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おやじ かーちゃん

二人の間から生まれたという地点で
オレの人生の幸せは確定していたんだ
ありがとう。

どうしても両親を恨み、憎しみ、憎悪を抱くあなた
それは、それでいいと思う。
そんな自分自身を認め、許してあげて下さい。

子供に恨み、憎しみ、憎悪を抱かせた

お父さん、お母さん

子供は恨み、憎しみ、憎悪を抱いて
生まれない

お父さん、お母さん、まず最初に
あなた自身を認めて許してあげて下さい。
そして子供へも同じように
認めて、許してあげて下さい。

おやじ、かーちゃんに捧げる。


どーも たぬおです☺️

皆さんは、ご両親と上手く付き合えてますか?

実家に居た時、
自分は両親と最悪の関係でした。
(「ヤッてやんよコラっ!!」と常に戦う姿勢で過してました。)

親子、共に成長し
認め、許し合えば
少しは関係が良くなるかもしれないし
血の繋がりがあっても無理なもの無理なので絶対に関係を良くする必要もないと思います。
あなた自身のありかたで全ては決まります


おやじ24歳 かーちゃん21歳の時に自分は生まれました。

おやじは、5人兄弟の4番目に生まれ
家はスゴくビンボーでした。

どのくらいビンボーか

おやじが小学3年生の時
初めてクツを買ってもらったそうで、
自分に何度もこの話しをするので、本当に嬉しくて?!たまらなかったのだと思います。

おやじはそのクツを履いて学校にウキウキ気分で登校しました。
これまで、クツが無かったので
ボール蹴っとばす遊びが、思い切って出来なかったそうです。
そしてやっと念願のボール蹴り遊び。
思いっ切り全力で買ってもらったクツでボールを蹴りました。

その時

無惨にも買ったばかりのクツが破れてしまいました!!


その時の記憶は
クツが破れた時から殆ど残って無かったと
おやじは言ってました。

そして、次の記憶があったのは

おやじのオヤジ(じーちゃん)から
死ぬ程ぶん殴られて
中学入学までクツを買ってもらえなかったことだそうですw

このエピソードは自分が文章にできる程w
何回も聞かされ
おやじは機嫌がいいと、大好きな焼酎を片手に笑いながら楽しそうに話してくれました。

そして、おやじは中学を卒業して
高校には進学せず働き始めます。

おやじ曰く
勉強はできたけど
家がビンボーだから
学校に行けなかったそうですが………

若かりし時のおやじの写真を観ると



こんな感じだったので

なるほど❢
お勉強ができたけど
ビンボーで進学出来なかったことも納得ですwww

おやじはキッチリした人で
髪型の乱れは心の乱れという事で
ずーっと何十年も⬆
の写真と同じ
アイパー
の髪型だったので

ご近所の方々から

ヅラ

ではないか?という
ウワサまで、たたせてもらいましたwww

そんな自分は
おやじから

あいさつは
パンチに始まり
ビンタに終わる

という
ご指導をいただき

ガラス製の灰皿や食卓の皿が
フリスビーのように飛ぶ環境!!

バットは人を殴るための
便利な道具と思ってたほど
バットによる、ご指導を受け

鉄拳教育

という
エリートなら誰しも通る
素晴らしい教育を受け?!

自分は逞しく生きてます!!ww

おやじは、人にご馳走したりするのが大好きです。
趣味が釣りで
釣った魚を刺身や焼き魚、煮魚などにして(調理は かーちゃん)
よく近所の人や自分の友人などに振る舞ったりして、自分の家でメシを食べてました。

たまに外食しても
「マズイ」と言い放ち!!

かーちゃんの料理が最高

と思ってても
直接かーちゃんには言わず
家でメシを残さず黙々と食べる。

そんな態度や振舞いで伝える
面倒くさい人ですwww(シャイな奴)

おやじからの教えは(洗脳)
「人が食うものは
     毒でも食え!」
お陰で自分は

義務教育課程で給食を残さなかった

という
学校教育というカテゴリーの中においては

ハーバード大学卒業!!

以上の偉業を
成し遂げる事ができましたwww

おやじの食に対する拘りは
かなり強いもので
幼少期ビンボー時代のコンプレックスがあり大人になったら
自分にも家族にも周りの人にも
美味しいメシを
たくさん食べたい、食べさせてあげたい
という気持ちがあり

家事の神の異名を持つ
かーちゃんに対しても
メシに対し高い要求を突きつけて!!

メシの事や他の事でもそーなんですが

おやじとかーちゃんはよく
血みどろになりながら
じゃれ合ってましたwww

思いっ切り全力で
昭和ヤンキーの、おやじですが
その本質は

誠実で優し過ぎた男

なのです。

おやじはズルいこと
筋が通らない曲がったことが大嫌いです。

小さい頃
おやじと一緒に人気のあるタコ焼きか、たい焼き忘れましたが買いに行った時

1人のにーちゃんがお会計してて
おばあちゃんと自分達親子が並んでました。

すると
お会計してる
にーちゃんの知り合いの人が
その、にーちゃんに話しかけてきて
「うわー美味かごたー
   おんにもタコ焼き一つくれんね」
と、タコ焼き焼いてる人に言いました。
その瞬間でした!!

おやじが
「おい!!
   ぬしゃ並ばんや!!」

と一言
横入りで注文したにーちゃんの知り合いに一喝!!
バツが悪そうに何も言わず
その人は会計してたにーちゃんと一緒にそそくさと、その場を去っていきました。

おばあちゃんがニコッと
おやじに会釈して

おやじは
ドヤ顔MAXでしたwww

そして
自分自身も
その時のおやじは

スゴくカッコよく
誇らしく思えました。

優し過ぎる故に
目の前でそういう事があると
おやじの血が決して許せないのです!!

無関心でいるという無責任な態度が
血によって取れない男なのです。

あと
人を軽蔑する、見下す
そんな行為にも敏感でした。

腕力、力勝負の親子ゲンカは
自分の全敗でした(*﹏*;)
(クソ元ヤンの腕力バカが、と思ってましたが!)

だからと言って
自分も、おやじの血が流れている男
一方的に負けたまま
大人しくすることなど微塵もなく

「ぬしが単細胞で
    バカだけんが、スグ怒っとぞ
             中卒がー!!」

と明らかに
おやじの学が無い事を侮辱する発言!

反抗的に睨むオレ!!

すると
「ぬしゃ!!なんやその目は
        なんば言いたかとや!!」

と言うおやじ
それと同時に
さらなる鉄拳が飛んでくるw

学歴無く多少なりとも、そこにコンプレックスがあったおやじ。

それを解って
そこを突いて
肉体ではなくメンタルに
ダメージを与えようとするオレ
敬意も感謝もおやじに無かったのに
オレ自身の事は認めろと
むちゃくちゃな事を要求している。

そんなオレに
おやじが激怒するのは当然の事

当時、オレ自身は気づいてませんでした最低最悪なこの愚かさに。

恐らく
おやじは息子の敬意を感じることない態度とそれでも息子への愛の気持ちがあるなど
様々な気持ちや感情が湧き混乱し

怒りや暴力

という形で、その複雑なマグマのようなものを表現したのかもしれません。

こんな感じで
おやじは全力でオレに一人の人間として
無関心にならず責任と愛を持って全力で向き合い、ぶつかってくれた。

そんな、おやじの優しさに気づくのは

オレが上京し一人暮らしを始め

自身の無力さ

住む所がある、食べることができるありがたさ

本当に自分の事を
気にかけ向き合う人は僅かな人だけ

等、身を持って一人暮らしの中で経験した様々な挫折と、どん底

当たり前は当たり前じゃ無い
有り難い

そんな事に強制的に気づかさせれた時でした。

実家を出て数十年
おやじとオレは
共に、敬意を払って認めあっています。
(オレだけが思ってるかもしれませんがw)

おやじは、50年以上
重機や機械などの整備をプロとしてやってきました。
重機は人の暮らしを陰と土台から支えるもの。しかしその便利な大きな力は、たったネジ一本の緩みで人の命や暮らしを奪う事故にも繋がる。そのことの重みを体で知ってるおやじ。

妥協を許さない無責任になれない緊張感が常にある。
そんなおやじにぴったりな天職だったのかもしれません。

様々な所からも表彰され感謝され

本当に心から尊敬できる
スゴい人なんです。

定年退職後も
会社から居るだけでイイからと言われ
存在感だけで金がもらえる、誰もが到達できない存在になってました。

そんなおやじは
全身全霊で仕事に打ち込んできたため
ボロボロでもう身体動かないし、緊張感も続かない、他人にも何より自分自身に妥協を許さない。
それが体現できない、そんな自分自身がイヤという事で
もう仕事を辞めると言ってました。
(会社は居てくれるだけでイイと言ってくれたそうですが)

たまたま自分が実家に帰省した時の朝
おやじが仕事に向かう時

長年、オレが小さい時から見てきた
おやじの正装服

ツナギ

そのツナギ姿が

本当に眩しくてカッコよくて

長年おつかれさまでした
ありがとうございました
そんな意味を込めて

「おやじカッコいいよ
    おやじのツナギ姿は世界一だよ」

と素直に自分の気持ちが伝えられて
本当に良かったと思いました。

これを読んでる皆さんにも
大切な人に素直な気持ちをぶつけ
生きることを味わってくれたらな
なんて思います。

そこから自分は

愛 感謝 尊敬 謙虚

という
自分の人生の信念のようなものに
気付かされました。

本当におやじは
オレにとって
世界一 宇宙一の人です。

最後までお付き合いいただき
ありがとうございます。

お時間あれば、👇のようなデザートもありますw
実の弟が、この記事を読んだ感想です😆

アナタの日常に 潤いを✨