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「読まない」と決めていた鬼滅の刃を読んだ結果(11〜16巻)【鬼編】

今回は、11〜16巻です。
・1〜5巻 
・6〜10巻 
・11〜16巻【鬼殺隊編】 
印象に残ったシーン、
こちらは鬼側の登場キャラをまとめました。


・印象に残ったシーンその1

鬼舞辻無惨が
堕姫と妓夫太郎が倒された後に
他の上弦の鬼を招集させた時のこと。

鬼舞辻無惨のセリフ

「私が嫌いなものは“変化“だ。
状況の変化 肉体の変化 感情の変化
汎ゆる変化は殆どの場合“劣化“だ。衰えなのだ
私が好きなものは“不変“」

鬼滅の刃12巻

この発言に鬼の本質を見ました。

人間と違って鬼は鬼殺隊に殺されない限り、
永遠の命です。

煉獄さんが
「老いることも死ぬことも
人間という儚い生き物の美しさ」と
言ってたのを思い出しました。

いつまでも若い時と同じように、
衰えもせず、体力もあり、
外見も若々しいまま…。

鬼舞辻無惨級の鬼ならそれもアリ。
しかし、
年を取り、命の期限がある私たちが真似すると
他人に強制的に変化させられちゃうと
怖くなりました。

「変化したくない」と言う気持ちも
鬼に付け入られそうと感じました。

・印象に残ったシーンその2

上弦の弐童磨の回想シーンより。
教祖様のように崇められた彼。

「可哀想に極楽なんて存在しないんだよ。
人間が妄想して創作したお伽話なんだよ。
死んだら無になるだけ。何も感じなくなるだけ。
心臓が止まり、脳も止まり、
腐って土に還るだけ。

生き物である以上須らくそうなる。
こんな単純なことも
受け入れられないないんだね。
頭が悪いとつらいよね」

鬼滅の刃16巻

「○○を信じたら天国に行ける」とか、
地獄に行くとか、
ファンタジーなの?と感じました。

極楽に行きたいがために
童磨に神頼みをしてる信者と
自分では努力せずに神頼みをしてる人と
何の違いがあるの?と言うのか感想。

・印象に残ったシーンその3

産屋敷が
鬼舞辻無惨に対して最後に残したセリフより。

「永遠というのは人の想いだ
人の思いこそが永遠であり、不滅なんだよ。
(中略)
大切な人の命を理不尽に奪った者を
許さないという想いは永遠だ。
君は誰にも許されていない。
この千年間一度も」

永遠って聞くと不老不死の命をイメージ。

このセリフを見て
「確かに人の想いは本人が死んでも
周りの人間や子孫が受け継ぐことがあるから
ある意味永遠に続くかも」と考えさせられました。

例にあげるなら、
ソフトバンクホークスの王貞治会長です。

ホークスで監督を経て、
現在は会長をされてます。
王の道 で本の感想を書いてます。

王会長の後の監督は3人目です。
現役の選手、OB含めて
今も王会長の精神が
引き継がれてるなぁと感じます。
(特にファンサービス)

作り出した本人が死んでも
次世代の選手に引き継がれいけば、
その想いは永遠。

「不老不死の命を手に入れなくても、
永遠に生きられるのでは?」と
考えさせられました。

以上、ちえでした。
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