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自分の行動にYesを贈る


何をしていても、自分への欠乏感が消えない。
他人の功績や持っているものが輝いて見えて、劣等感に苛まれる。
努力が自分の首を絞め、スタミナを切らして動けなくなってしまう。

真面目であったり、何かを頑張ろう、成し遂げようという想いが強い人ほど、こういったものを抱えてしまうのではないでしょうか。(私もそうです。🤝)

今回は、自分を追い立てる癖で心が疲弊してしまう人への考え方を。
少しでもラクに生きられる助けになれば、うれしいです。


自分の行動を「ノーカウント化」する癖

積み上げた過程や経験を実感した瞬間や、結果を得た瞬間は喜ばしいもの。


しかし、真面目に取り組む人であったり、大きな夢への熱量が強い人ほど、すぐにそれを「当然のもの」として風化させてしまったり、「これが出来た。次も同じように、これ以上に成果を残さなければならない」と、自分を追い立ててしまいがちです。

自分の行動や努力を「ノーカウント化」してしまう癖があると、自分の努力や成果を当たり前と見なしてしまい、いつまでも欠乏感に悩まされ自分を認めてあげられなかったり、他人と比較して苦しんでしまいます。


大きな目標や、理想の自分があるのはとても素敵なことですが、それに向かって少しずつ進む自分を褒めてあげる、自分の心の声をよく聴いて労わってあげることをせず、がむしゃらに走り続けるとスタミナ切れを起こしてしまうかもしれません。

そんなとき、どうすればいいでしょうか。


「当たり前の自分」を褒める

自分をノーカウント化する癖がある方は、「自分を認めてあげる、褒めてあげる」という習慣が圧倒的に不足しています。


評価されることや比較という外的要因があって、ようやっと一時的に自分を認められた気持ちになるというケースもあります。


そのため、自分を自分で褒めたり、認めるということに慣れていきましょう。

・仕事や学校に行った
         ⇒今日もちゃんと行って偉い
・お風呂に入った
         ⇒疲れているのにお風呂に入って偉い  
・今日は何も出来なかった
         ⇒今日は満足するまで自分を甘やかせた日
・鏡を見た時
         ⇒今日も可愛い/かっこいい、素敵だよ


初めは「こんな当たり前のことを、馬鹿馬鹿しい」と思うかもしれません。発想の変換をしても、ただの屁理屈だと思うかもしれません。私も最初、自分で自分を褒めたり労わってみても、心の中ではかなーりひねくれたアンサーが返ってきていました。

しかし、素直に受け取れない、ひねくれてしまうということはそれだけ自分にかける優しさが枯渇している証拠です。


初めは素直に受け取れないかもしれませんが、ネガティブになりそうな時、気づいた時に、自分を褒める、認める言葉を自分にかけてあげることを根気よく続けていくと、変換させた思考が定着するようになっていきます。

焦らず、少しづつ。毎日のほんの些細なことから、自分を褒めてあげるという成功体験を作っていきましょう。


自分への優しさが活力を生み出す


あなたは、他人から
「あなたが頑張っているの知ってるよ。いつもありがとう」と、
「何も出来てないね。休まずやれよ」
と言われるの、どちらが嬉しく、エネルギーが湧くと思いますか。


自分に対しても同じです。
自分を認める声かけを自分にかけてあげること。自分自身を労ることを続けていると、心に余裕が生まれ、物事に取り組むエネルギーが湧いてきます。
自分に対して感謝出来るようになると、人に感謝する余裕も生まれます。

まずは、自分に優しくすること。ノーカウント化して自分を追い立てるのではなく、気づいた時から、客観的に広く見て、そのままの自分を、当たり前の自分を認めてあげることが、生き方をラクにするひとつの考え方になるかもしれません。


まとめ

今日の「ノーカウント化から褒める・認める習慣へ」という考え方は、すぐにぱっと切り替えられるものではなく、毎日気づいたときに自分に声をかけてあげることで、少しずつ変化していきます。

どんなに上手くいかないな、何も出来なかったな、人に嫌われちゃったな、間違えて失敗しちゃったな、という日でも、自分を否定したくなっても、あなたは変わらず、あなたのままで本当に素敵だということ。どうか忘れないで、覚えていてください。

本日はここまで🙌
次回は、私が一番実生活で活用している、とても実用的な考え方を紹介します。












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