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出雲神話を巡る旅のレポート5~東京駅 駅舎

東京・出雲・京都の出雲神話を巡る旅(2023年5月20日~24日)
【5/20 東京編レポート❺】

旅のレポート№5 東京駅 駅舎

東京駅は美しい

府中から東京駅へやってきました。
21時50分に東京駅から寝台列車で出雲に行く予定になっていて、とりあえずそれまで東京駅界隈を観光することにしました。

東京駅を眺める(2023/5/20撮影)

やはり都会のメインの駅ですから。ついついお上りさん気分になっちゃいます。駅のあちこちがしっかり絵になります。インスタ映えちゃいますね。

改札口をご紹介

東京駅の駅舎は南北に細長くて、出口は大きく2つに分かれています。東京駅の東側にあるのが八重洲口。西側にあるのが丸の内口です。れぞれの改札口は、中央、北、南に分かれています。

この日の朝に、札幌から出て来て待ち合わせしたのが新宿駅西改札でした。
ところが、新宿駅に着いていくら探しても西改札の文字が見つからず、何度も同じところをグルグル回り、ない!ない!と、泣きそうになりました。
LINEで迷子になっていることを伝えるも、自分がどこにいるのかわからなくて。近くの人に聞こうと立ち止まると、目の前のエレベーターに、西改札は下と書かれていました。
こんな感じで東京にある大きな駅の改札口はわかりにくい(涙)と思っていたので。東京駅の出口が、東が八重洲口、西が丸の内、それぞれ真ん中が中央、あとは南と北、というシンプルな構造であることが、とても嬉しく思えました。

↓東京駅構内図↓

丸の内北口ドーム型天井

丸の内北口のドーム(2023/5/20撮影)

丸の内北口改札を出て、天井を見上げてアングリしました。
なんですか、この美しい天井!
帰って来て調べたところ、平成24年(2012年)の改築工事で、大正3年創建当時のドーム型天井が復元されたものとのこと。南口改札は見ていませんが、南にもドームがあったようです。
「ドーム下の八角コーナーには、左を向く八羽の勇猛な鷲が取り付けられています。両翼を広げた約2.1mの大鷲は細部にわたり躍動感にあふれています」と公式サイトにあり、よくよく見ると、確かに白い鳥さんがピタっと張り付いていました。美しいですね。

丸の内北口のドームの鳥や、干支の意匠(2023/5/20撮影)

先ほど工事の様子を紹介するYouTube(公式サイト)を見たのですが、空襲によって焼け落ちたドームを創建当時と同じく復元し、かつ今後も保存していくための工事を、駅の機能を損なわないよう注意しながら行っていたとあり、大変だっただろうなぁと。
明治と大正のデザインを、平成と令和の最新技術で復元したとのこと。
歴史的建造物オタクには、たまらないです(笑)

辰野金吾は東京駅と旧日本銀行小樽支店を設計

東京駅を設計した辰野金吾は、旧日本銀行小樽支店を設計しており、私の故郷小樽の街並みの創建に携わってくださっていたいわば故郷の恩人。

小樽市にある、旧日本銀行小樽支店(辰野金吾 設計)
旧日本銀行小樽支店入口(辰野金吾 設計)
旧日本銀行小樽支店外観(辰野金吾 設計)どこか東京駅に似ている
旧日本銀行小樽支店内装(辰野金吾 設計)こちらも東京駅に似ている

辰野金吾は、明治から大正にかけて活躍した日本の建築家、工学博士です。東京駅、旧日銀小樽支店のほか、日本銀行本店本館(国指定重要文化財)や東京駅丸ノ内本屋(国指定重要文化財)をはじめ、全国各地に数多くの建築作品を残し、日本の近代建築の礎を築いたと言われている人なのです。

それにしてもここはホテルかレストランなのかと思うほど、エレガント。
それを設計した辰野さんのセンスもきっとエレガントだったのでしょうね。
次回は南口を含め、もっとじっくりレポートしたいと思います(*^_^*)

美しい外壁と周囲の風景

創建当時に近づけた化粧レンガの外壁(2023/5/20撮影)
丸の内駅舎の時計(2023/5/20撮影)

南北のドームある直径1.4mの大時計。文字盤には、駅開業当時と同じローマ数字を使用し、リボンのレリーフは職人が銅板からしつらえるなどこだわりが随所に光っている、とのこと。
あちこちにこだわりがあって、見飽きることがないですね。

東京駅丸の内口から見た街並み(2023/5/20撮影)
夜の東京駅(2023/5/20撮影)

ある程度までは外をぶらついていたのですが、22時前に出発することサンライズ出雲に乗る準備をするため、20時過ぎには改札を潜りました。東京駅構内はお店がたくさんあって、中で何時間も過ごせるからいいですね。

東京駅丸の内口(2023/5/20撮影)

東京駅 駅舎の詳細

東京駅 駅舎

住所:東京都千代田区丸の内1丁目
開業:大正3年(1914年)12月20日
総面積:182,000㎡(東京ドーム3.6個分)
一日平均乗車人員:約460,000人
運転本数:(1日)約4,000本
ホーム数:28本(東海道新幹線6本含む)
令和2年2月現在(公式サイトより)

「東京駅 駅舎」遊月的まとめ

・パワスポ お勧め度合い:★4つ【★★★★☆】

日本の中枢と呼べる場所です。
どんな駅も、必ずその列車が向かう方向によって、上りと下りが存在します。その起点となっているのが、この東京駅。
いくつかの例外を除き、すべての列車が、東京駅に向かう方に走る場合、上りとなり、東京駅から出発する方向にある列車を、下りと呼ぶのです。
そのため、東京駅を出発する列車は下り列車のみ、到着する列車は上り列車のみとなるのです。それってとてもレアですよね。
線路のそばに住むのは風水的に問題があるとも言われますが、駅は新しいステージに繋がる運気を持つため、パワースポットと言えるでしょう。
しかも、日本の中心点とされている東京駅は、新たに何かを始める時によいパワーを与えてくれることになるでしょう(*^_^*)


ブログ(遊月の日々これ修行なり~)の記事紹介

ブログでも、もう少し長めにおもしろおかしくレポートしています(リンクで飛びます)


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