダへ1か月豪遊しました。~まさに夢見心地~

その後は予想通り豪遊のツケがまわり、子供②が生まれたこともあり、
なかなかの困窮っぷり
親から心配で送ってくれる仕送り品や青果店やスーパーのパートや、果てはその辺の雑草や野草を天ぷらやお浸しにして食べたりして(意外とイケた)凌ぎました
その努力もむなしく結局【金の切れ目は縁の切れ目】を体現し、
夫とはさよならしました 結婚期間は11年でした

さて前置きが長くなりました
シングルになって働いて、娘たちも両親の助けもあり順調に成長しました
どちらかというと娘①はもともと繊細な性質で、幼い頃から固まることが多かった子でした
【固まる】=機嫌を損ねるとその居た場所で銅像のごとく何時間も動かない
実家の2階の階段の踊り場で2時間立ちんぼで動かなかったこともあります

みんなで楽しくゲームをしていても、自分の旗色が悪くなるとしているゲームをぐしゃぐしゃにして無理に中断させることもありました
小学校から中学校、高校、専門学校と進む中で小さな違和感が成長するたびどんどん大きな違和感へ変化していきました

でも自分も家族もよく理由がわからない中で、社会に出てからの風当たりの強さで自尊心が破壊していく状況下、それは本人にとってとてもつらかったと思います

娘①が発達障害と判明するまでのほぼ10年間、家族で何とかしようと奔走しました
でも本当の理由が見えてなかったので、今から思うとズレたことや間違ったことをたくさんして時間もお金もたくさん使いました
本人もたくさん苦しみました
今も本人との関係は良好ではないです

なので現在進行中の娘①との関係改善や悩みをここにさらけ出して
発達障害のお子さんの家族さんたちとつながりたい
やりとりをすることで悩みの情報共有をしたい
そして当事者さんが生まれたことに喜び、自身の特徴を知り、
楽しく生きていくために家族や周囲ができることを探して提案したい
それが私のやりたいことです

人生の残りがぼんやり見え始めてきているから、
それをやりたいからこのタイミングで仕事を辞めたんだと思っています


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?