無関心でいられても、無関係ではいられない【ぼくらの地球の治し方】藤原ひろのぶ著
最近、この方のSNSをよく見てます。
「○○しなさい」と強制されるわけでもなく、
「あなたはどう思いますか?」と
毎回問いかけられている気分。
彼に共感した周りの人も
何かしらのアクションを取って
現状を変えています。
「アウトプット型の人間を
まさに体現してる」
そう感じました。
※2021.1.22投稿分を再編集。
・気づき1.世界中で起こっている問題と自分は繋がっている
著者は、ギニアで製氷工場を作って
失敗したことがあるようです。
現在は、バングラデシュで食糧支援を行っています。
「海外よりまずは日本国内でしょ」と
批判されることも少なくないとのことです。
「子どもたちが
努力しないと食事にもありつけない状態を
放置している大人にはなりたくない」と
言う信念で活動してます。
私自身は、
海外の子どもたちと日本国内の子どもたち
それぞれ活動しているNPO団体に寄付してます。
未来ある子どもたちに、
幸せに生きてほしいと思うからです。
世界で紛争やテロなど起こってますが、
元をたどれば、
加害者を生み出す状況があるのではないかと
考えてます。
その問題を解決してくれる団体に
支援するのがいいだろうと思いました。
余談ですが、kenkonosusume Storeで
調味料を買ってます。
おいしいです。
・気づき2.二項対立の怖さ
敵? 味方?
白? 黒?
元々は1つの概念だったけど、
2つに分断させることで、
矛盾や対立する関係へ持っていくことです。
分断で思い浮かべたのは、
児童手当が一定の年収を超えたら
廃止されることです。
今後もどんどん削られていくと警戒。
その年収を超えない人たちは
「余裕がある奴らに手当はいらない」と
所得制限のおかしさに気づきません。
一方で廃止が対象になる人たちからは
「お金があるからって、
子育てが楽になるわけではないのに」と嘆く。
どんな経済状況であろうと、
次世代の人間を育てるのは
相当のエネルギーと注ぎ込むのは同じ。
今のところ自分は恩恵はあるものの、
「貧富の差で分断させられている」と実感。
そりゃ日本中の子育て世代が束になって
「ふざけるな!」と言ってきたら、
政府側は怖いです。
だったら、分断させて声を弱めればいいと
思っただろうなぁと穿った見方をしてます。
安易な二項対立に今後も警戒します。
・気づき3.本質を見る癖
本書内では、
神奈川県川崎市で起きた
51才の男性による
通り魔事件を例にあげてました。
「この人に一体何があったの?」
生まれた時から犯罪者である子どもはいません。
なのに、51年経って、
絶望と自暴自棄に陥り、
見知らぬ他人を刺した上に自殺…。
ネット上では「1人で死ねや」と言う
意見が多かったようですが、
犯人を悪者にするだけでは、
このような事件はなくならないのでは?と感想。
こちらの記事の本を
読んだ後って言うのもあって
「この人に一体何があったの?」と
同じ感想を持ちました。
・現在の私
今のご時世、何かと対立してばかり。
マスクにしても、
自粛するかどうかにしても…。
私自身は
「人は人、自分は自分」って考え。
変えることができるのは、自分だけ。
他人の考え方を変えることはできないので、
「あの人のこんな考えが気に入らない」と
言ってる時点で
時間の無駄とすら思うになりました。
以上、ちえでした。
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