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独学2ヶ月で英検準一級を習得した方法[振り返り]

みなさんこんにちは

本格的受験生、そゆんです。

私事ですが、先日英語技能検定準一級を取得しました。(嬉しいので強調)



学生の皆さんなら必ず、通るであろう英検取得の道。

最近の大学入試では立教大学が独自英語試験を廃止したり、上智大学の公募推薦や早稲田大学の国際教養学部のように出願条件に級を指定している大学があったりと、かなり英検を持っていることが重要になってきています。

今日は、受験生になった私が受験勉強と両立しながら準一級を2ヶ月でとった方法を自分用メモ&ご紹介の意味で書き起こしていきます。

お急ぎの方は1ヶ月目/リーディングというところまで飛んでください。

みんなで英検取得して有利に受験進めていこうな!!


01:なぜ私が準一級を取得したかったのか


そもそも私は英語はそんなに得意ではなく、2級も取得してはいるものの、コロナ前の高1の秋に取ったもので、正直英語なんて忘れている状態でした。

実は私はリスニングが得意なのでボキャブラリーを捨てて、得意なリスニングとライティングでどうにか点を取る方式でここまでの球を取得してきました。

受験で使えるのは知っていたんだけれど、2級を持っていればいいかな〜程度にしか考えていませんでした。

しかし、私の周りの留学に行っていた友達が次々と準一級を取り始めたのを見て、「え?世の中に、こんなに準一級持っている人がいるの?私受験で勝てなくない?」と急に焦りを感じ、S-CBTの制度を利用し急いでとった次第でございます。

ちなみに、総合型選抜には使えないタイミングで結果が帰ってきたため、2級のスコアを提出しました。まだ時間のある方は早め早めの習得をお勧めします(*^^*)



02:How to success ?

サクセスなんてカッコつけてしまいましたが、やり方を紹介していきます。

大前提として、私は土曜日に公式ホームページに載っている過去問を解き、1週間かけて単語やリスニング力を培い、また土曜日にテストする、という方式をとっていました。


1ヶ月目/リーディング

ここからは1ヶ月ごとにやったことをご紹介します。

語句問題について

1ヶ月目はとにもかくにもう単語単語単語の日々で、慣れるまでは普通に一日5時間とかやっていました。

1日のスケジュールとしては

①朝:昨日の確認&英語の友で単語帳見ながら聞き流す

②夕方:筋トレしながら音読&暗記

③夜:再度テストし、覚えられなかったところはクイズレットに

というスケジュールでした。(使っていたアプリ等は後述します)

やっていた量は、200語/1日。

この時は覚える、というよりはいかに多い回数見るかということに気を配っていました。

ちなみにこのタイミングで筋トレをしていたのは意味があって、受験生なので体を動かすタイミングがないことや、体を動かすと記憶の効率が上がるとお世話になっているスポーツ系の医師の方に教えてもらったので(本当はウォーキングがいいらしい)実践していた次第でございます。単語帳見て音読しながら自転車漕ぎをやったり、プランクをやったり、単語帳が見れるくらいの激しくないものをやっていました。

さてさて、では暗記にも方法があって、

まずはAのページの英単語、日本語、例文を音読する。

次に、英語を発音して日本語の意味を思い出す(or声に出す)

Aのページが完璧になったら、Bのページを同じ作業する。

Bのページも覚えたら、Aのページに戻り覚えていないところをまた完璧にいする。

Cのページに進み、Cが完璧になったらBに戻る。

とこのように少しずつ元に戻り、最後は最後は1周完璧にいえるようにしていました。

二回目になりますが、初めはほんとにこれだけで3時間〜4時間やっていました。(流石に筋トレは1時間程度)慣れたら1〜2時間あればできるようになります。かなり気合のいる作業でしたが、これのおかげで古文単語や社会も覚えることが得意になりました。

ボキャ貧だった私はこの方法でボキャブラリー問題はもちろん、リスニングの精度をあげることに成功しました。

ちなみに、熟語はやっていませんでした。熟語は4問しか出題されない割には、範囲が広く汎用性が低いので、コスパが悪いので一周のみ行いましたが、その後は捨て、という判断をしました。時間のある方は取り組んだ方がいいと思います。


読解について

読解の方は、Youtubeで情報収集をし、多くの動画に共通していてかつ効果を実感したのは

・スラッシュリーディング

・ディスコースマーカー

・問題文のみ先読み

の三つでした。

スラッシュリーディングは練習をたくさんしました。文の構造を理解することで文の内容を一回で正確に読み解くことができるようになり、戻らずに理解できることが多くなりました。

私の区切り方は、構文に従って括弧を使う方もいらっしゃいますが、全てスラッシュで区切り、ディスコースマーカーは四角で囲い、数字にはアンダーラインを引いていました。ディスコースマーカーを囲うことで、話の流れが掴めるので後から回答の根拠を見直す際に視覚的に見やすくなります。数字は出題されやすいので特にパーセンテージなどは意識して読んでいました。

ディスコースマーカーは有名な単語の意味を暗記していました。単語の学習とあえて分けて学ぶことで、それらの単語が出できたときに、howeverが来たから話が変わるぞ!とか、as a resultでまとめくるぞ!などと判断しながら読んでいました。

問題文のみを先読みし、選択肢を読まないことで、混乱する情報を頭に入れないようにしました。さらに、答えを想像しながら解くという方法を実践して、答えを想像することで選択肢の引っ掛けに引っ掛からずに選ぶことができます。

またこれは小手先のテクニックですが、私は選択肢を4番から読むようにしていました。効果があったのかはわかりませんが、1番はないだろうというバイアスを取り払えることや、出題者の意表を突いたという点では効果があったのではないでしょうか?


1ヶ月目/リスニング


実は1ヶ月目はリスニングのためにやっていたことは一つしかなくて、

YouTubeに上がっている中級リスニングを実践する

のみでした。私はリスニングが得意だと信じていたため、シャドーイングなどはせず、

英語を聞く⇨意味を考える⇨答え合わせをする

という作業を帰りの電車で繰り返していました。

一度聞いてみて、何これ、まっっったくわからん!という状態の方はYoutubeに上がっているシャドーイングをお勧めします。

さてこの作業に使う動画でお勧めは、日本語音声ありのパターンです。すぐに答え合わせができることで、自分の答えとの比較をし、定型分は覚えるようにしていました。

1ヶ月目/ライティング・面接


私はS-CBT方式での受験だったため、面接の練習もする必要がありましたが、1ヶ月目の時にはまったく練習していませんでした。


2ヶ月目/リーディング


語句問題について

さてさて、1ヶ月かけて、覚えた英単語ですが、覚えきったものもあれば、忘れたものもあります。

なので今度は出る度Aに絞って、1秒で答えられるもの、答えられないものにラベリングし、答えられないもののみを100語程度ずつクイズレットに集めて、月曜から土曜まではクイズレットを繰り返し、日曜は単語帳に戻って勉強していました。

実は1ヶ月目はまるまる一冊取り組んでいたのですが、2ヶ月目は出る度Aにのみ絞って覚えていました。やっぱり出る度Aが一番聞かれやすいので出る度Aは丸々忘れないように暗記していました。


読解について

特にやり方は変えてはいませんが、復習の際に全訳に取り組みました。実は1ヶ月目の復習は答えの根拠を探すのみで止めていましたが、全訳することで問いに関係ない英文も理解し切ることを意識できました。


2ヶ月目/リスニング

この時から、過去問が二週目に入ったので問題文を二倍速にして聞いていました。当然初めは理解なんてできないですが、過去問を解き終わった後に、スクリプトを見ながら聞いてみたり、同じ速度で音読したりしていました。

この速さで理解できるようになると、正直本番は余裕です。リスニングの際に選択肢を先読みするのは鉄則だと思いますが、二回読み上げている間に先の問題の選択肢を見て、しっかり理解してからリスニングをすることができるようになります。


2ヶ月目/ライティング


ライティングで私が意識していたことは、型を守ることと慣用表現を使うことです。もう準一級にチャレンジしようとしているあなたは自分の型を持っていると思いますが、ない方はいますぐ覚えよう👇

I believe that ~. I have two reasons.     

First of all, 

Secondly  ,

For these reasons, I think~.

私はこれで受かったので、もっと難しい表現ができる人はそっちの方がいいけれど、時間のない人はこれで十分だと思います。あとはnot only~ but also~は絶対使ってた。これは、私こういう慣用表現使えますよ〜というアピールで、かつどんなトピックにも使いやすい表現だったから選んでいました。

ちなみに準一は触れなきゃいけない話題が決まってるけれど、私は2級まではincrease/decreaseの表現と、experienceの表現で理由を埋めていました。ある程度どのトピックでも使えそうな理由を準備しておくと便利かも(それは〇〇を増やす/減らすとか、それは人々にとって良い経験になるはすごく使いやすかった!)

型が決まったらあとはボキャブラリーと文法のみ!過去問を説いている時間では、手書きまたは字数カウンターに打ち込みをしておいて、採点後、Googleドキュメントの文法チェックの機能にかけて忘れている文法は確認していました。


2ヶ月目/面接


面接の練習は最後の1週間しかしてないんだけれど、

ライティングと一緒でグーグルドキュメントに音声入力してた。Apple社のものは音声入力がデフォルトでついているので(Androidもあるのかな?)自分の発音を機械で確認していました。そうすることで自分が喋ったことを見返せるし、文法チェックもできるし、一石二鳥。

あとはアナウンスの問題とかは二分間喋らなきゃいけないから、一枚の絵で30秒喋り続ける練習とかもしていました。結構これしんどい。一枚の絵の情報を、めちゃくちゃ拾う練習はしていました。


まとめ

そんなこんなで1ヶ月目で単語、読解で基礎を作り、2ヶ月目で応用する練習をすることで留学経験なし、塾なしの独学受験生でも準一に受かることができました。少しでも短い期間で取りたくてこの記事にたどり着いた時間のある高1高2の皆さん。できるだけ早く取り組もう。


使っていた教材

英検過去問

出る順 パス単

準一級 教本

英語の友

クイズレット

https://quizlet.com/ja


グーグルドキュメント





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