ルドゥーテの庭：広尾防災公園 その1
千葉県は市川市、広尾にある広尾防災公園にやってきましたわ！
ぬぬ！これは本格的なばら園の予感！(ㆁωㆁ)
公園の一画にばらコーナーのある街は信頼できますわー！(≧▽≦)
ちなみに、どセンターのこの子はキバナコスモスですわ(・∀・)
「ピンク フレンチレース」。ピンク色のフレンチレースで、香りもよく、波状弁の姿も美しいです。フレンチレースがあると一気に華やぐので、お庭にひとかたまりほしいところですわね！
五弁の花びらが文字通り風車のよう、「かざぐるま」。耐寒性を持つ強健な品種ですわ。
「和音」。中心部の黄色が辺縁に向かうにしたがい淡くなっていく様子がなんとも控えめ。その名の通り花壇に和音をもたらしてくれるでしょう。それでいて香りは意外に強めなのがポイント高し！
白い花びらにピンクの縁取りが美しい「ほのか」。コンパクトな品種で強健、花持ちも良いと初心者向きですわね( ꈍᴗꈍ)
フランスの庭、という意味の「ジャルダン ドゥ フランス」。しどけない姿になんとなくロココの匂いが感じられますわ(ㆁωㆁ)
「チン-チン」。微香性でオレンジレッドが美しいですわね(≧▽≦)
気になる名前の方ですけれど、フランス語で「乾杯」の意味とのこと。ほんとうに？わたくしフランス語の乾杯は「a ta sante(ア タ ソンテ)」で記憶しておりますけど？
なんと……ほんとうでしたわ……どうやらグラスを打ち合わせるときの擬音が由来のようです。日本人が使う機会はないでしょうけど、聞く機会はありそうですわね……
「ダイナマイト」。強健さといい、伸長力の強さといい、色味といい、名前といい、いかにもアメリカの方が作りそうな品種ですわ！(≧▽≦)
純白の八重、「アイスバーグ」。酸味を感じさせる香りがします(ㆁωㆁ)
淡い紫色の八重はクラシックな雰囲気、「コティヨン」。香りもアンティークな雰囲気をまとう、通好みのばら。
ばらの香りの系統の中では、このようなダマスククラシック系がわたくしの好みですわ！( ꈍᴗꈍ)
「万葉」。名前からして日本産ですわね。アプリコットオレンジの波状弁はどこか牡丹のような風情をかもし、和風の景観にぴったりです(*´ω｀*)
なんとも上品な桜色は日本作出、「桜貝」。とてもきれいな色なのですが、この色味は画像では再現できないようです……
ちなみに桜貝とは、桜色をした二枚貝の総称。花弁の一枚を貝殻に見立てたのでしょうか……風情のある名付けであることです(*´ω｀*)
「イエローシンプリシティ」。微香性、黄色の花弁に薄くピンクのふちどり。ちょーっと元気がないですわね
「うらら」。花持ち、花つきがよく、濃いピンクの色合いが華やかですわ
数で圧倒！香りも少しあるので、いかにもばら！という風情を楽しめますわね(*´ω｀*)
ここからは有名人コーナー！まずは「マリア カラス」、言わずとしれた世界的ソプラノ歌手……ということは知っています。私のこぶしよりおおきな大輪、エレガントな香りです
クリームホワイトの中にわずかにピンクを忍ばせる「チャイコフスキー」。複雑な恋愛遍歴を持つロマン主義の巨匠に似合う色かどうかは、判断が割れるところかと思います。香りはほとんどありません。
「ザ・マッカートニー ローズ」。育ちすぎたキャベツみたいな子が多いですわね……香りは強いというよりも、強烈。好き嫌いが分かれるでしょう。私はちょっと苦手ですわ>.<
「ニコロ パガニーニ」。ザ・ばらといった見事な姿態、真紅の色合い。ニコロ・パガニーニは19世紀イタリアの天才ヴァイオリニストで、その技巧は悪魔に魂を売り渡して手に入れたものとも噂されたとか。
丈高き黃バラ「マルコ ポーロ」。もちろん元ネタは、東方見聞録のあのマルコ・ポーロ。香りはスパイス系に分類。個人的には、なんだかほっとする香りですわ！(*´ω｀*)
「ジュビレ デュ プリンス ドゥ モナコ」。ジュビレ、ジュビリーとは記念祭の意。anniversaryとの違いは、25周年や50周年などの節目の年（ユダヤ教・カトリックなどが由来）を表すこと。この場合はモナコ大公レーニエ3世の在位50周年を記念しています。だからモナコ国旗と同じ、赤と白のばらなんですね
「ステファニー ドゥ モナコ」。モナコ公女、ステファニー様に贈られたばら。お母様のグレース・ケリー大公妃は、ばらとも日本とも関係の深い方。そのお話は、またいつか。
まだまだ続きますわー！(≧▽≦)サポートしていただくと私の取材頻度が上がり、行動範囲が広がります！より多彩で精度の高いクリエイションができるようになります！