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〜あたしは強いのよ。

強くて、
強くて、

強いの。

年々ストロングになってくわ。

皆んなそうよね、きっと。

どんな困難も
自分で何とかする 「己力」(おのれりょく)

パンパねぇですわ。

相談はされるけど
するのは苦手よ。

あたしが相談する時は
よっぽどの時だわ。

52年の人生の中で
人に相談したのって
ほんと数回よ。

自慢じゃないわよ。
ぜんぜんよ。

つくづくだなぁと思うもの。

苦手なのよ、頼ることが。
生まれつきかも知れないし、
前世もそうだったかも知れないと思うほどよ。

〜何とかしてあげるのが好き。
何とかされると凄い申し訳なく感じるのは
きっと何かの病いだわ。

苦しくて
苦しくて
息が出来なくなっても

無理くり息吸って
肺をパンパンにしてやるのよ。

一気に吐きだすエネルギーで

立ちはだかる壁をぶち壊してきたのよ。

どんだけ壁を壊したか
わかりゃしねぇわ。

そしてまた強くなる。

ふと、思ったの。

あれ?
ボンがいる。

そうだわ、ボンがいるのよ。

あたし、苦しい胸の内を
そっと打ち明けてみたの。

打ち明けたって
どうにもならないなんて
どっかで思いながらね。

ボンは天を仰いでから、こう言ったわ。
「大丈夫だから、俺がいるから。」

嗚呼、あたしは
このボンの「大丈夫」に
何度も救われてきたんだったわ....

あたしはボンを見くびっていたのかも知れないわね。

そうね、
あたしの在り方だったのよね。

あたしたちはもうすっかり
「家族」だったんだわ。

二人で考えれば良いのよね。

あたしの精一杯と
ボンの精一杯と、

2つ合わされば最強じゃない?

あたしたちは一緒に生きている。
今も、これからもね。

頼もしいわよ、ボン。

ありがとう、ボン。






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