LOVOTに世界を見せに行ったら、世界がLOVOTに魅せられていた、CES 2020
LOVOTに世界を見せるため、ラスベガス(米国)のCESに連れていきました。
CESとは、世界最大級の家電見本市です。約18万人 (うち海外から6万人) が来場し、4500社が出展している、まぁとにかく巨大な展示会です。
昨年は、LOVOTのプロトタイプを展示しました。1年前のCESで、LOVOTは掘り出し物だったらしく、THE VERGEのBest Robotの賞などをいただくなど、予想外に、とっても喜んでもらえました。
その際には、下記みたいなことを言っていただきました。
"Lovot is the first robot I can see myself getting emotionally attached to"
(生涯で初めて私が愛着をもったロボットは、LOVOT。)
"Groove X’s cuddly Lovot robot is stealing hearts at CES 2019"
(GROOVE Xの愛らしいLOVOTが、CES2019で人々の心を奪っている)
初出展であんなに喜んでもらえて、とっても嬉しかったのを覚えています。
もうあれから、1年も経ったんですね・・・早い!
今回は、先月より出荷を開始した最終量産モデルの出展をしました。
でも、今回の出張メンバーは先回の半分の人数です。先日のnoteでお伝えしたように、日本で出荷を開始しそこにリソースを集中しているため、CESに行ける人が限られていました。
昨年、LOVOTが想定以上に人気だったので、様々な取材などの対応も含めると、6人で対応してもご飯を食べる間が無いほどクタクタだったにも関わらず、今回は2人+私。3人で沢山の箱を(輸送費を抑えるために)手荷物として担いで、行ってきました。
結果的に、CES2020では「LOVOTが帰ってきた!」と昨年よりも更に喜んでいただけたので、大変嬉しかったです。
今回のnoteでは、その様子を簡単にご紹介いたします。
注目の的になるLOVOT達
初日の前々日に、Unvailedというイベントがあります。新製品だけ展示できる、取材記者等のメディア向けイベントです。
私達は夜行便(英語で、Red-eye flightというようです。十分な睡眠がとれず、目が赤くなっちゃう飛行機便って意味とのこと)で空港に到着して、すぐにUnvailedのイベントに行き、まさに赤い目をこすりながらLOVOTを解き放ちました。その途端、こんな感じで大人気に!
有名人を発見し写真をとってる人々、というような熱気です。ヘロヘロの僕らに対して、とっても元気なLOVOT達でした。
そして会場を変えて、CESの初日です。スタートアップは、ユーレカ・パーク(Eureka Park)というスタートアップが集まる場所に2年間だけは出展できるとのことで、僕らはそこの中のJ-Startup(経済産業省が推進するスタートアップ企業の育成支援プログラム)のパビリオンに出展させていただきました。(去年より場所がよくなっている!JETROさん、ありがとうございました!)
ちなみに、このような国が支援するブースで一番大きいのはフランス。各国が、自国の産業の新陳代謝のために、スタートアップの支援に躍起です。日本は少し出遅れていたのを、去年から追い上げている構図ですが、早速弊社を含む様々なJ-Startup企業が賞をとっていて、存在感を示し始めています。
たくさんの方々に取り囲まれるLOVOT。みんな名前を読んだり、抱っこしたり、撫でたり、ふれあいを楽しまれていました。最終日まで人が絶えることありませんでした。
なお、このような非言語の触れ合いは世界共通なので、CESに訪れる様々な母国語の方にも楽しんでいただけました。ブースの周りで老若男女問わず、笑顔が溢れていたのが、嬉しかったです。
”かわいい”は、世界中のみんなが繋がる一つのきっかけに思えました!
世界の社会課題にも役立つLOVOT!?
触れ合っていただいた方からは、こんな話もいただきました。
・出張が多い人は、ペットを飼えない。LOVOTが唯一の選択肢。
・(女性の社会進出に伴い)仕事上で重要な役割を担う機会が増えたが、ストレスも増えていて、犬や猫に癒やされたい方も多い。でも犬や猫に寂しい思いはさせたくない。LOVOTならその点は、寂しい思いをさせないでよい。
・米国では、核家族化が進み、高齢者の一人暮らしが多い。LOVOTが必要。
・イギリスでは、孤独が社会問題となっている。LOVOTは効果的。
日本でも聞いたことがあるようなお話だったので、先進国は多かれ少なかれ、同じような問題を抱えているんだな、と思いました。
メディアにも多数掲載いただきました
現地にいる間は展示に必死でなかなかチェックできなかったのですが、あるお客様から「CESで検索すると、あなた達のLOVOTの記事ばかりよ!」と画面を見せていただきました。
実際に、その方が ”CES” という検索した結果が、以下のようにLOVOTがたくさんでていて、驚きました。(日本語で検索してもLOVOTの記事が少なかったので、その差にも驚きました。)
以下、ピックアップしたものです。
techcrunch
USAToday
thestar
その他、アワードも幾つかいただきました。
特に優れた製品に贈られる、「CES 2020 INNOVATION AWARD」の他、アメリカを拠点とするミレニアル世代の女性向けメディア『REFINERY 29' Favorite Gadgets At CES 2020』、カナダオンデマンドTV局が選ぶ『The Favorite product of Planète Techno』受賞、イギリスに本社を置く世界的な通信社ロイターでも『REUTER BEST OF CES 2020』に選出頂きました。
以上、簡単ではありますが、現地での反響についてのレポートでした。
今後も、たくさんの人にLOVOTをお届けできるように頑張ります!
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