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実録〜拝啓 新大学生の君へ〜part1

【今、こんなことを考えていませんか?】
・春から大学生デビューする。
・折角の大学生活、どうせなら充実させたい。
・大学生のリアルを知りたい。
→このような方は特に、今回の記事をお楽しみいただけるかもしれません。

はじめに:卒業おめでとう

皆様こんばんは。マルメロです。(執筆時日付を跨ぐ深夜)
近頃母校の後輩たちのInstagramのストーリーやTwitterで卒業式の話題が見られます。ご卒業された皆様、本当におめでとうございます。

読者の皆様の中にも春から晴れて大学デビュー、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「折角の大学生活、どうせなら充実したものにしたい!」

「大学デビューを失敗したくない!」

そんな方向けに今日から3回に分けて、私が自身の失敗談から考える教訓をお話しようと思います。傍から見ると一見当たり前のことに思えるかもしれませんが、その「当たり前なこと」で失敗するケースが私も含めた周囲の同級生で見かけられます。
あくまで個人の意見ですので、世の中にはこんなことを思う現役大学生もいるんだな、くらいの感覚で見てくださると幸いです。

今回は第1回、大学生のメインである勉強についてです。

勉強編

必修科目は1,2年生が勝負

*前提の話:必修科目とは何ぞや

【結論:全員が絶対に受けないといけない授業・授業カテゴリー

4月の入学式か、場合によっては入学資料と一緒に「履修の手引き」あるいはそれに準ずるものが配られます。
説明下手ながら簡単に纏めると、

卒業するために
①どのようなカテゴリーの授業を
②いくつ受けて合格点を貰わないといけないか
また、
③カテゴリーごとにどのような授業があるか

が書かれている資料です。これと大学から公開される「シラバス」(授業内容や成績をどうやってつけるかなどが書かれている資料)を参考に自分で時間割を作ることになります。
イメージは大雑把にこんな感じです↓

個々が卒業までに受ける授業数全体(0番:プレート)に
予め学部・学科の全員が必ず受けないといけない授業が入っている。
(1番:ご飯とかパンとか)

残りの部分(プレートの空きスペース)に、
各カテゴリーから好きな授業(3番:種類ごとに分けられた料理の数々)
を選んで詰める(2番:料理をプレートに盛り付ける)

授業を選ぶ対象のカテゴリーの中で、
・大学生全般で求められる一般教養
・学科のその後の勉強に必要な基礎知識
等を扱ったものが存在します。これらは全員必ず一定数以上授業を受けて合格点を貰わないといけません。
これが「必修科目」とか「必修単位」とか呼ばれるものです。

なお、1時間目から5時間目まで全て授業があるわけでなく、時間割の作り方によっては全く授業がない日(「全休」)や授業がない時間帯(「空きコマ」)ができることもあります。この全休や空きコマの配置が今後の大学生活に大きく影響します。

*何故1,2年生で頑張らないといけない?

 私はこの「必修科目」のうち、学年ごとで受けられる授業数に制限がなく、内容理解に支障がないものについてはこの2年間で大体全て必要数受け切りました。というのも、3年生に上がると次の3つが大きく時間と体力を奪いに来るからです。

①ゼミ。4年生で出す卒業論文のため研究に労力を割かないといけない。

②更に難しくなる授業。予習もテスト対策もハードになる。

③就活。インターンなどを始めると一定時間仕事場に拘束される。

この3つを抱えながら3、4年生で大量の必修科目を受けなければならず毎日朝から晩まで授業…なんてことになったらしんどい以外の何物でもありません。
実際2年終わりの段階で大方必修科目を受け終わっていて、私は安心しています。あとは1,2年生では難しい授業を受け、就活と論文の準備に集中すれば良くなりますから。

出席点・平常点を甘く見るな

 さて、先程授業を一定数受けて合格点を貰わないといけない、と書きましたが、その合格点を取るポイントが大きく分けて3つ。
①テストやレポート
②出席や宿題、授業態度など
③中間テスト(ない場合もある)

大体①が成績の6~7割程度を占めますが、万が一テストで失敗しても合格点を貰うチャンスはあります。それが②です。
②の配分が多い授業を選ぶとなんと、授業にきちんと出席して決められた課題を出しさえすれば合格点が貰えます。逆に普段の授業を蔑ろにし課題も出さないとなると、いくらテストやレポートでいい点を取っても授業全体だと不合格、といったことにもなりかねません。
年度初めに公開される「シラバス(授業のステータスデータ)」をしっかり確認し、日頃の授業はできるだけ毎回出席・課題は提出を心がけましょう。

過去問は有用だけど過信するな

テストやレポートで点を稼ぐかも、授業で合格点を貰うために重要なポイントです。そこで役に立つのが先輩からの過去問情報。
その授業を受け持つ先生が毎回どのような問題を出す傾向にあるか掴むことができ、より効率的に対策ができます。

しかし過去問情報を貰う場合は
・どれくらい前の問題なのか
・そのテスト(課題)が出されて以降シラバス変更がないか
を確認するのが吉です。シラバスや大学のカリキュラム変更によって、授業や課題、テストの形式が変わる可能性があるからです。

分かりやすい事例で言うと、私が大学入学した2021年度も続いていたコロナウイルスのパンデミック。オンライン授業しか行われず、試験もオンラインかレポ―トの提出に変わっていました。
オンライン試験では対面試験と違って仮に辞書や授業プリントなどの持ち込みを禁止しても、スキャンしたデータをパソコンで見たりインターネットで調べたりといったカンニングをやろうと思えばできます。(高校までのテストとは違い、授業によってはテスト会場へ辞書やプリント、ノートなどを持ってきていい場合がありますがそのケースは除外します)
そのため問題を解くのに「人と相談」以外の手段は使ってよいが、問題自体を大きくそれまでの傾向と変えたり難しくしたりする、という現象が起こりました。こうなると数年前の過去問でどんなに一生懸命勉強しても意味がありません。

2023年時点では私の大学を含め多くの大学が原則対面授業に移行しているため今すぐに方針が180度変わることはないかもしれません。
ですがそれ以外の要因で試験やレポートの形式、問題が変わり得ることを頭に入れつつ過去問で大まかな傾向を知るというように、過去問を100%当てにする対策は避けるべきでしょう。

次回予告

 ここまで読んでくださりありがとうございました。
他のサイトでも見かけるような月並みのアドバイスだったかもしれませんが、私の体験も含めて少しでも参考になれば嬉しいです。
他に大学生活、大学の勉強について何か気になる話題があれば、コメント等でぜひ教えてください。要望があればまた書きたいと思います。

 次回は大学生の人間関係について、私が実体験から学んだ教訓をシェアします。興味がある方はぜひ私のプロフィールから覗きに来てください。

 では、おやすみなさい。
 お相手はマルメロでした。


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