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上海24時間トランジット滞在充実プラン

 数か月もの間、投稿が全くできておらず大変申し訳ありませんでした。そして、初めて私の記事をご覧になってくださる方もいらっしゃると思いますので、軽く自己紹介もさせていただきたいと思います。
 私は日本国内の大学に通う学部生のYoshiと申します。現在まで、約30か国ほどを学校の長期休みを使って旅してきました。学生なのでメインはアルバイトをして旅費を稼いでいるので、豪勢な旅行はできません(※将来はしげ旅さんのようなスタイルの大散財旅行をする予定)が、そのようなスタイルの旅でも十分に満喫できるということを読者の皆さんや海外旅行にハードルを感じている方々にも伝えたいという想いから執筆を始めました。よろしくお願い致します。
 さて、ここからは本編に入りたいと思うのですが、今回の旅は今年の頭に一泊二日で中華人民共和国は上海に24時間トランジットビザ免除措置を使って入国した際の滞在記でございます!!入国の手順も含めて詳細に綴りたいと思いますので是非最後までお楽しみください。

税関及び入国審査諸々

 現在(2024年9月16日時点)、日本国パスポートを所持する人が中国に入国するには基本的にはビザが必要ですが、日本→中国→第三国(香港・マカオ・台湾を含む)という旅程を組む場合に限っては24時間・144時間以内など、トランジットに要する時間に応じて臨時入境措置を採用しているため、ビザを免除しています。このルールについては情報が様々な記事で扱われていて、トランジットビザで入国していると勘違いしている人が多いので強調しておきますが、あくまでトランジットビザが免除されているために入国が可能なわけです。つまり、パスポートと空港で配られる入国書類諸々さえ提出すれば入国できる!というわけです。

検疫で自分だけ別室に呼び出され抜き打ちコロナチェック

上海浦東国際空港の様子

 今回は上海浦東空港を利用したのですが、その数日前まで北欧のある国にいたため、そこで風邪を引いてしまいワンちゃんコロったかもなんて心配していたのですが、運悪く検疫で自分ともう一人の欧米人だ行け別室に呼び出されて鼻にコロナ検査キットをぶち込まれました。検疫では電話番号やパスポートなども入力させられたため、上海にいる間に電話がかかってきたら面倒だななんて思いながら入国審査の列に進みました。
 入国審査のレーンに進むと、かなりの数の日本人がいてかなり手こずっている模様でした(※自分も含む)。まぁ、ここら辺は気合で行けます。


人生初のリニア

上海のリニアモーターカー(マグレブ)

 日本のリニアは果たしていつになったら開通するのでしょうか?あーだこーだ言っている人も多いし、私もその一人ですが、中国のリニアすごいですね。片道40元(800円)とかでしたが、乗る価値はあります。ただ、本数は多いのですが時間によって最高速度を出してくれる時間とそうでない時間があるみたいなので、注意した方がよさそうです。私の宿は南京東路にありましたので、どっちみちメトロに乗り換えが必要みたいです。メトロの方が圧倒的に安いので時間に余裕がある方にはそちらを推奨します。

中国の決済は全て支付金やWe chat payで行ける

こんな感じ

 最近は日本でもよく見る”支付金”の文字ですが、多くの日本人は日本で使うことがない決済方式だと思います。中国に入る事前に支付金のアプリで日本の電話番号を使ってアカウントを開設し、日本のクレカ情報をアプリに紐づけしておけば中国でも余裕で使えます。私の場合は事前に日本のデビットを紐づけしておきましたが、ちゃんと使えています。支払う際はアプリを開き、店頭のQRをscanして金額を入力するパターンが一般的です。便利です!

 さて、浦東空港駅からマグレブに揺られること20分で終点の竜陽路駅に到着です。この駅でメトロに乗り換えてホテルのある南京東路に向かったのですが、中国の地下鉄では毎回荷物検査があり、空港の保安検査同様に厳重なチェックが成されます。そしてついに南京路歩行者天国に到着!地上に出ると、たくさんの露店やハイブランドショップ、飲食店などが並び、多くの人々で賑わっていました。その南京路の中心から3分ほど歩くと、本日と宿泊するホテルが見えてきました。立地は最高です。Trip.comで一泊6000円ほどでしたが、中国のホテル予約で注意するべき点としては、予約するサイトによっては外国人宿泊不可の宿も掲載している場合があり、いざチェックインという場面で宿泊できないということを知らされるという事例が少なくはないようなので、信頼できる中華系のTrip.cpmなどのサイトから予約するのが間違いないと思います。


今回の宿泊したホテル(旅の後半だったので豪華に)

 ホテルに荷物を置いて、長距離フライトで疲れた体を癒していたら、既に辺りは暗くなっていて、そこは今までに見たことがないほどの人の多さで賑わっていました。夜の上海に繰り出します!日本へ帰るフライトが翌日の昼に迫っていたので、観光できるのは実質今夜のみですが、事前に中国人の友人に上海のオススメスポットを教えてもらっていたのでスムーズに行動ができました。

人生最高の夜景 ”外灘”の夜景

外灘の絶景

 香港のビクトリアハーバーも東京の夜景も素晴らしいのですが、個人的には外灘の夜景にかなう夜景は未だにありません。おそらく、川を挟んだ浦東と浦西側の距離がそこまで離れていない(香港島と九龍半島は比較的遠目)ため、高層ビル群の迫力を直接的に感じることが出来るからだと思います。また、ビルへのマッピングにおけるカラーバリエーションも香港よりも多彩でした。この夜景を無料で楽しめるなんて、なんて素晴らしいのでしょう。

ツアーバス
例の美味い店
有名な東方なんちゃら塔

 しばらく、上海を散歩しているとよくある二階建てバスに乗って上海の主要名所を案内してくれるツアーバスを発見しました。時間も遅いし、いちいち地下鉄で周っていてはきりがないと感じたので、30元ほど払ってそのツアーバスに乗ることにしました。約60分で周ってくれるということでしたが、自分以外は全員中国の方でした。途中下車オッケーだったので東方なんちゃら塔の付近で降りると、友人が勧めてくれた上海の焼き小籠包チェーンの店があったので、即座に駆け込みました。

小楊生煎はコスパ最高

 今回行った店の名前は”小楊生煎”という店名で、中国全土に展開している上海発祥のチェーン店のようです。混み合う店内で私は定番の焼き小籠包と薄いとんかつのようなものと米粉麺でできた麺料理をオーダーしました。合計三品も頼んで、日本円で700円ほどだったので、やはり中国の物価はかなり安いのだなと実感しました。もちろん味も素晴しかったです。

賑わいを見せる繁華街

 一通り主要な観光地を上海の高層ビル群を眺めながら周り終えて、再び南京路に戻ってきました。南京路は夜遅くまでハイブランド店やお土産店で賑わっていて、足を止めずにはいられないような場所でした。特に私が中国で驚いたこととして電動バイクの普及率の高さが挙げられます。歩いている自分のすぐ横をほとんど無音で横切るので正直とても怖いです。確かにエコに対する意識は素晴らしいとは思いますが、それに伴って起こり得る事故によるリスクについても考慮する必要があるのではないでしょうか?

 明日のフライトは昼頃で、朝もそこそこ早く起きなければいけないのでファミマによってホテルへ帰ります。

2日目(最終日)

 天気に恵まれた朝を迎えました。ホテルを早々とチェックアウトして、朝食を取りに麦当劳(マクドナルド)に向かいました。中国限定のお粥が食べたかった…が故にやってきました。これもまた美味しかった。味の詳細はご自身で実際に足を運んでご賞味下さい。

お粥と豆乳のセット
店舗の外観

浦東空港へと向かう

 弾丸上海滞在も終盤を迎え、再びマグレブに乗車して浦東空港へと向かいます。マグレブはメトロと比べるとかなり高額であるため、乗車率はそれほど高くないため、乗車する直前までにチケットカウンター又は自動券売機でチケットを購入すれば余裕です。(※乗る電車が来る20分ほど前まではホーム内に入ることが出来ないため注意)

上海浦東空港T1の様子

 浦東空港に到着すると、既に中国東方航空のチェックインカウンターはオープンしていたため、サクッとチェックインを終えて出国し、T1のサテライト側へ移動。T1だけでもかなりの規模であるため、国際線に乗る際は早めに空港に着いておいた方がいいと思います。

中国東方航空のススメ

今回乗ったA330(スカイチーム塗装)

 中国東方航空といえばネット上でもかなり好き勝手言われていいるイメージがありましたし、自分が今回乗った便がたまたま当たりだったのかもしれませんが、今回はA330でローマ→上海、上海→成田のフライトでしたが個人用ディスプレイも付いていたし、機内食もしっかり出て味も悪くなかったですし、サービスの面でも全く問題はなかったという印象です。しかもローマ→東京を55,000円ほどで発券したにもかかわらず、しっかりJMB提携航空会社マイルが加算されたので、コスパえぐいです。時期によってはもっと安い便もあるし、乗り継ぎがそこまで苦ではない方やJALマイラーの方にも中国東方航空利用はお勧めできるのではないかと思います。もちろん、安く旅がしたい自分のような学生旅行者にも積極的に利用していただきたいです。
あと、もう一つ言い忘れていましたが、中国系エアラインは昨今の国際情勢の影響を受けずにロシア上空をなんなく飛行できるのでヨーロッパへの所要時間も他社と比較して短い傾向にあります!

まとめ

南京路歩行者天国

 拙い文章でなんとかまとめさせていただきましたが、お楽しみいただけたでしょうか?今後はさらに積極的に執筆し、投稿ペースもどんどん上げていただきたいので、引き続きご愛読していただけると幸いです。これからも自分自身の旅を通じて得た知見を発信・共有していきたいと思います!
ご清覧ありがとうございました。


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