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輝かしい栄光の裏側では【王の道】王貞治 飯田絵美著

今回は、王の道です。

現在、福岡ソフトバンクホークスの
球団会長をされています。

2008年で監督を退任されましたが、
それまでの話でした。

その後監督を務めた方や
選手、OB、関係者を見てると
王さんの精神が
引き継がれていると感じます。

キャンプでサインを書き始めたの、
監督時代の王さんだそうです。
コロナの前までは
運が良ければ選手からサインもらえました。
(観客多すぎて、難しくなった…)



・「他者は変えられない」と思うと他者は変わる

ホークスの監督に就任した頃は、
今では考えられない状況でした。
負けるのが当たり前…。

当時の選手たちは
負け犬根性が染み付いてたそうです。

1999年以前からファンである夫から
時々聞かされます。
「俺は、にわかじゃない」感が漂いますが。

負け犬根性を変えることからだけど、
他者を変えるのは簡単なことではありません。

まず「聴く」ことから始めたそうです。

チーム全員で集まってミーティングも、
今では珍しくないですが、
当時はなかったらしいです。

聴くと話すの割合が、
70:30でやっとお互い話したと思い、
50:50では「あいつばかり話してる」と
なるそうです、難しい。

・負けて騒がれることこそ一流の証

昨シーズンは、8年ぶりにCSも出れず、
4位で終わりました。

ここしばらく
日本シリーズに出ては優勝してたので、
勝つのが当たり前になってたなぁと
改めて感じました。
日本シリーズも、少なくとも3回は行きました。

ちなみに、2008年に最下位で、
王さんが退任の挨拶をしたとき、
丁度ドームのバイトの日でした。

いつもなら負けてさっさと帰るの観客も
王さんの話を聞くために
途中で帰る人をほとんど見ませんでした。

負けて話題になることが
一流の証と言う意味を
考えさせられました。

2022年は
また勝ってるところをみたいです。

・誰かを天才と言うこと

最も簡単な「逃げ」だそうです。

難関大学に入っただの、
卒業しただの、
そういう人を見て、
「あの人は元々頭が良かったから」と
言う人をよく見かけます。

言うのは簡単です。
だって自分が努力してない、
しなくていい格好の理由になります。

前回の工藤前監督にいい、
王さんにいい、
すごい実績はあるけど、
裏では並々ならぬ努力を感じさせられます。

そういう言い訳はしたくないなぁと
思いました。 

以上、ちえでした。
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