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感じが良いの秘密【ゴゴスマ石井の得する話し方】

「言葉にできないが、何か感じがいいなぁ」
これが、著者の第一印象です。
その秘密が余すことなく書かれています。


・気づき1.令和の時代は優しさ

昭和はスポ根、平成はイジり、令和は優しさ。
この一言に納得しました。

私は昭和ギリギリ生まれなので、
子ども時代は平成でした。
今考えると、バラエティ番組は
イジってなんぼの世界でした。

中学生の時、人気のアイドルが
司会者から手厳しく
イジられていたのを思い出しました。
今なら、SNSで炎上するレベルです。

今の時代が優しさと考えると、
いい時代になったなぁと思います。

・気づき2.著者から伝わる感じの良さの源

著者が大切にしているのは、
「その場に楽しい空気ができること」です。

ある番組で裏側に密着していました。
スタッフさんへの対応がよかったのが印象に残りました。
視聴者目線でも、雰囲気の良さが伝わってくるくらいです。

「これが感じの良さの源か」と思いました。 

・気づき3.嘆きよりもユーモアを

著者の父親は、お酒の飲み過ぎで肝硬変で亡くなりました。

父親は意識のない状態でした。
「今までありがとう」と著者が泣き崩れたら、
「まだ早い!」と言ってきたそうです。

父親の遺影はビールを持った写真。
「さすがにこれはマズイのでは?」と
著者が母親に聞いたら
「大丈夫。ノンアルコールだから」と返されたそうです。

お父様が病気で亡くなって、
嘆きたくなるはずなのに、
何だかクスッと笑ってしまいました。

著者のご両親はユーモアに溢れていたのか伺えました。
それが著者にも受け継がれているようです。

・Todo1.笑顔と挨拶

「これなら私でもできそう」
率直な感想です。

笑顔で挨拶するのは、その場でもできそうです。

これだけで、感じのいい人と思われるなら
お安い御用と思いました。

驚いたのは意外とできていない人が多かったことです。

著者がスタッフから「石井くんだけや。挨拶してくれるの」と言われて驚いたことを明かしています。

大学時代、後輩を見かけて挨拶しようと思ったら
大抵先を越されてしまいました。
早い者勝ちなのはわかるけど、難しさを感じました。

・Todo2.二往復で判断する

相手が「自分と話したいかどうか」を
二往復の会話で判断するそうです。

リアクションが薄かったら、
会話のし甲斐がないですよね。

視点を変えれば、話したくない相手なら、
リアクション薄く反応すればいいのかと気づきました。

・Todo3.マイナス返しをしない

「でも」「だって」と返すとマイナス返しになります。

文中では、洋服を褒めているのを例になっていました。
著者は「素敵ですね」と褒めているのに、
「だって安物よ」と話の腰を折られていました。

「こういう会話は疲れる」と結論付けてました。

・感想

帰省中の宮崎で見ていました。
「名古屋の放送番組なんて珍しい」と思いました。

しばらくしたら、福岡でも放送が始まりました。
「余程人気の番組なのかな」と。

今はこの時間帯は出かけているので
番組を見ることはありません。

それでも視聴者にまで雰囲気の良さが伝わる番組は
人気番組になると学びました。

1つでも取り入れて真似したら、
間違いなく感じのいい人になれそうです。

以上、ちえでした。
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