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クリスマスに読みたい本【35】

 明日から、冬休み!
今日読んだのは、「ぐりとぐらのおきゃくさま」。

 有名なシリーズの1作ですが、初めて読みました。
「クリスマス本なら、これがおすすめ!」って言われたのですが、タイトルや表紙をぱっと見た感じではクリスマスって感じがなかったので半信半疑だったのですが、めちゃくちゃクリスマスのお話でした。
(よくみると、表紙の木もモミの木ですよね)

 ぐりとぐらは、雪の上についた大きな足跡を発見。
跡をたどっていくと、なんと足跡の持ち主は、ぐりとぐらのお家の中に入っていったようだった……。
 ふたりが家の中を探すと、侵入者の長靴や服、袋などが次々に見つかる。
しかし、侵入者の姿はない。
 けれど、その時家の中に、いいにおいがただよってきて……。

 ネタバレすると、侵入者はサンタさんで、みんなでサンタさんが焼いてくれたケーキを食べるお話です。
 大人なら、すぐピンとくる描かれ方ですが、小さな子どもには「ちょっと考えたら、もしかしたらと思い当たる」といういちばん嬉しい謎解きレベルだったみたいです。
 しかも正体がサンタさんで、おいしそうなケーキつき。
わくわくしますよね。
 これは確かに、クリスマス本としておすすめな絵本だと思いました。

 読了は、さらっと読めば5分くらい。
このケーキの描写がおいしそうすぎる。

------------------*----------------------*------------------------------------*-------【本メモ】(大判のものを読んだので、そのまま書いていますが、
     ふつうサイズの本もあるようです)

タイトル: ぐりとぐらのおきゃくさま

著: 中川, 李枝子 (1935-)||ナカガワ, リエコ
絵: 山脇, 百合子 (1941-) ||ヤマワキ, ユリコ
PUB: 東京 : 福音館書店 , 2003.11
PHYS:27p ; 50cm (先生が読む用っぽいサイズ。普通のも別途あるもよう)
NOTE:「3才~小学校初級むき」と裏表紙にあり
NOTE:厚生大臣賞受賞, 全国学校図書館協議会選定図書
PTBL:こどものとも劇場
ISBN:4834009890

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*タイトル画像は「みんなのフォロギャラリー」からお借りしました。
 ありがとうございます。

*表紙画像の著作権が心配なので、Amazonのリンクを貼っています。

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