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実録〜拝啓 新大学生の君へ〜part3<終>

【今、こんなことを考えていませんか?】
・春から大学生デビューした。
・折角の大学生活、どうせなら充実させたい。
・大学生のリアルを知りたい。
→このような方は特に、今回の記事をお楽しみいただけるかもしれません。


はじめに

皆様こんにちは。ご無沙汰していましたマルメロです。

5月下旬ということで、大学生活に慣れてきた頃ではないでしょうか。
今回は新大学生向けに私が自身の失敗談から考える教訓を書く「実録〜拝啓 新大学生の君へ〜」シリーズの続編です。
あくまで個人の意見ですので、世の中にはこんなことを思う現役大学生もいるんだな、くらいの感覚で見てくださると幸いです。

今回は最終第3弾、社会生活(主にキャリア関係)についてです。
参考までに第1弾、2弾のリンクも載せておきますので、よければ覗いていってください。

実録〜拝啓 新大学生の君へ〜part1|マルメロ (note.com)
実録〜拝啓 新大学生の君へ〜part2|マルメロ (note.com)

社会生活編

学内バイトは始めやすいが、要検討

 私は高校までアルバイトを禁止されており、大学に入ってからアルバイトを始めました。世に言う「ブラックバイト」が怖くて、最初は大学生協の求人に応募しました。現在大学3年にしてそこを辞めて飲食と販売を掛け持ちしている状態ですが、今と比較して大学購買で働いていた頃のメリット・デメリットを紹介します。

【学内バイトのメリット】


 ・学内であるためか、待遇が良い
  時給は最初少々低め(900円くらい?)でしたが、制服(エプロン)に着替える前にタイムカードを切って良い勤務先でした。他では着替えに時間がかかるのに出勤時間と見做され大変な所が大半と聞き、ホワイトだったんだなと思います…
  あとは賄いも毎回ついていました。仕出し弁当でよくある大きさの容器(15×20センチくらい)の半分にご飯、半分におかず、といった感じです。時々ふりかけもついてました。(味変できるのが助かる)
 加えて期限切れの廃棄予定食品がある日には、好きな物を持って帰っていいとも言われました。冷凍保存で1週間ぐらいもちました。食費を浮かせたい人にはいいかも…
 ただ1つ私にはわからない待遇が交通費。大学から徒歩圏内に住んでいるため、もし公共交通機関を使って通学している皆さんの場合個別に相談が必要でしょう。

 ・人間関係が比較的平穏
  他のアルバイト先の友人からよく聞くのが、悪質なクレーマーや職場の人間関係がしんどいという声。ただ購買においてその問題はあまり心配ありませんでした。
  というのも、職場の上司にあたる人は普段から顔を合わせる職員、顧客にあたる人は同じ学校の学生や先生方などが大半だからです。一部例外もありますが、それは受験期に生協が開催するイベントの受付等に接する受験生やその保護者さんなど限られています。私は1回だけイベントの受付中に、何を言っても埒が明かないクレーマータイプの方の対応をしました。その時も職員の方に引き継ぐことができ、私が直接理不尽なクレームを浴びせられることはありませんでした。
  また、生協は初めてアルバイトをする学生も多いため、勤務開始前の研修や困った時の対応が手厚いです。職員も前から勤務している先輩も一から丁寧に教えてくれ、「なんでそんなこともできないの」的な叱責が少ないです。(私は1度だけ実害レベルでやらかしましたが、口頭注意だけで済みました…)
 
*まずはコミュニケーションを取る範囲が限られたアルバイト先で、一から教えてもらいながら働く経験をしたい。
*時給はさておき、賄い付きのアルバイトがいい。
*勤務先(学校)と家が近い。
このような方にとってメリットが大きいでしょう。

【学内バイトのデメリット】


 ・「勤務経験」としてカウントしてもらえないことがある
  生協バイトで2年働きそろそろ別の仕事をしてみようということで、数か所インターンやアルバイトに応募していた時期がありました。そこで問題になったのが、「勤務経験」という条件。面接で職歴を聞かれて「生協の購買」と答えると渋い顔をされてしまいました。恐らく原因は、良くも悪くも勤務中関わる人間層が狭いこと、そして勤務現場が基本的に大学内に限られること。
  もしアルバイトを大学生活で頑張ることの1つに据えるなら、同時に「未経験者歓迎」といった条件のついた他のアルバイト先も掛け持ちするとある程度社会経験を補強できると思います。

 ・シフトを移動しにくい
  私の所では、週一回曜日固定の勤務でした。変更できるのは半期に1回、則ち履修登録のタイミングのみです。一時的に他の曜日に勤務する人と交代できたとしても、基本的には同じ曜日の同じ時間帯にシフトに入り続けなければなりません。予定が週によって変動しがちな人にとってはやりづらい環境かもしれません。

 ・やめにくい
  これは先に述べた研修制度、固定シフトと関係します。
  仮に1か月前に辞める意思表示をしていたとしても、すぐに代わりの人が見つからない限り働き続ける必要があるケースも。制度上他の人の出勤頻度を増やせない上、新人教育も自分たちがしなければならないからです。実質退職希望を伝えてから1か月半くらい、引継ぎも込みで余分に勤務することを想定しておいた方が良いでしょう。
  逆に言うと急に解雇されにくいということでもあるため、卒業まで留学などの予定がなくずっと働きたいという方には便利かもしれません。
  

インターンは1年からでもやっていい

 私が大学1年の時、インターンは3年からというイメージが強かったです。
しかし、早いうちに経験しておいて悪いことはありません。なぜならいざ就活時期になってインターンに応募しようとしたとき、「インターンの参加経験がある」なんて条件が提示されることがあるためです。

 インターンの条件稼ぎを除いても、インターンから得られることは多いです。オンラインツールの使い方を学んだり、所謂「社会人基礎力」を磨いたりできます。学生とはいえ一般社員と同じ扱いをされるため、「報告・連絡・相談」「締め切り厳守」などの凡事徹底が大事になってきますからね。
 大学から専攻に関連した分野や企業からのインターン募集案件が出ることがあるため、そこから自分の関心に合うものを見つけて応募してみるのも手でしょう。私も大学1年の時に某映像翻訳会社のインターンに約半年間参加し、修了書を頂きました。映画にも翻訳にも興味があったので、実際それらを扱う会社はどんなことをしているのか、実際の業務を通じて学ぶことができ有意義な時間だったと思います。

 就活に有利そうだからという理由だけでインターンに参加すると正直辛いかもしれません。一般的に低学年は上級生より授業が多く、インターンに割ける時間が少なくなります。サークルに入っている人だと特にそうでしょう。そのため学業との両立に多大な労力を費やし、途中でリタイアせざるを得なくなるリスクがあります。
実際私もインターンの途中で仕事がしんどくなってしまったのですが、修了まで頑張れたのは「映画が好きだから」「翻訳を最後までやり遂げたい」という気持ちがあったからです。

内容と、タイムマネジメント・タスク管理のしやすさをしっかり考えて選べば、1年生からインターンを始めても早すぎはしません。
一度インターン募集掲示板を見てみてはいかがでしょうか。

とりあえず登録しよう、ナビサイト

 就活するには早い1,2年生でも、とりあえずナビサイトに登録することを私は勧めます。主に次のようなことがプラスになるからです。

・自己分析ツールが使える
 →自己分析は早くから始めて損はありません。寧ろ時間を空けて更新していくと新たな発見があります。
・SPI対策ができる
 →玉手箱はわかりませんが、SPIの対策問題はナビサイトでも解くことができます。高校までの学習内容が問われるので、早めに復習しておくといい、と先輩からも言われます…😇(数学が苦手な私氏、空間認知で絶賛苦戦中)
・使い方の練習ができる
 →気になった企業をリストに登録したり、メッセージ箱を管理したり等早いうちから機能を知っておくことで、いざ就活本番で本格的にサイトを使うとなった時、使い慣れた状態で臨めます。

おわりに

 以上、やっとシリーズが完結しました。(遅すぎる)
 まだまだ私の大学生活は続くので、無事大学を卒業できたらまたまとめてみようと思います。
 ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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