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決意~ありのままの状態を受け入れる~

先日2つ、noteに書いた。

あれから、私とパートナーはいろいろ話し合い、一つの結論に至ったので、
ここに備忘録として書きたい。

0.はじめに

今回、書く内容が内容だけに、ここに備忘録として残すのはどうか、とかなり迷った。
その結論を出した過程で、自分の嫌な部分や自分が出来ないことに目を向けそれを受け入れる、ということを行った。これについては、決めるのは、一瞬だったが、決めてから「本当にそれでいいのか」という思いといまだに葛藤している。
しかし、それでもこの過程を知って、同じ悩みで苦しんでいる人に「あなたは一人じゃない」というメッセージを伝えたい、と強く思ったので、今回ここに書くことにした。

1.不妊治療はしない、という選択

先日ブライダルチェックを受けた、というのは冒頭のnoteの記事で書いた。結果は、パートナーも私も健康で、妊娠可能性はまだある、という内容だった。
私はアラフォーの一応まだ30代ではあるが、年齢的にアラサーの方たちに比べれば、妊娠の可能性は低くなっている。
本当に子どもを望むのであれば、不妊治療をした方が良い、というのは頭ではわかってはいるが、以下の理由から今回不妊治療をしないことに決めた。
・計画的に物事をすすめるのが苦手(私が)
・定期的に病院に行くことに抵抗(私が)
・人に強制されているようで気が進まない(私が)
・パートナーはかなり楽観的で、不妊治療を私主導で行えば夫婦仲が悪化するのが目に見える。

とくに、計画性がなかったり、人に強制されるのが嫌いな私は、妊娠するまでにアドバイスでいろいろ言われるだろうことを想定すると、気が滅入るのである。
また、定期的に病院に通い、その都度その都度「今回は残念でした。。」と聞かされることもあると思うと、ただでさえ自己肯定感や自己評価が低い私にはそれに耐えられる自信がないのだ。

過去のnoteには書いたが、私のパートナーは一般的な日勤ではなく、夜勤等が中心。私がフルタイム勤務の時にはすれ違いが多かった。では限定専業主婦になった今は、、と言うと、あまり変わっていない、という状況。
結局、すれ違いの生活は解消されないので、仮に不妊治療するとして、それが始まったとしても、協力をとりつけるのに苦労するのは目に見えており、私が八つ当たりするのも目に見えている。
となると、今後この件でもめにもめ、最終的に、、、という結論になる可能性もある。
子ども欲しさに夫婦仲が悪くなる、と言うのは本末転倒であるので、今回この選択をした。

2.わざわざ「不妊治療しない」という選択を口に出した理由

今回、「不妊治療はしない」という選択を口に出した理由について。
正直、ここまで決めて、運よく今後妊娠できたら、どうするの?という疑問が出てくると思う。
今後は自然の流れに任せ、運よく妊娠したら、それは喜びとして受け入れる、と決めている。
しかし、なぜわざわざ選択をしたのか?というと、「パートナーに過度な期待を持たせたくない」からだ。
不妊治療を行ったとしても100%ではない。楽観的なパートナーは、絶対に妊娠できる、ときっと疑わないで私を励ましてくれるのもなんとなくわかる。
しかし、不妊治療をして、うまくいかなかったときに、私の心が折れるし、楽観的過ぎるパートナーの笑顔を私が見れる自信がないのだ。

また、うちのパートナーの楽観さは、超絶ネガティブな私の救いである一方で、私を追い詰める一つの要因にもなり得るのだ。
であれば、私は0か100というのはあまり好きではないが、「しない」という選択をすることで、私自身がいろいろなものから吹っ切ることができ、自分の精神衛生を良い方に保つことができるのだ。

パートナーには話をし、「2人が楽しく暮らせるには?」を一緒に考えよう、ということで合意した。

3.婚活からの結婚は決してゴールではない

婚活を通して今のパートナーと知り合えて、毎日穏やかに暮らしてはいるものの、結婚は決してゴールではない、ということを最近自覚している。
結婚してからの方が、大変なことは多いし、婚活を終えても、決してもろ手を挙げて喜べないな、、ということを実感している。

今の婚活サービスは、成婚がゴールになっており、其の後の過程のフォローがほとんどない。婚約してからのが大変なのにな、、、と私は今感じている。

また、結婚した後、子どもを考えた際に、どんな方法があるかは、自分から取りにいかないといけない時代。
婚活サービスでさわりでも良いのでこういう情報提供があったらいいのにな、、と何度か思ったことがある。(きっと自分でこういうサービス作るとかした方が良いのかしら。。。なんて思ったり)

それでも、結婚という選択を取ったことには後悔はしていないし、今回の「不妊治療をしない」という選択をとったことにも後悔はない。

私は、今までの人生、「今」ではなく「自分が欲しい未来」へ目を向けすぎた、と自覚している。
そのせいで、「あー、あの時もっと遊べたのに」とか、「せっかく英語ができるのに、自分を卑下して全然チャンスをつかめなかった」とか20代のころの選択を後悔することはある。
今回の不妊治療の件も、結婚直後にブライダルチェックへなぜ行かなかったのか?という後悔はあり、1年6か月という時間を無駄にした。

ここに書きながら思ったのが、自分が欲しい未来に目を向けた、と書いていながら、後悔の内容は「今」を大事にしなかったから起こっているのだ。
私の選択はかなり矛盾をしている。だって、チャンスも「私なんか」というその「今」を否定しているし、ブライダルチェックもその「今」できた最良の選択肢を「仕事」と言い訳で行かなかったのだから。。。

この先は、後悔をしないよう「今」に目を向け、ありのままを受け入れて、前を向いて生きていきたいと思う。

子どもが持てない未来だったとしても子どもにかかわりたいのであれば、関わり方はあるはず!
そういう前向きな視点で今後はいきたい。



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