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こんな思いをする人間を産み出したくない【あなたの子どもを加害者にしないために 思いやりと共感力を育てる17の法則】中尾英司著

去年の今頃書いた本ですが、
センター試験の日の切りつけ事件を聞いて
この本のことを思い出しました。

今回は、あなたの子どもを加害者にしないために 思いやりと共感力を育てる17の法則です。


酒鬼薔薇事件のことは、
あまりよくわかりませんでした。

むしろ、秋葉原の無差別大量殺傷事件の方が
ピンときました。

報道では、犯人の異常性を取り上げてたけど、
読んだ後は
「犯人なのに…これじゃ被害者」と
思ったくらいです。

今後こんな事件があったら、
見方が変わってしまいそうです。

いくつかキーワードが出てきたけど、
強烈だったのは、「自子主義」
何かと言うと、

「自分の子どもさえよければいい」
「成績さえよければいい」
このような自分勝手で短絡的なことを
あからさまに子どもに押し付ける親の言動。

正直、背筋が凍りつきました。

長男が産まれたとき、
「幸せになってほしい」と思いました。
多くの親なら願うはずです。

でも、
「うちの長男だけ幸せになっても、
他の子どもたちが不幸なら
長男だって幸せになれない」と
悟ってしまいました。

周りの友達が悲しそうな顔してたら?
情緒不安定で周りに当たり散らしたら?

彼だって、
悲しくなると気づいてしまいました。

以上、ちえでした。
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