人それぞれのマイウェイ

20歳前後の頃、
吉井和哉先生の39108というアルバムをよく聴いていた。
当時は試聴機があり、見繕った何枚かのアルバムを聴き、心にはまった。

1曲目は人それぞれのマイウェイ
「天気が良いから気分を変えにドライブに行くんだ」
という歌詞からはじまる。

当時精神的な体調をかなり崩していて、1人車に乗り、大量のCDを聴いてドライブしてからリンクした。

「どうでもいいことが大事なことなんだ」
という歌詞がある。
意味はわからなかったが、心に残っていた。

「ガソリンスタンドに寄った、かわいい女の店員がオーライ、オーライと言った、本当に俺はオーライか?」
などあげればキリがない。

当時は音楽番組をクロマニヨンズ目的で観ていたが、一緒に出ていた吉井和哉先生のBELIEVEという歌の方に感動していた。

それもあり、39108というアルバムは特別になった。

自分の感性に合致するものに出会えるのは、ありがたいことで奇跡的な気もする。
探して見つかる訳ではなく、たまたま出会えるのだから。
当時の自分は藁にも縋る思いで聴いていた。
音楽があって良かった。

アルバムの最後の曲BELIEVEのの歌詞は最後はこう締めくくられている。

「どうにもならないと思わずに今を駆け抜けたい」


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