はじめに
みなさんこんにちは。
オンライン編入予備校であるスプリング・オンライン家庭教師、運営の結城です。
せっかく筆記試験に合格したものの、面接試験の準備を怠り、泣く泣く不合格になってしまった学生が毎年大勢います。
そのようなことにならないよう、面接試験に向けては周到な準備が欠かせません。
今回の記事では、想定問答集の作成、模擬面接の実施という2つの視点から、面接試験に向けた準備の仕方を解説したいと思います。
編入試験における面接試験の位置付け
そもそも面接試験は、編入試験の全体の流れの中でどのように位置づけられるのでしょうか?
下記にある通り、面接試験は、1次試験である筆記試験の後に行われる2次試験です。
基本的には筆記試験に合格した者のみが、2次試験に進むことができます。
面接試験では、口頭試問が行われる場合(主に理系の編入の場合)もありますが、文系・理系問わず、事前に提出した志望理由書の内容に基づいた質疑応答がなされます。そのため、志望理由書と面接試験はセットであると言われています。
面接試験で良い成績を残すことができれば、編入試験に最終合格することができます。
面接試験で良い成績を残すことができれば、編入試験に最終合格することができます。
面接試験は、筆記試験での失敗を挽回できるチャンスの場
たとえ、1次試験である筆記試験を突破して面接試験に進めても、筆記試験の成績が面接試験突破者の中で低ければ、最終合格の可能性は低くなります。
しかし、志望理由書が出色の出来で、なおかつそれに基づいた面接試験でベストパフォーマンスを発揮できれば、最終合格者として残る可能性はぐんと上がります。
冒頭でも説明させていただいた通り、志望理由書の作成や面接試験の準備をなおざりにする学生が多数いることを考慮にいれれば、
(志望理由書と)面接試験は、筆記試験での失敗を挽回できるチャンスの場であると言えるのです。
想定問答集を作成しよう!
面接試験で挽回するために、まず重要なことは想定問答集を作成することです。
想定問答集とは事前にされる可能性が高い質問に対する答えを文章形式で用意したものです。
学生の中には「大体頭の中で話すことを決めておいて、それを本番で答えれば問題ないだろう」
というスタンスで面接試験に臨む方がいますが、それは正攻法ではありません。
必ず、想定問答集を作成し、本番ではその内容をそのまま答えられるようにしないといけません。
では、編入試験では具体的にどのような質問がされ、それぞれに対してどのように答えればよいのでしょうか?
専門分野・勉強テーマに関する質問
興味・関心に関する質問
所属大学に関する質問
筆記試験に関する質問
併願校に関する質問
卒業後に関する質問
その他の質問
逆質問
模擬面接の実施
どれだけ質の高い想定問答集を作成しても、また面接マナーを覚えても、本番で思うような受け答えができないことは往々にしてあります。
そのような方に共通してみられるのは、想定問答集を作ったことから生まれる慢心、すなわち面接試験を軽視する姿勢です。
「想定問答集も作ったし、大体頭の中で言うことを覚えておけばよいだろう」
このような詰めが甘い人は、面接試験で足を救われます。
逆に最終合格できるような人は、筆記試験の前も後も、作成した想定問答集を使った模擬面接の練習に余念がありません。
したがって合格するためには、必ず模擬面接の練習を行う必要があります。
模擬面接の練習方法としては、以下の2パターンが考えられます。
その際、できれば1と2の両方を行う必要がありますが、もし難しければ1だけでも構いません。
2の場合、編入予備校やオンライン家庭教師の講師、大学の先生などに面接官役を務めてもらうことが理想的ですが、難しければ家族や友人などに頼んでも問題ないでしょう。
大事なことは、できる限り本番に近い緊張感がある雰囲気を作って模擬面接を繰り返すことです。
模擬面接を通じて、自分の受け答えの仕方を客観視し、問題があればそれを修正していくべきです。
まとめ
いかがでしたか?
本記事を通じて、大学編入試験における面接試験へのご理解が少しでも深まってくれれば、大変嬉しく思います。
編入を目指される方へ
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