バランスシート(B/S)
久しぶりに、会計のアウトプットをしたくなったので、ちょっとしたものを書いてみようかと思います。
さてさて、今回はバランスシートについて書き留めておこうかなと思います。
そもそも、バランスシートとはなんじゃということなのですが、
B/Sとは、財務諸表のひとつなのですが、ざっくりいうと資産と負債と資本の3つで構成されているものです。また、会計年度の期末のストックを表したものとも言えます。
で、ストックとはなにかというと、その日の一時点の企業の写真みたいなイメージで、ある一点の企業の事業状況を表したものだと思っていただいて、よいと思います。
まあ、ストックの話はさておき(実はめちゃめちゃ重要ですが、話すとファイナンスとかの分野に飛び火してしまうので、今回はパス笑)、
バランスシートが何で構成されているかというと、
資産=負債+資本(Asset=Liability+Equity)
で構成されたものなのです。
で、ざっくり、これらの3つの項目について解説すると、負債と資本は資金調達についてを表していて、資産はそれらをどう使っているかについてを表しているものです。
じゃあ、負債と資本はなにがちがうねんってことなんですが、負債は支払い義務があり、資本は支払い義務がないものというのが、大雑把な整理ですが、いいと思います。
具体的な例を挙げると、負債は銀行などからの調達や買掛金(支払債権)があります。
資本はというと、市場からいくら調達したのかみたいな金額などが記載されてます。また資本項目をみると、額面とその差額がわかるように記載されていて、市場からいくらお得に、または損して、現金を調達できたこかがわかります。まあ、そこをみると、株価の影響がどれだけ企業に影響あるかがわかりますかね。いろいろまだ判ることもありますが笑
そして、資産は御察しの通り、現金、棚卸、売上債権、固定資産、無形資産などなどがあります。これは、将来キャッシュフローを表すことを前提として、その価値が記載されてます。
ということで最後にコメントすると、簿記などの勉強をしていると、P/Lベースのアプローチで勉強するため、企業が生み出したフローについてについつい目がいってしまいますが、実はストックを表しているB/Sも、ある一時点の企業価値を知ることができるので、有益な情報を提供してたりもするのです。
そして、USCPAの勉強をしてて思ったのですが、企業買収(M&A)が盛んなアメリカですので、アメリカは、フローより一時点のストックを表したバランスシート中心に会計を考えていることがわかります。
もちろんフローも重要なのですが、M&Aが盛んになり始めている日本社会では、バランスシート的な思考法を身につけることは個人的には、有益ではないかと思っています。
まだ、駆け出し会計士ですが、たまにこんな会計の知識にまつわるものを上げていこうかなと思っています。笑(自分のための宣誓)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?