らぶぴ

自分の好きなことは何か、あらためて自分にフォーカスするために日々思うことを書き留めてお…

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自分の好きなことは何か、あらためて自分にフォーカスするために日々思うことを書き留めておこうと思い始めました。人生折り返し地点を過ぎ、3歳の孫とウルトラマンごっこをするのが楽しいばぁばです。

最近の記事

不登校児は透明人間

そう、ずっと思っていた。 娘が学校に行かなかった中学校時代のことだ。 娘は中1の2学期の途中から学校に行かなくなってしまった。 子どもは学校に行っていないけど、親の私はPTA役員を引き受けていたので 委員会活動のために学校に通う、 という親子逆転学校生活を送っていた。 お母さんたちが集まれば、学校行事のあれこれの話になる。 「体育祭で○○君が応援団長なんだって」 「このあいだの地区大会でバレー部が優勝したんだって」 「○○ちゃんはテストで1番取ったらしいよ」 うちの不登校

    • 不登校の果てに

      今年25歳になる娘は、中学生のころ不登校児だった。 もともとマイペースで、集団行動が苦手だった彼女は 比較的ゆるい小学校生活から、時間割も制服も きちんとしなくてはいけない中学校生活に合わせるのが大変だったようだ。 おや?と思ったのはある夜、明日の時間割を揃える時のことだった。 何度も何度もカバンの中から教科書を出してはしまい 出してはしまい、かれこれ2時間以上やっているのだ。 「早く寝ないと明日起きられないよ」 と声をかけてもやめられない。 「起きられなくて学校行けなか

      • 先回りはしすぎるな

        3カ月ほど前から介護施設(デイサービス)の厨房で働いている。 ここでの仕事は、通所してくるお年寄りに昼食を出すこと。 お昼ご飯なので、正午に食事作りが終わっていなくてはいけない。 だから時間との戦いで、作業もかなり細かくシステマチックに組み立てられている。 通所されるお年寄り+職員+宅配弁当(見守り用)などなど 合わせるとだいたい70食くらいを3.5時間で作るので いちいち考えている間もない。隙間時間は30秒もないのだ(あくまで体感) そんなところに未経験で入ったものだ

        • 手助けのお作法

          先日、町内会長さんがやってきて、あるご家庭への協力を依頼されました。 そのお宅はお母さんと、19歳、17歳のお嬢さんの3人家族。 でもお母さんがご病気で亡くなって、今いま食べるものにも困っている お家で何か提供できるものがあれば協力してほしい 調理はできる子たちなので、何でも大丈夫だから、とのことでした。 早速、台所を漁り 日持ちする乾麺や、冷凍の鶏肉や塩鮭、 畑で採れたジャガイモや人参などを袋に詰め 若いお嬢さんだから、お菓子や生理用品もいるよね、と ドラッグストアで少

        不登校児は透明人間

          味が半分

          料理は割と得意な方である。 主婦歴20年以上、手際も悪くないし味付けもオーソドックスながら美味しい部類に入ると思う。 でもしかし、ここ最近 「なんか味が薄いなぁ」とか 「なんかしょっぱいなぁ」とか 「あぁ硬かった、柔らかかった」とか 実際に食べてみると何だか美味しくないのである。 本人的にはこれまで通り同じ段取りで作っているのだが 食卓について食べてみるとイマイチだと感じる日が増えてきた。 これは加齢に伴う味覚障害的なものではなかろうか・・・。 と、かなり本気で悩んでいた

          味が半分