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［小説］かぐや姫の里帰り #ムーンリバー (600文字) ［NN様企画参加作品］
［小説］かぐや姫の里帰り
時は令和
千年の時を超えて月からの使者の便りが届いた。
かぐや姫が里帰りする
漠然とした便り
「どこに帰還するのか、
どうもてなせば良いのか…」
かぐや姫の実家の子孫たちは大慌てした。
街では、その瞬間を撮ろうというYouTuberたちが、スマホを空に向けて待ち構えている。
4月のピンクムーンの夜、
月から川のように光の道が繋がった。
さながら「ムーンリバー」
あれ？
牛車には乗っていない。
亀だ！
ウミガメに乗った十二単のかぐや姫が優雅に微笑み、地球へと帰ってくる。
ウミガメにのった、かぐや姫はレッドカーペットならぬ月から繋がる「ピンクの川」をこちらに向かってきた。
空を泳ぐウミガメは、空の月の川を高貴に泳いでいるではないか！
その「ムーンリバー」は京へとつながった。
桜舞い散る京の都に降り立った
「かぐや姫」には桜吹雪が歓迎のライスシャワーの如く降り注ぐ。
出迎える紫式部と光源氏たちとの感激の初対面。
その日の収録中の大河ドラマ「光る君へ」の特別編にゲスト出演することも決まった。
源氏物語、かぐや姫、浦島太郎のウミガメの夢の饗宴！
と、ここで目が覚めた私…
光る君への千年の桜を観ながら寝落ちした私は目が覚めた。。。
海亀の海カレッタ
海caretta、さて急いで夕食の支度をするとしよう。
NN様、こんばんは
この度の
#ムーンリバー
企画に参加させて頂きます！
優雅な作品の中、失礼いたします💦
よろしくお願い申し上げます
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