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帰宅を急ぐ熟女、本日の深夜料金。

会うのは1年以上ぶりかな。

この時彼は就活がそろそろ始まる大学生だった。

私の家からは離れた場所に住んでいて、
LINEはマメだけどこの間にコロナ禍になり
会えずに時間が過ぎだ。

まぁ正直1年以上も会えていなかったのは、私にあんまり興味がなかったんでしょうね笑

けれど就職した会社は私の部屋の最寄りと同じ、彼の家も私の部屋まで自転車で来られる。


なんだかんだとまたLINEをするようになり、
そのうち彼は一緒に飲みたいと言い出した。


きっと就職して色々大変なんだろう。

そういった弱みにつけ込むのは得意だよ。
熟女の包容力で癒してあげようじゃないか。

とは言っても彼はなんとなく私に色っぽいことは求めてなさそうだと思った。

だから、生理真っ最中の今日、それを告げずに彼を部屋に呼んだのだ。


酒豪の彼のためにお酒を沢山と、ひとり暮らしの新卒社会人が買わないようなちょっとオシャレなデリを用意したらすごく嬉しそうだったし、なんだかすごく可愛かった。

久々に会ったイケメンはちょっと疲れた感じで、以前会った時の怖いもの無しのキラキラ大学生って感じではなくて職場の人間関係にかなり病んでるみたいだった。


、、、かわいそうに。

有り余って行き場を無くした母性本能で
つい甘やかしたくなる。


愚痴を聞いて励まして、酒を飲ませる。


そのうち私も酔っ払ってきて舌が回らなくなってくる。


何度かお互いトイレに立って戻るたびに座る距離が近づいて

気付いたら指先が触れ合って手を繋いでいた。


一生懸命敬語で穏やかに話す彼を見ていたら

〝あぁ、キスしたいな”

と思ってその横顔に近づいた。

私の唇に視線を落とした彼は

思った通りキスを返してくれた。


”なんだ、私のことアリなんじゃん”


本当に、酒のせいで全てがどうでもよくなってセックスが始まりそうなこの瞬間が好きすぎてやめられない。


酔っているせいか優しく愛おしそうにずっとキスしてる彼にラグの上に押し倒されて服の中に手が入ってきた時、

〝あのさ、お酒飲みたいだけで私に興味ないかと思ってて、、今日生理なんだよね”

と言ったけど普通に笑って今にも始まりそうなキスを繰り返しながら


「舐めてもいいですか?」

なんて度肝を抜くような事言い出すから


〝変態なの?笑“

と返した。




シャワーを流して、180センチを超えた高身長の彼に合わせて爪先立ちになりながら、メイクも髪もぐちゃぐちゃのまま後ろから挿れられて、頭が朦朧としてくる。


腕を引かれて正面を向かれたらじっと見て

「可愛い」とかいっちゃって

可愛いわけないのに

乱れた私の髪を撫でで優しく笑うから23歳の子の前で私は子供みたいに無防備になってしまう。


もうすぐ終電が行ってしまうのに、

本当にダメな大人だな。


シャワーから出て服を来て隣に座った彼は

私の手を取って

「aoiさんが人妻だってこと忘れちゃいそうです」


私だって君みたいな子といる時は

自分が人妻だって忘れたいよね。


今日はありがとう。またいつか。

やっとまた会えて嬉しかったよ。



さて、夢から覚めた熟女はタクシーに乗って深夜ご帰宅。


本日のタクシー深夜乗車料金、

12000円也。


マジでほんと若いイケメンに弱すぎてツラいっすわ笑


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